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第28回 11月25日 放送後記

少しずつ寒いなと感じる事が多くなってきました。先週の放送は少ししっとりした構成でしたので、今週は少しノリの良い曲で心を温めてもらいたいなと思い構成をしました。テーマは「心弾むビート」。

オープニング 『@リンゴ』※
(2000年2月2日発売 シングル「ロマンチックタイム」 M-4)

植草克秀さんご自身が作詞を手掛けた一曲で、歌詞はパソコン用語を用いて恋愛模様を描いています。歌唱力はもちろんですが、言葉の選び方のセンスにも脱帽です。この曲が発売された頃は、インターネットはパソコンに電話回線をつなぎダイヤルアップで行っていたんですよね。イントロにプッシュ音、それに続くモデム接続する音が入っています。オープニングの曲はいつもタイトルコールが入りますが、この最初のインターネットに接続する様子の効果音の後にタイトルコールが入る構成だったので、「放送事故?」と思われないか少し不安でしたが、無事そのまま皆様に聴いていただけて良かったです。
 個人的にはこの音は懐かしいのですが、もしかしたら藤川アナウンサーはこの接続音はご存じない世代かも?収録中、そんなことを考えながらこの曲を聴いていました。

M-1 『しょうじょうじのタヌキばやし』
(1987年9月25日発売 「Magical 童謡 Tour」 B-3)

このアルバムからの曲は何曲かリクエストを頂戴していたのですが、なかなかテーマに合致する機会がなくて(正直、いつもどこで入れたらいいかな?と迷って見送ることが多かったです)今まで通常放送回ではお送りしたことがなかったのですが、今回は秋の夜長にピッタリという事とテーマにも合致しそうだなという事で選んだ一曲です。子供の頃誰もが一度は耳にしたことがある童謡も、ロック調にアレンジされると全然違った感じに聞こえてきて、ついついコール&レスポンスをしたくなる楽曲です。制作スタッフの方々も「面白いですね!」と言ってくださいました。現場受けも抜群でした。なおこのアルバムはラジオ大阪さんのレコード室にありますので、別の番組でもぜひリクエストしてみたいです。
 余談ですが、朝ドラを毎日見ていると先日Twitterでつぶやかれていた藤川アナウンサーから教えてもらったことが一つ。私は詳しく知らなかったのですが、昭和20年に開始されたラジオ講座「英語会話」という番組のテーマソングがこの曲の英語バージョンだったそうで、この収録の前日にセットリストを見て「朝ドラ」にかけているのかなと思ったそうです。そのことを教えてもらって早速NHKのサイトで確認。なんとまぁタイムリーな選曲だったようです。


M-2 『Christmasまで帰らない』
(1990年12月23日発売「Heart to Heart 5years 少年隊 ・・そして1991」 M-2)

 植草さんのソロ曲が2曲続いた後は、ちょうどクリスマスまであと一か月という事で選んだ一曲。ビートの効いたちょっとクリスマスっぽくないクリスマスソング。この時期にピッタリと思い選びました。このアルバムもまた名曲がずらっと並んでいるので、冬の間にお送りしたいなと思っています。

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M-3 『FUN DANCE』※
(2000年8月2日発売 「PLAYZONE 2000 “THEME PARK”」 M-3)

ロック調の曲が3曲続いたので、少し毛色を変えてビックバンドのジャズテイストでビートの効いたナンバーを。冒頭の錦織さんの歌声にメロメロ!というリスナーさんのお言葉通り、艶っぽい歌い方をされています。そしてサビでは3人の息の合ったハーモニーも聴ける一曲でお好きな方も多いかと思います。今回はエンディングに持ってきたので最後までお届けする事が出来ませんでしたが、このアルバムは現在も購入可能な作品ですので、気になった方はぜひ。この曲を紹介する藤川アナウンサーも、少しDJっぽく曲紹介をしてくれて、さらにノリが伝わったんじゃないかと思います。

来週からいよいよ12月という事で、現在は特番の準備も並行して行っています。11月30日までリクエストを受け付けていますので、まだの方はぜひリクエストをしてくださったら嬉しいです。今週もお聴き頂きありがとうございました(もも)

※『@リンゴ』収録の「ロマンチックタイム」、 『FUN DANCE』収録の「PLAYZONE 2000 “THEME PARK”」は全国のCDショップ・オンラインショップで発売中です。