第11回 7月29日 放送後記
今回変則的な収録スケジュールだったため、この収録があったのは7月の始めの事。収録した頃はオリンピックでここまで日本がメダルを取るとは思ってなかったですが、熱戦が繰り広げられていて大盛り上がり。
正直ラジオなんて聞いてられない！なんて思われてるかもしれないと不安になりながら放送を聞きました。
少年隊カレンダーでいうと、7月の下旬は、少年隊PLAYZONEが東京青山劇場で千秋楽を迎え、少し期間を開けて8月の大阪での公演に向けて準備する頃。
というわけで今回の放送は「PLAYZONE」を、とりわけミュージカルらしい曲をセレクトしていきました。
テーマは「It'sSHOWTIME！」今宵も夢の世界へ。
オープニング『Be a man』※
（1999年7月7日発売「PLAYZONE 1999 Goodbye ＆ Hello」M-5）
華やかなジャズテイストのサウンドにのせた錦織さんと東山さんのツインボーカル作品。劇中の息のあったダンスはもちろんなのですが、ラジオでダンスのすばらしさを伝えるのは難しいですね。ですが、歌でも息のあった感じが伝わったのではないかと思います。
M-1 『かがやきの日々』
(2020年12月12日発売｢少年隊 35th AnniversaryBest 限定盤Disc3-PLAYZONE-」M-6)
放送内でも少し触れましたが、この曲が使われた「SHOCK」はKinki Kidsの堂本光一さんが現在も公演記録を伸ばし続けている『Endless SHOCK』（＊現公演名）の原型ともなった作品。少年隊をはじめ多くの後輩たちに根付いている「Show Must Go On」の 理念が組み込まれた作品でした。
後輩も歌っている曲という事で、聞いたことがあるというリスナーさんもいらっしゃったのかもしれませんね。
当時、サントラ盤が発売されず、長い間ビデオを見ることでしかこの曲を聴くことが出来なかったのですが、初の音源化となりました。
完全受注生産だった「少年隊 35th AnniversaryBest 限定盤」は、歌い直した楽曲や未発表だった曲はもちろん、個人的には過去に披露されたまま長らく音源化されなかったものが収録されたことがうれしかったです。
そしてこの番組のおかげで多くの方に聞いてもらうことができるのはとても幸せな事だなと思います。
M-2 『See You Again…！ 』
（1990年6月30日発売「PLAYZONE ’90 SHOW劇 MASK」M-2）
たくさんの方からリクエストを頂いた一曲。リクエストと一緒に寄せられたコメントにもあったとおり「来年もまたここで！」というフレーズは、また来年もあるんだ！と期待が持てた曲です。
少年隊の曲は後輩がカバーすることも多いのですが、こちらの曲も例外ではありませんでした。
少年隊の後輩である忍者のデビュー曲「お祭り忍者」のカップリングとして、少年隊も歌とメッセージでお祝いをしているバージョンが収録されています。（これはこれでレアです。）
錦織さんが「第一作目の時は『PLAYZONE』はこの作品で終わるんじゃないかと思っていた」とかつて仰っていましたが、この曲が発表されていたころにはすっかり夏の風物詩になっていましたね。多くの仲間が夏休みにPLAYZONEを楽しみにしていたんだろうなと思います。
「来年もまたここで・・・」いい響きですね。
M-3 『ダイヤモンドアイズ』※
（1986年7月7日発売シングル）
なぜ、「It'sSHOWTIME！」というテーマにシングル曲を？という方も多かったと思いますが、放送でも少し触れましたが、第一回の公演「MISTERY」のSHOWTIMEでイントロがなった途端、それまで静かにお芝居を見ていた客席が一気に沸き立ちました。まだ、ミュージカルどころか観劇のイロハもわからなかった時期だったので、とにかく周りの人の反応を確かめながらだったのですが、「ここは声を出していいんだ！」と判断し手拍子しながら声を出して応援したのを覚えています。少しでもSHOWTIMEの雰囲気をお届けできていたなら嬉しいです。
最後にラジオリスナーが選ぶ「プラネット賞」にたくさんの投票をありがとうございました。この賞は、深夜番組のリスナーさんが選ぶ賞ですので、正直月間賞は難しいとは思っていましたが、この番組を知らない深夜ラジオのリスナーさんにも知ってもらえるいいきっかけになったと思っています。
何より、少年隊ファンの結束力は、審査員の方々にも強烈なインパクトを与えたのではないでしょうか。これからも少年隊の曲がたくさんの方に聞いていただけるきっかけになりますように。微力ながらこれからも頑張りたいなと思いました。（もも）
木曜夜11時45分は ラジオ大阪 『It's SHOWTIME！』
放送圏外の方は初月無料のradikoプレミアムで！
※『少年隊 35th Anniversary BEST』・『PLAYZONE 1999 Goodbye ＆ Hello』は全国のCDショップ、オンラインショップで発売中です。