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第24回 10月28日 放送後記

 このラジオが始まってから、一週間が本当に早いです。あっという間に10月の最後の放送になりました。さて、少し前に、フォーリーブスや田原俊彦さんといった諸先輩の楽曲を歌ったカバー曲をご紹介した回があり(※第16回 9月2日放送)、その際にもデビュー前に後輩が先輩の曲を歌っている事をお伝えしてましたが、今回は後輩たちが歌い継ぐ名曲達をお届けしていくことにいたしました。テーマは「歌い継がれる名曲たち」。

オープニング 『ヴギウギ・キャット!』※
(1986年12月21日 「WONDERLAND」 A-1)
放送の時には、武道館の歴史で初めて元日に開催されたニューイヤーコンサートについて触れましたが、この曲は男闘呼組をはじめ、TOKIO、V6、Kinkikidsなど後輩たちがコンサートやテレビ番組でも披露していました。コール&レスポンスによってステージに一体感が生まれ、盛り上がる一曲なのでカバーもしやすいのかな。かつては歌えない後輩はいなかったんじゃないか?と思うくらい、多くのステージで歌われてきました。もちろん少年隊のコンサートでも盛り上がる一曲で3人も煽ってきますし、会場の熱気がグングンあがる曲でした。

M-1 『Baby Baby Baby』
(1989年9月21日発売 「PLAYZONE ’89 Again」 A-4)
 この曲は、デビュー前のSMAPの皆さんがよくテレビ番組でも歌っていたので、SMAPの曲だと思って聞いていた方も多かったかもしれません。少年隊ファンにもとても人気のある曲だけに、当時は「少年隊の曲なのに...」なんて思って、SMAPファンの友人に「この曲は少年隊の曲だから!」と力説したこともありました。同じような経験をされた方も多いかもしれませんね。
第二回の放送では新たに歌い直された「少年隊 35th Anniversary BEST」限定盤に収められた2020年バージョンをお送りしましたが、今回放送のオリジナルバージョンも、「少年隊 35th Anniversary BEST」には未収録、また収録されているアルバムはすでに廃盤となっているため人気曲ではありますが、手に入れる事が難しい曲。いつかオリジナルバージョンをご紹介したいと思っていたので今回お届けできて良かったです。

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M-2 『星屑のスパンコール2020(NewVocal)』
(2020年12月12日発売「少年隊 35th Anniversary BEST」限定盤Disc 5 -EXTRA- M-7/オリジナルバージョンは1986年9月1日発売「翔SHONENTAI」に収録)
 この曲もまた、大変多くの後輩の皆さんが歌っていて、この曲が誕生した頃まだ生まれていない世代の後輩も歌っている名曲です。時代が変わっても名曲は色あせないことがよくわかりますし、今回お送りした2020年バージョンを聴くと、オリジナルが発売された35年前からの思い出も蘇ってきます。少年隊の皆さんもファンも長年この曲を愛し、思い入れもある一曲で、PLAYZONEのFinalでも歌われました。
 この曲を聴くと「コンサートが終わってしまう」と少し切ない気持ちになるという方も多く、この曲をご紹介するときは番組の最終回を予想していた方も多かったかもしれません。今回、この曲を選曲したのは、もちろん多くの後輩が歌っていたという理由もありましたが、以前お伝えした「fin.」という楽曲同様、この曲もさよならや寂しさの象徴にはしたくないなと思っていたから。奇しくもこの日は錦織さんの新曲の発売日前日だったので、「やっぱりまた逢えたね!」って思える希望の歌になったら嬉しいなと選びました。この曲は約束はできないけど、また会えるよねという希望を持っている曲だと思っているので、今回錦織さんの新曲発売前にお届けする事にしました。
 テレビを中心に活躍する東山さん、ディナーショーで再び歌声を聞かせてくださっている植草さん、そして今回新曲を出された錦織さんと、今は私たち少年隊ファンのいつかステージで3人が並んで歌う姿を見たいという思いとは違いますが、「いつかまた・・・」と思える出来事が増えてきている今なら、この名曲も寂しさや切なさを纏ったイメージも薄れるかなと思いました。そんな思いが少しでも皆さんに伝わっていたら嬉しいです。

M-3 『PGF』※
(1997年7月10日発売 「PLAYZONE ’96 RHYTHM」M-13/オリジナルバージョンは1995年12月1日発売シングル「Oh!!」のカップリングとして収録)
 最後の曲は、第一回の放送でもお届けした「PGF」。PLAYZONEで収録されたバージョンをお送りしました。多くの後輩が歌っているので、この曲も若い世代のグループを応援している方々にもなじみ深い一曲です。このバージョンは会場で歌われた音声という事もありライブ感もあり、盛り上がって聞いていただけていたら嬉しいです。
 通常であれば、最後の一曲はイントロから途中までしかかけられないのですが、今回は少し編集をして出演していた「V6」をエンディングで東山さんが紹介するところをお届けしました。PLAYZONEにも多く出演された素敵な後輩たちの新たな出発も影ながら応援していきたいと思います。

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「歌い継がれる名曲たち」としてお届けした4曲はいかがだったでしょうか?まだまだ歌い継がれている名曲はたくさんありますが、これからもたくさんの後輩にも歌い継がれていくんでしょうね。そしてまた、そんな名曲達を3人が歌ってくれる日が来ることを願って一緒に応援していきましょう。
今週もお聴き頂きありがとうございました。(もも)

『ヴギウギ・キャット!』『PGF』(オリジナルバージョン)が収録されている「少年隊 35th Anniversary BEST」、今回放送した『PGF』が収録されている「PLAYZONE ’96 RHYTHM」は全国のCDショップ・オンラインショップで発売中です。