見出し画像

タダで仕入れて売るせどりで痛い目をみた

タダで仕入れてヤフオクで売る、簡単なせどりの話を書きます。

初めてやったときは、2,500円儲かりました。
流れは
・タダで仕入れる
・ヤフオクで売る
です。

わたしはもうやっていませんが、最初にやってみるにはいい方法です。
挫折した話、注意点についても書いていきます。


タダで仕入れて売るせどり

・ASPのセルフバックで仕入れ
・ヤフオクで売る
という流れです。

「ASPのセルフバック」という言葉が謎だと思うので、説明します。

ASPとは
アフィリエイト・サービス・プロバイダの略です。
簡単に言うと、ネット上の広告屋さん。

ウェブページには、よく広告が貼ってありますよね。
ASPは、こうした広告を提供しています。

・広告を出したい企業から依頼される
・ウェブサイトの運営者に提供する
のが、ASPの仕事です。

サイトから商品が売れると、広告を出した企業はASPに広告費を支払う。ASPは、広告費からサイト運営者に報酬を支払う仕組みです。

セルフバックとは
ASPが提供している広告の中にあるのが、「セルフバック」。

セルフバックの広告では、商品を自分で買ってもいいのです。

買った金額のうち、いくらかが報酬として戻ってきます。
普通に買うよりも、ASPを通して買うと安く買えるのです。

サイト運営者が安く商品を手に入れて、商品について知るための仕組みです。


タダで仕入れる仕組み
セルフバックの案件には、戻ってくる金額が大きいものもあります。
買った金額と同じ、なんてことも。

例えば、5,000円の商品を買って、5,000円セルフバック。

この場合、購入のコストは0円。
タダで商品を手に入れられます。

商品を売ってしまえば、収支はプラスになります。

これがわたしが初めてやった、タダで仕入れて売るせどりの仕組みです。


ヤフオクで売るとこで挫折

セルフバックでタダで仕入れて、ヤフオクで売る。
これを何度かくり返して、慣れてきたときの話です。

お客さんを怒らせてしまいました。

ヤフオクで売った商品が落札されたのですが、メッセージがきました。

やり取り

やり取り1

おそらく、
「かんたん決済の銀行振込で、郵貯から振込できるの?」
ということが訊きたかったのだと思われます。

それに対して、
「当方郵貯の口座はないため、対応できません」
ろくに考えずトンチンカンな回答をしてしまっています。

今調べると、普通に振り込みは可能。
これが第一の失敗です。

やりとり2 [2]

かみ合わないまま。
お客さんもキレ気味です。

やりとり3

相手の意図に気付くも、さらに突き放した対応をしてしまいました。
これが第二の失敗です。

「常識がない」と煽られたとはいえ、これがなければまだリカバーできたかもしれません。

やりとり4

あまりの怒りで、言語能力に支障をきたすお客さま。
「覚えておけ」なんてメッセージ、初めて受け取りました。

わたしも完全に手遅れだと悟り、煽りにいっています。
このあと、お互いに悪い評価をつけて取引終了です。


原因
こうなってしまった原因は2つあります。

・商品の選択ミス
今回売ったのは、いかにも怪しげな健康食品。
効果の分からない健康食品にお金を出す人には、情弱が多いです。

だから「かんたん」決済すら、質問しないと使えない。
文字で、相手に意図を伝えることもできない。

質の低い客に当たった原因は、質の低い商品を売ったからだと言えます。

ヤフオクで売るときは、お客さんとのやり取りがあります。
仕入れをのとき「どんな人が買う?」と考えてみれば、クレーマーを避けられるでしょう。

・スキル不足
相手は、評価ページが出品者からの怒りのメッセージだらけのクレーマー。それでも、普通に取引を終えられている出品者もたくさんいました。

自分にクレーマー処理スキルがあれば、この事態は避けられたハズです。

わたしはこの経験で「ヤフオクで売るのは効率が悪い」と、せどりから遠ざかってしまいました。


タダで仕入れる注意点

1.ASPでの禁止行為
2.定期購入の案件
3.Amazonで売れない

1.そもそも禁止行為
セルフバックは本来、サイト運営者に商品を知ってもらうためにあります。
ASPのルール上、タダで仕入れた商品でせどりをするのはNGです。

ASPを利用する機会が多い、アフィリエイターやブロガーの人は気をつけましょう。
なんらかのペナルティがないとも言い切れません。

2.定期購入の案件
例えば、以下のような案件です。

画像5

成果報酬は1,500円。
一見よさそうです。

「セルフバックを行う」をクリックして、縦に長いサイトをスクロールしたのがこちら。

画像6

パッと見、1,500円-1,480円=20円。

「商品を売る前から、20円儲かる!」
と喜んでしまいそうですが、これはめんどうくさいです。

1,480円なのは「毎月お届けコース」。

つまり定期購入したときの値段です。

「1回のみお届け」だと価格が上がって2,480円。
利益が出ません。

「毎月お届けコース」を選んだら、
「次回お届けの10日前までに連絡しないと解約できない」
と小さい字で書いてあります。

面倒だし、忘れてしまうリスクもあります。
この商品は、売っても1,000円くらいにしかなりません。

定期購入→解約の手間をかけるなら、もっと利益が大きい案件にしましょう。

Amazonでは売れない
Amazonでは、売れない商品があります。

・時計
・服&ファッション小物
・シューズ&バッグ
・ジュエリー
・ヘルス&ビューティー
・コスメ
・食品&飲料
・ペット用品

これらは大口出品者(月額4,900円)でないと売ることができません。
セルフバックで手に入る商品はたいてい、

・ヘルス&ビューティー
・コスメ
・食品&飲料

のどれかです。

なのでPCでの作業を前提とすると、ヤフオクで売るしかないでしょう。
スマホでの作業に抵抗がなければ、メルカリもありです。

副業については、こちらの記事で書きました。

ぜひ、読んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?