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第5回放送の『プリマヴェラ~灼熱の女神~』によせて。

第5回放送のPLAYZONE特集にて、リクエスト曲『プリマヴェラ〜灼熱の女神〜』を放送するにあたり、作詞を担当された
NONA REEVESの西寺郷太さんに、最初お話が来た時のお気持ちなど、
この曲にまつわるエピソードをうかがいました。

西寺郷太さん
『尊敬する筒美京平さんにプロデュースを依頼し、ご自宅でマンツーマンで一緒に曲を作ったり、スタジオでアドバイスを頂いたりしていたのが2000年前後のこと。
憧れのプリンス、マドンナ、ドナルド・フェイゲン、そしてもちろん少年隊と同じワーナーからデビューした自分たちノーナ・リーヴスでしたが、
26、7歳だった僕はプロの作詞・作曲家として更なる脱皮をしなければならない時期に突入していました。

奇跡のようなタイミングで錦織一清さんとラジオ番組のスタジオで出会い、ゲストに呼んでいただき、筒美京平さんがいかに凄いか、少年隊の楽曲がいかに素晴らしいかで盛り上がりました。
それだけでも興奮する僕に、錦織さんが「郷太、おまえは若いバンドマンなのに筒美先生や俺たちのことを理解してくれている。だから、今年の『プレゾン』のテーマ曲を作ってほしい」と依頼されました。

結果的に現在まで唯一、少年隊に作詞家として僕が提供させてもらったことになる想い出の楽曲。
後のジュニア、デビュー組にも歌い継がれ、愛された忘れられない曲です。青山劇場で御三方が歌い踊る姿を体感し、楽屋でご挨拶できた感激は今も忘れられません。』

せっかくのお話を放送時間の都合でカットするのはもったいないので、noteにて全文ご紹介することにしました。
西寺郷太さん、お忙しい中ありがとうございました。