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ドリームオーラについて考える


攻撃力200未満の攻撃を一方的にシャットアウトする最強の防御チップ。
相手がそのターン、対処するためのチップを持っていなければ一方的に攻撃し続ける事が可能。
インビジブルと違い、半永久的に持続する点が非常に強力です。(正確には50秒。ヘビゲ下でも5ターン必要であり、寿命を全うすることはほぼない)

その特徴を考えると逃げよりはヘビーゲージを使った攻めの構築の方が性能をフルに発揮できるでしょう。
特にスラッシュクロスとのコラボは相手視点では悪夢。ヘビゲ下でエリアさえとれていれば一方的に1000ダメージ以上を叩き出します。そしてエリア返しで吹き飛びません。誰しも一度はこれをやられてコントローラーから手を離し、神にお祈りを捧げた経験があると思います。筆者はあります。

弱点は風系チップ。ドリームオーラは間違いなく入るチップであるため、それを意識して基本的に2枚以上は風系チップをフォルダに積むことになります。
また、同じく風系統のクロスであるテングクロスも天敵。B左でリソース無しでオーラを剥がせます。
しかし、そんなテングクロスの弱点はソード系統。つまりスラッシュクロス。絶妙なバランスです。

主な使い方はカットイン待ちよりは早めに先行で使った方が強いでしょう。
そのターン相手に対処するチップが無い前提ですが、チップの性質上早めに使えばその分無敵時間が長くなるからです。そして次ターンには相手の風ですぐさま対処されてしまいます。
要するに待ってしまうとその間にCSなどを被弾してしまうためドリームオーラの良さが半減するわけです。

しかし、先行でチップを使用するとその隙に相手の攻撃チップを通されるのでは?と思った方は鋭い。特にせっかくスラッシュになったのに、自分オーラ→相手グランドSPをカットインされた場合、神に祈るのは自分になります。

それを回避するためには、
①カワリミ(囮)→ドリームオーラの順でチップを選ぶ。
②前のターン終了間際にカワリミを使用し、次のターン、カワリミがある状態でドリームオーラを重ねる。
といった具合で一工夫が必要になります。カワリミなどの防御チップがなくても、わざと相手CSに当たり、Sインビジをもらうことで安全にオーラを貼れます。

ただし、カワリミ+ドリームオーラは相手のノイズストーム一枚で剥がされるため過信は禁物。特にその後ろには同じコードのグランドSPが待ち構えているため、常に考慮する必要があります。

ちなみに自分ドリームオーラ→相手パニシュorリベンジをカットインの順でも自分ロックマンは吹き飛びません。そのためカワリミと違い相手エリア返しを読めていたとしてもオーラ使用を「待つ」必要性は薄いです。

また、ドリームオーラのもう一つの強みが半永久的に持続するため相手に対処するためのチップ(あるいはクロスなど)を強要できる点です。

特にドリームオーラを相手が剥がせず、次ターンまで持ち越しとなった場合。
相手視点では風系統チップ(主にフウジンラケット、ノイズストーム)、もしくはテングクロスを使わざるを得ないため、それを読んで高火力暗転チップを当てる、ブルースSPなどのソード系統でテングを解除する、といった立ち回りが可能になります。
※ちなみにこれをするためには安易に相手にSインビジを与えない必要があります。上手い人がスラッシュCSをターン終わり際に相手に当てず溜めっぱなしにするのはこのためです。場合によっては相手のテングをスラッシュCSで最速解除することも可能です。

もちろん相手が上手ければそこはケアされますが、次ターンの相手の行動をある程度縛れるというのが上級者同士の対戦でも生きてくるのではないでしょうか。


まとめると、雑に使っても強いが、使い所を選ぶとさらに強くなるチップと言えます。

そして、相手のフォルダにもドリームオーラはありますのでそこのケアも忘れずにしましょう。(筆者はそこを怠ってしばしば負けます)




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