ゴロちゃん (1)🌻

55年も前の話になりますが、 夏が終わりなのに相変わらずの暑さの続いて居たある日 私は郵便局に用事が有り 急足で歩いて居ました その道は一本道で振り返ったら かなり遠く迄見渡せました
そこをかなりのスピードで駆けてくる犬が有りました アラ!と思ったらその犬は私の隣に立って私を見上げて居るのです 「なあ〜に?
どうしたの?・・・
見ればお尻辺りに機械油の様な物で汚れ 血が出て居ます そこまで見てても急いで居たので 私は歩き続けました  処が郵便局に着いたら満員!そこへ私が入ればジロジロと犬と私に沢山の目が 集まって来ました(私の犬では無いんですよ)ぶつぶつといい訳の様な独り言を言いながら 私は早々に用事を済ませ 買い物もせずに帰宅の道を急ぎましたが、途中で犬と別れられないものかと そればかり考えておりましたが、それは 無理で犬も付いて帰宅してしまいました  

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