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07/28(日)WIN5(JRA)予想

下記記事に書いたように、私の「馬券でサラリーマンの年収を超える」は、
転がし以外の通常馬券やWIN5の収支も加味したトータルの収支として狙っている。

その中でWIN5については、これが大きく当たればコロガシで稼ぐ分を少なくすることができる(35連勝もしなくてよくなる)。

大きく当たった時、後出し的に「実はWIN5が当たったので、転がしは●連勝まででOKになりました」というのはなんだか格好悪い気がするので、
今年はWIN5の予想も事前投稿していくようにする。


今日の買い目

買い目(1)

1R目 :07,09
2R目 :05,09
3R目 :10,11
4R目 :06,09
5R目 :10,15
小計 :32通り
これが本日の基本の目。

買い目(2)

1R目 :01
2R目 :05
3R目 :10,11
4R目 :06,09
5R目 :10,15
小計 :8通り
1R目で穴を拾う代わりに2R目を絞った

買い目(3)

1R目 :07
2R目 :04,08
3R目 :11
4R目 :06,09
5R目 :10,15
小計 :8通り
2R目を広げる代わりに1,3R目を絞った

買い目(4)

1R目 :07
2R目 :05
3R目 :11
4R目 :06,09
5R目 :03,16
小計 :4通り
5R目で穴を拾う代わりに1,2,3R目を絞った

買い目(5)

1R目 :07
2R目 :05
3R目 :12
4R目 :06,09
5R目 :10,15
小計 :4通り
3R目で穴を拾う代わりに1,2R目を絞った

買い目(6)

1R目 :07
2R目 :05
3R目 :10,11
4R目 :01
5R目 :10,15
小計 :4通り
4R目を広げる代わりに1,2R目を絞った

合計 60通り。


見解の詳細


今週も「前門の○○、後門の○○」という形で、
前が残るならコレ、差しが届くならコレ、という選び方にした。

1R目 阿寒湖特別

◎07アドマイヤテラ
○09ウェイビー
△01マコトヴィクラント

前門のウェイビー、マコトヴィクラント、後門のアドマイヤテラ。

アドマイヤテラの前走・京都新聞杯4着は価値が高い。
同6着、15着馬が次走で古馬2勝クラスの芝2400~2600mを1番人気で完勝。
8着馬が古馬2勝クラスの芝2000mで0.1差3着に好走。
本馬自身は2400m以上は初参戦となるが、長距離の鬼・友道厩舎が距離延長でここに使ってきた以上は適性の見誤りはないだろう。しかも鞍上がルメールとなれば仕掛けどころも間違えない。断然の人気に応える可能性が高い。

問題は「前門」のほう。
前走、捲りで途中から先頭に立って大逃げ→高速決着で押しきったレイデラルースが人気だし、同じレースをすると宣言している。
しかし元々スタート自体が良い馬ではないうえに今回は内枠。鞍上もテン乗り。8頭立て7番枠で鞍上も連続騎乗だった前走とは条件が違いすぎる。同じことを、したくてもできないまま中団のインで揉まれて終了ということも有り得る。
今回のように差し勢の中に絶対的な人気馬・有力馬がいる中、敢えてWIN5で「前門」を狙うのは、「まさかの前残り」を拾うためでもある。
ならば狙いは人気のレイデラルースではなく、これが行きそびれて不発の際にノーマークでの先行が叶う馬。

従って「前門」の狙いの筆頭はウェイビー。前走は大敗したが、今回良馬場に変わるのは歓迎だし、大型馬で叩き良化型でもあるので上積みも見込める。札幌競馬場にも実績がある。
あとは最内のマコトヴィクラント。テンのダッシュ力はコチラが上なので、ハナはこの馬だろう。まったく芝の実績がないし、血統も長距離に見えないだけに、ノーマークもいいところで、だからこそ「まさか」をねらうならこういう馬を押さえておきたい。

大外のマイネルメサイアも近3走で大逃げを打っている馬で怖い存在ではあるが、休み明けで太目という紙上コメがあるし、実際マイネルだからそうだろうし、この大外だとマコトやウェイビーにハナ争いで劣りそう。


2R目 ポプラS

◎05ピースオブザライフ
○09プレミアムスマイル
△04ストライク
△08フォーチュンテラー

前門のプレミアムスマイル、後門のピースオブザライフ。
押さえでストライク、フォーチュンテラー。

プレミアムスマイルは私の出資馬。よく知っている。負けるときはアッサリとシンガリやブービーまで沈む馬。なので近3走の着順や着差は気にする必要がない。そして輸送が苦手。なので栗東から近い阪神か、滞在の北海道でしか好走しない。今回、得意の札幌でどう見ても単騎が見込める組合せなら、ガラリ一変があっていい。

ただ、そんなことは騎乗しているジョッキーも全員がわかっていること。
いくら大敗続きの馬とはいえ、高額条件でミエミエ単騎の組み合わせとなれば簡単にマイペース・ノーマークにはさせてもらえまい。予想外の誰かが逃げの手に出て邪魔してきたり、捲りが現れる可能性もある。もともと札幌は函館に比べてコーナーが緩く、純然たる逃げ馬よりも捲りに近い差し馬のほうが強いコースでもある。

そんなわけで差しの展開になる可能性のほうが高いと見ており、その場合は、ピースオブザライフの出番。
ダートでは底を見せておらず、特に右回りで2戦2勝。1700mは初だが、前走は大外枠から内を縫って進出する操縦性の高さを見せており、この舞台は向く可能性が高いと見る。
そして・・・こういうことを言うのがよいかわからないが、康太騎手が亡くなった、あの事故のレースを勝った馬。そこに佑介騎手の騎乗。たまたまの起用なはずはなく、関係者一同、期するものがあって不思議ない。

押さえは2頭。
フォーチュンテラーは適鞍のダ1400がない7-8月は昨年は休養に充てていたが今年はここに使ってきた。輸送で馬体が減るタイプであり、札幌滞在は案外理想の条件なのかも。実際、今回、レッドグラス以外の9頭は前走本州からの参戦だが、その中で本馬が一番早く札幌に到着して追切を重ねてきている。休み明けも得意。鞍上も函館でリーディング争いに加わり、札幌でも逃げ差し捲りなんでもござれで先週2勝、昨日も2勝。
差し向きの展開なら一発あっても。

もう一頭は、人気のストライク。
近5走はいずれも逃げ馬が1,2着に残るレース。差し馬向きとなったレースを経験していない。今回、初めて展開が向いて差し馬の展開になれば、
今まで以上に強いレースを見せる可能性を秘めている。
いっぽう、逃げ馬が残るような淡々としたレースだからこそ立ち回りの上手さを生かして好走してこれたというタイプかもしれず、そうだとしたら差し馬向きの展開でかえって凡走する恐れもある。
ある意味でどちらの展開でも好走可能性があり、どちらの展開でも凡走可能性があるという馬。人気なら、このレース単体の馬券では2-3着付けまでにしておきたい馬。

シダーはリピーターだし大敗からでも一変できるタイプ。ただ休養前の好調時でも勝ち味に遅かった馬。長欠明け2戦目の今回、WIN5では買えない。
ヴァンドゥランは捲り・差しが嵌る展開なら怖いが、先々週の小倉を除外されての参戦であることを考えると、元々札幌を目標にしてきた馬たちより狙いは下がる。あっても2-3着までと割り切る。
レッドラグラスは連勝の勢いが不気味だが、前2走ともに相手関係や時計に見るべきものはない。C着で一変したことを考えると最内になるのも歓迎とは言えまい。さすがに3勝クラスまで一気に突破とはいかないと見てここは敢えて点数を減らすための挑戦として、切ってみる。


3R目 佐渡S

◎11マルディランダ
○04シロン
△12タイセイキューティ

前門のシロン、後門のマルディランダ。押さえでタイセイキューティ。

ここは内に外にと、逃げ候補が揃った。
04ベガリス、08メイショウフンケイ、10シロン、16イティネラートル、18ウォータールグラン。
テンが速いのはベガリスとウォータールグラン。お互い、ハナを取り切るにはけっこう突っ張る必要がありそうで、ならば「控えても大丈夫」の宣言が出ているシロンが2-3番手から抜け出すのが「前門」のパターンとしては妥当そうだ。
雨予報もあるが、芝稍重やダートで勝った経験もあるし、降雨の最中に行われたレースでの連対経験もあるから対応可能だろう。

後門のほうも多士済々だが、戸崎がオメガキャプテンじゃなくこちらに乗るなら、というのが最後の一押しとなり、マルディランダを指名。
マルバイユは直仔だと1600m以上、というより1800m以上に活躍馬が多いが、孫の代まで進むと1200~1400型の馬も見られる。血統のポテンシャルとしてはこの距離にも対応可能だろう。
雨予報もあるが、多少渋ってもイスラボニータ×ノーザンダンサー系というのは芝の道悪巧者がズラリ並ぶ血統構成だし本馬自身も稍重から不良まで連対経験がある。

あとは、
芝1400を2戦してどちらも上り最速という「新星」タイセイキューティ。
原君はノーチャンスな戦績の馬の騎乗が多いから全体成績は上がってこないが、チャンスありそうな着差・着順で来ている馬に乗った時はちゃんと勝負圏内まで持ってくるという点において信頼できる。

買わなかった組で言うと、
カナテープは、キムラヨウヘイ氏が散々提唱している「モレイラで好走した馬は次走、反動または過剰人気で人気ほど信頼できない」論に乗ってみる。
プリモカリーナはもともと勝ち味に遅いタイプであるうえに、開幕週で内回りの17番枠はいかにも外すぎる。来ても2着までと割り切る。
レガトゥスは本当に乗り難しい馬。エピファニーを乗りこなした杉原といえども稽古含めてテン乗りというのではさすがに難しいはず。



4R目 クイーンS

◎06コンクシェル
○09スタニングローズ
△01ボンドガール

前門のコンクシェル、後門のスタニングローズ。押さえでボンドガール。

ラリュエルは条件時代に逃げで3勝しており、3-4走前は大逃げだった。
ただOP昇級後の2走は控える競馬で、且つ前走を「上手に立ち回れた」と陣営が評している。ここも控える競馬か。

となれば、コンクシェルが楽にハナを奪える。マイル、千八ともに持ち時計上位の存在であり、良馬場でマイペースなら楽勝していい。初重賞制覇となった前々走は得意とは言えない道悪だったためにあの程度の着差だが、良馬場ならもっと離して勝っていた可能性がある。春にも秋にもGIの適鞍がない馬なので、1800mの牝限重賞路線に全力投球のはず。しかも昨夏、一昨夏に勝っていて7-8月は3戦3勝という夏女でもある。実際、この中間はCWでいつも以上の好タイムを連発。併せ馬も長目追走から同入を連発。ここへかける意気込みも仕上がりも他馬とは一線を画すと見た。
主戦の岩田望が仏遠征で不在の中、代打には北海道の帝王・横山武史を確保。逃げる競馬の上手さなら望来以上であり、心強い相棒だ。

これを差すなら、5番手くらいから運びそうなスタニングローズ。
明らかに不適距離のⅤマイル2回と道悪のエリ女を塗りつぶせば、1番人気でもおかしくない戦績。3歳時には2000mでナミュール・スターズオンアースをまとめて負かし、古馬になってから中山記念0.2差5着、大阪杯0.5差8着。芝の18-20でこれと同じ競馬をできる馬が他にここにいますかという話。
この中間ビシビシとは追われていないが坂路でラスト11秒台を連発。
最終追いは札幌で鞍上が騎乗して馬なりで済ませたのは仕上がっている証拠だろう。力は出せると見る。

あとは念のためボンドガールも押さえる。このレース、過去10年のうち札幌で行われたのは9回。そのうち8回も馬番1・2のどちらかが3着以内に絡んでいる(1,2両方絡んだのも5回)。ボンドガール自身、前々走でまさにインを立ち回って2着好走。半兄ダノンベルーガも不器用に見せて実はインでの立ち回りも上手。この夏好調の鞍上の手腕込みで押さえは必要。
ただ、先週の55歳オーバー大活躍に加えて今週も「55歳で51キロ」が記事になるなど、鞍上の話題先行で配当妙味が薄れているのも確か。なのでこのレース単体の馬券においては2,3着付けまでの買い方にとどめる。

なお、1-2番有利とはいえ2番枠のウンブライルは買わない。距離的に未知数なのと、好走パターンが大外一気に偏っているだけに小回りのインを上手に立ち回ることが求められる舞台設定ではいかにルメールといえども頭までは持ってこれまい。
イフェイオンは、フェアリーSやNHKマイルは対戦相手が弱い。桜花賞11着がこの馬の正体。古馬重賞初挑戦で頭を取り切るほどの馬ではない。
リピーターのウインピクシスは同型コンクシェルの存在が厄介。
昇級初戦アルジーヌは本当に勝負になると思えば西村が続投するか川田を呼び寄せるかするだろう。どちらもしないのは「そういうこと」だと判断。
モリアーナはノリさん→武藤への乗り替わりだけでも大マイナスなのによりによって大外枠。安心して切れる。

コガネノソラは適距離に戻して前々走の好時計を再評価したいし、ドゥアイズも北海道巧者であるしどこを使っても大崩れしない馬である。
ただ1,2番枠が毎年好走するレースで、しかも6番枠の単騎逃げコンクシェルがそのまま残すだけの能力も持っている、という今回の組み合わせや並びを考えると、この2頭が頭まで差し届く映像が思い浮かばない。このレース単体の馬券では2,3着付けの押さえで買うがWIN5では切り。


5R目 アイビスサマーダッシュ

◎10ファイアダンサー
○15モズメイメイ
△03ロードベイリーフ
△16ディヴィナシオン

前門のモズメイメイ、後門のファイアダンサー。
あとは押さえで大穴の差しを2頭。

過去のアイビスSDを見ると、先行して押しきった馬は、
 ・後にスプリンターズSで勝ち負けするほどの格上
 ・よほどの千直巧者
 ・よほどの軽斤量
のいずれか。
そして今年の先行勢にそういう馬はいない(と私は思う)。
なので、
全体感としては差し馬重視で行きたい。

また「千直で差す競馬」といったとき、昨年、一昨年あたりから(?)トレンドになっているのは、内枠から下げて外ラチまでカニ歩きして、外ラチ沿いから差して来るというスタイル。多少のカニ歩きロスよりも、外ラチを通すメリットのほうが大きいという考えだろう。内から逃げ馬が切れ込んできて外ラチ沿いを取るのと考えとしては同じことなのだろう。

前哨戦となる5月の韋駄天Sは、マウンテンムスメが2F22.0で内枠からハナを切れたように、この距離のOPとしてはスロー。走破時計も同開催2勝クラスに劣るもの。全体的に低レベル決着であり、行った行ったになったのも頷ける。
今回はジャスパークローネ、モズメイメイ、テイエムスパーダが参戦してきた。この3頭に芝良千直の実績はないが、1200で見せて来た先行力からして、マウンテンムスメやチェイスザドリームに後れを取るとは思えない。

なので韋駄天S1,2着がそのまま今回も来るということは考えにくい。
当時の組で言えば、逆の展開にもかかわらずよく伸びて千直の自己ベストタイムを更新した3着のファイアダンサー。これが「後門」代表だ。
内枠からカニ歩きで外ラチまで行き、外ラチ沿いから追い込んでくるという技を複数回決めたことのある千直巧者。鞍上を戸崎に強化したのも魅力的。
雨予報もあるが、雨馬場にも実績がある。

「前門」はモズメイメイを指名する。
マウンテンムスメやチェイスザドリームが沈む流れになっても、前で残せるような底力を持った馬を選ぶ必要がある。
その点、重賞2勝の実績があり前走も重賞3着という充実度、そして泣く子も黙る千直の外枠を引いたことなど、総合的に見てこの馬が一番、条件が揃っている。
ハナまでは難しいだろうけども、元々ロケットスタートが代名詞の馬だし、この枠も相まって先団はキープできそう。そして前走で、「一気に駆け抜けるだけでなく、どこかで溜める」という競馬も可能なことを証明した。
ジャスパークローネ、テイエムスパーダと比べて斤量に圧倒的に恵まれたというのも大きな買い要素。
ディープインパクト系の産駒が千直で重賞を勝てるのか?という点を不安視する向きもあると思うが、ヴァンセンヌ産駒のロードベイリーフが3着2回、キズナ産駒のレジェーロが4着1回、しかもこれらすべて2桁人気でのこと。
そう考えたらディープ系がアイビスSDに向かないとは言えないし、キズナやヴァンセンヌよりリアルインパクトのほうが千直にも向いているだろう。
馬じたいの能力もモズメイメイのほうがこの2頭より上。

あとは穴で拾う「後門」候補として2頭。
ディヴィナシオンは前々走、G前で完全に前が詰まってしまったことを考えれば、鞍上強化、8枠など総合的に見て「後門」候補として魅力ある。
鞍上松山は道悪巧者なので、一雨くるならそういう点でも魅力だ。

そしてロードベイリーフ。このレースはとにかくリピーターが理屈抜きに強い。前2年3着のこの馬もその点で一発があり得る。鞍上はその当時と異なるが、持ちタイム1位を生かしての突っ込みがあるかもしれない。
一雨来ても大丈夫な道悪巧者でもある。

買わなかった馬たちで言うと、
ジャスパークローネ、テイエムスパーダは馬のタイプ的には千直ピッタリだと思うが、どうしても斤量が気になってアタマまでは・・・と思ってしまった。
ウイングレイテストはさすがにこの距離では忙しすぎるだろうし、59kもネックになる。
グレイトゲイナーは人気薄で走りまくっているので警戒したいところだが笹川翼が千直に乗り慣れていないのがどうか。6年前に1度だけ騎乗して4枠8番から18番人気5着なので案外上手い可能性もあるが、とはいえ馬にもコースにも慣れていない状況でいきなりアタマ取れるほど甘くもあるまい。
デュアリストは、東日本遠征時にまったく結果が出ていない。福永厩舎に移ってその弱点を克服している可能性もあるが、短距離王国・安田隆行厩舎が6歳まで20回以上走らせて一度も芝を試さなかったということから見ても、そう簡単にガラリ一変して勝ち切るということもあるまい。


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