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第30回 12月9日放送後記

いよいよ第30回。すごく濃密な時間を過ごしているからか、5月からまだ半年ちょっとなのに、とても長い時間がたったような気がします。30回目の放送は、テーマは設けず秋から冬へと移りゆくこの時期に合わせ、淋しさの中にも温もりを感じていただけるような曲を選んでみました。そしてこの週より、少しクリスマスを意識した楽曲も紹介。

オープニング 『HOLD YOU TIGHT』※
(1997年7月10日発売 「PLAYZONE '96 RHYTHM」 M-15)
 美しいハーモニーのこちらの楽曲。前回は「PLAYZONE ’97 RHYTHM Ⅱ」に収録されたバージョンをフルコーラスでお送りしましたが、こちらのバージョンの方はバックの演奏がシンプルな分、歌声が際立ち、よりハーモニーの美しさがわかるかもしれません。

M-1 『ひとりぼっちのクリスマス』
(1987年12月14日発売 「PARTY」 B-2)
 12月に入り、街のイルミネーションも華やかさを増して、一気にクリスマスムードが高まってきました。今週よりこの時期に聞きたい少年隊の歌うクリスマスソングを一曲ご紹介。トップバッターは東山さんが歌う少し切ないクリスマスナンバー。1人で過ごすクリスマスの悲しさを、東山さんが素直な歌声で表現されています。東山さんの甘い歌声が、曲の切なさを引き立てていますよね。

M-2 『Especially Day』
(1993年11月19日発売 『EXCUSE』 カップリング)
 続いての曲は多幸感あふれる冬のナンバーを。この曲は錦織さん・植草さんがメインボーカルを、東山さんはコーラスを担当されています。とにかく幸せな気持ちにさせてくれる楽曲です。
 放送当日のツイートでも触れましたが、二番の「愛はそう 素敵を超えてゆくよ」という歌詞は約2週間後に発売されたアルバム「愛は続けることに意味がある」に封入されたフォトカードで錦織さんが引用されていました。

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このフレーズを気に入られたのかもしれないですね。いつか質問できる機会があれば聞いてみたいです。

M-3 『We'll Be Together』※
(2005年8月10日発売 「PLAYZONE 2005 ~20th Anniversary~ Twenty Years ・・・そしてまだ見ぬ未来へ」 M-13)
 この曲は、少年隊の生みの親でもあるジャニー喜多川氏が作詞を手掛けたという事で、リクエストも多かった曲です。落ち葉の舞う季節にお届けしようと思っていました。この日はデビュー記念日の直前の放送だったため、1年前に現れた原宿駅の看板を思い出し、エピソードを藤川アナウンサーに読んでいただきました。去年の様子も写真をお見せしました。

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藤川アナはもちろん直接看板を見たわけではありませんが、その時のファンの気持ちを思いながらお話しをしてくださって、グッとくるものがありました。去年の今頃は、この番組の企画すら上がってなくて、淋しさが募っていた時期でしたが、季節は巡り巡って、個々の活動ではありますが、3人に会う事が出来ました。

「別れたその時より 素晴らしい場面 
  僕のこの目の前に やって来ます いつかきっと」

という歌詞の通り、素晴らしい場面をたくさん見せてもらえているなと収録中にこの曲を聴きながら思いました。



最後に、わが番組のミキサーを担当してくださっているUさん。いつもレコード盤をとても丁寧に扱ってくださるのですが、この日もアルバム「PARTY」のレコードをとても大切に扱ってくださっていました。また中身にも興味を示してくださってましたよ。

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ここまで30回放送して、おそらく藤川アナウンサー同様、少年隊の曲は殆どご存じなかったと思うのですが、興味を持っていただけているようで、収録の合間にも曲について質問してくださっています。
いつか、ラジオ大阪の制作スタッフが選んだお気に入りの一曲も、このnoteの中でご紹介していければと思います。

今週もお聴き頂きありがとうございました(もも)

『HOLD YOU TIGHT』収録の「PLAYZONE '96 RHYTHM」及び
『We'll Be Together』収録の「PLAYZONE 2005 ~20th Anniversary~ Twenty Years ・・・そしてまだ見ぬ未来へ」は全国のCDショップ、オンラインショップで発売中です。