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5年前に他界したグリマスPが5年ぶりくらいにアイマスライブに行った話

この記事に関して

 内容はタイトルの通りです。
 グリマスPだった私がミリオン5thライブぶりにミリオンライブのライブに行った話です。
 どんな気持ちで行ったか、ライブの感想、行って見てどう感じたか、なにを思ったか、その後数日の事。そのあたりを書いていこうと思います。

 注意ですが完全に私一個人の感想なのでグリマスPの総意では無いです。(私はグリマスPの中でもいろいろな面でレアな部類です。)
 過去の話はもう忘れた事、曖昧な事も多いので間違えてるかもしれないですが許してください。
 そして普段文章をあまり書かない人間なので見にくいかもしれません。それでも読んでいただけると嬉しいです。

私というPについて

 自分語りで申し訳ないですが私を知ってもらわないとこの話は意味がないのでします。

グリー版ミリオンライブ初期勢の木下ひなたP
HHPひなた7位
絆イベント絆ランキングひなた8位
ミリシタ1周年イベント木下ひなたランキング10位(たぶん)
文鎮持ち

 リアルライブは2ndをライブビューイングで観たのが初めてでした。
 その後は3rd(現地は福岡だけ)、4th、5th、ハッチポッチ、メガトンボイス何度かリリイベを現地やライブビューイング、配信で観ました。現地にはひなた役の田村さんが出演しているなら行くくらいのスタンスです。基本的には「絶対に現地!」とはならない程度の熱量でした。

 ゲームにそこそこ真剣でライブはぼちぼちくらいのミリオンライブのPには意外と珍しいタイプのPだったと思います。
 そしてひなたPとは言いますがミリオンライブDDみたいな感じのPでした。ミリオンライブ、みんな好きです。ひなたが1番だけどそれはそれとしてミリオンライブそのものが大好きなPだったと思います。
 あと年齢は30歳です。ミリオンライブに出会った時は19歳だったので時の流れは残酷ですね。

ライブに行かなくなった理由

 5thライブで盛大に解釈違いを起こしました。以上です。
 正確に言うなら5thライブのユニット曲をあえて正規メンバーを外して歌うコンセプトを掲げたくせに一曲だけ正規メンバーでやった事に対してブチギレてそのまま他界しました。一応理由は他にもあるのですが8割方これです。というか1曲正規メンバーで歌った事は別いいのですが、前提として存在するコンセプトがクソほど気に入りませんでした。あのコンセプトの事を考えると今でも腹が立ちます。

 それから5年間私がアイマスライブに行く事はありませんでしたし、行く気になる事もありませんでした。
 ライブに行かなくなった事、それ以前にグリー版ミリオンライブがサービス終了していた事、私自身がリズムゲームが下手かつあまり好きでは無い事などの理由から結果的にミリオンライブから距離を置く形になりました。結果的にとはいえゲームに主軸を置いていた私を引き留めていたのがライブで、ライブがきっかけでコンテンツから離れることになったのです。

なぜ今回ライブに行ったのか。

 グリー版時代からずっと仲良くしてくれているPに誘われたからです。
 ミリオンライブから距離を置いた私ですが、現役のP達との交流まで絶ったわけでは無かったのでいろいろな事があった結果(察してください)10周年という事もあり声がかかりました。
 スケジュール調整も上手く行かず仕事ライブ仕事ライブの強行日程になりましたが、強引にでも参加したのは私が5thで解釈違いを起こし他界した事を知っている友人が事情はあれど一緒に行こうと言ってくれたからです。
 

当日朝までの話

 本当に何もしませんでした。しなくていいとも言われていましたので。
 誰が出るのか、何をやりそうなのか、ライブのコンセプト、何周年ライブなのか、なにも知らないままペンライトも持たず(忘れただけです)に出勤しました。
 なにも知らないどころかTwitterで見たcrossingをやるという話を10周年の記念楽曲「Crossing」を知らなかったため北沢志保のソロ曲の話と誤認識しどちらかの日に雨宮天さんが出演するというガバ認識さえ持っていたレベルです。
 そして当日を迎えましたがテンションはどん底でした。チケット代は高いし、仕事の後食事も取れず向かったので疲れていたし、シンプルにめんどくさいとすら思っていました。なんなら前日まで行くのをやめようか本気で悩んだくらいです。

SSAに向かう中から初日打ち上げまでの感想

ライブまで

 SSAに向かう中で感じた事は懐かしさでした。
 ライブ前特有の電車内に溢れるグッズを身につけたP達、PだらけのSSA、フルグラとか法被とかHARAPEKOとかオレンジTシャツとか少しだけワクワクを取り戻した感覚がありました。が、別にモチベーションは高くありませんでした。この時脳内はチケット代の事でいっぱいでした。正直コミコミ14,000円×2は今でも高いと思っています。
 ここでは嬉しい事がひとつありました。グリマス時代から同じラウンジなどで仲良くしてくれたP達との再会です。5年ぶりにグリマスを通じて友人といえるまでに絆を深めた同僚達に会えてとても嬉しかったです。無理をしてでも来た甲斐がありました。
 しかしながら私が時間ギリギリに来たせいであまり話す事は出来ませんでしたが短い時間でも私にとってはとても良い時間になりました。

 そして連番者と入場しました。席は200レベルの後ろの方。5年ぶりのゾンビ野郎には上等とも言える席です。
 開演まで会場で流れている曲で盛り上がったりするものですが、乗り気でも無くお腹が減っていた私は通路奥のケンタッキーでポテトボックスを買ってムシャムシャしていました。湿気ってました。
 

ライブ中



 そしてライブが始まりました。1曲目は「ThankYou!」老人にも優しいです。大好きな曲です。私の好きな言葉は「ありがとう」ですが、理由はだいたいミリオンライブです。ちなみに好きな色は赤です。
 最初のMCのガバっぷりは懐かしいものがありました。老人にはちょっと沁みますが喋りを生業にしてる人達が台詞噛むのはまずいと思うのでどうにかした方がいいとも感じました。
 ここでライブが10thライブである事、ツアーである事、コンセプト、出演メンバーなどを知りました。当然ですが雨宮天さんはいませんでした。
 この段階ではコンセプトが過去の振り返りという事で、へぇ…いいじゃん…くらいに思いましたがテンションは自体は決して高くありませんでした。
 そしてライブパートが始まりました。

 

 ざっくりといってしまうと、本当に滅茶苦茶よかったです。
 セトリを見返しながらこの感想を書いているのですが、まず最初に「素敵なキセキ」をやるのが百点満点どころか一億万点です。山崎はるかさんがライブの最初のソロをやるというのはよくあることだと記憶していますが、この10周年を記念するライブツアーで先陣を切るのは彼女達でないといけないとすら思いました。
 その後続けてLTPシリーズのソロ曲を3曲やりましたが懐かしさを感じました。ハピラキの謎横移動、小笠原さんのTHE茜ちゃんなステージ、ロコモーションの相変わらず歌うの大変そうなアレをやり遂げる中村さん。老人の心に沁みました。
 そしてこのあたりで私はすでに結構楽しんでいました。ちょろいと思われるかもしれませんがミリオンライブは私が最も愛したコンテンツであり、少なくともここ5年間ミリオンライブより好きになれたコンテンツはなく、そしてこの先もそれは無いだろうとすら思えるものです。
 5年前に離れたときに感じた感情にミリオンライブに自分が必要とされていないと感じたからという理由もありました。そのミリオンライブを最も楽しんでいた時代の曲を解釈一致の使い方で提供されたら今後のことはさておき過去の自分に少しだけ戻ってしまいます。
 しかしこの時の楽しさはまだ懐かしくきれいな思い出に浸っていただけと言ってもよいと思います。学生時代の友人と卒業アルバムを見る、スマホのカメラロールを何の気なしに数年分遡るそんな感覚だったと思います。
 続いてのライブ映えする2曲でもライブを楽しむ、ライブだからこその良さも思い出してきました。そして「Eternal Harmony」です。オリジナルメンバー以外も含めてのユニット曲歌唱もミリマスライブの醍醐味だと思います。メンバーはエタハモメンバーを含めて結構な人数でした。元々の曲の良さにその時のメンバーの良さが加わった素晴らしいものでした。LTH曲の扱いとして100点です。
 その後もライブは続きます。曲の強さ、キャストの良さ、セットリスト構成、メンバー構成、どれを挙げても良く不満はありませんでした。100%期待通りのものではありませんでしたが、それを覆す良さがありました。ソロ曲ならコンセプト内に一人2曲あるのでより好きな方の曲でなかった場合も見て、聴いて「ああ、こっちの曲でよかったな」と思わせてくれるだけのキャストの積みかねてきてくれたものをちゃんと受け取れたとおもいます。
 個人的には「君だけの欠片」は大好きな曲なので聞けて良かったです。

 グリマス初期勢なんて偉そうで老害じみた事を言いましたが、私は今のミリオンライブの半分しか知りません、ですが、私の好きなミリオンライブが確かにそこにはありました。「ココロが帰る場所」が流れた時はライブが終わりかと思いました、そして「Dreamscape」の演出は非常に刺さりました。グリマス時代のカードに昴とのり子が写った昴のカードがあったのですがそれを想起させるような演出は特攻です絆200%でバーストモード突入です。

 最終ブロックの話の前にMCの話もしておきます。
 今回MCでは過去のライブの思い出や披露した曲の話をしていました。その中でミリオンライブを楽しむ中でいろいろな場所に行った、いろいろな事をした思い出が私の中にもあることを思い出しました。キャストの皆さんがキャスト同士で集まってワチャワチャしたように私たちPもいろいろな話をしていろいろな事をしました。福岡でバスを乗り間違えて会場と全然違う場所に行ったり失敗もしましたがそれを含めて楽しい思い出です。

 そしていよいよ最終ブロックです。最終ブロックの頭は「VIVID イマジネーション」でした。衝撃的でした。最高でした。少なくとも私の知る夏川椎菜と望月杏奈をはるかに上回っていたと思います。この日で一番印象に残ったのはこの曲でした。
 そしてその勢いのままの最終ブロック、とにかく楽しかったです。楽しいが詰め込まれていました。ありきたりな感想ですが一番大事なことだと思います。ミリオンライブを楽しめなくなった私がミリオンライブをただただ楽しいと思えるということは、私にとってはとてもとても大きな事です。時間にすれば数時間ですがこのライブは5年の間に凝り固まった私の心を解きほぐしてくれました。
 業務連絡の間はいい意味でぼーっとしていました。久々にライブに来て疲れたというのもありますがライブ前のテンションの低さは何だったのかというくらいに満たされていました。このライブに知らない曲はありませんでした。そして私の好きなミリオンライブ以上のミリオンライブでした。そしてアンコールが始まりました。2日目と内容は同じなので軽く触れるに留めます。

「Crossing」いい曲ですね。知らない曲でしたが前からライブの最後に新曲でーすとかやってたので特に何も気になりませんでした。あと、アレいいですねモニターにコール表示してくれるやつ。便利だと思います。そういえばコール本文化とかまだあるんですかね?
「ThankYou!」にはじまり「ThankYou!」に終わるライブとても良いです。

ライブ後

 ライブが終わった私は速やかに会場を後にしました。この辺は昔から変わらないです。私は特に案内などがなければすぐに会場を出るタイプです。そして打ち上げの時間です。自他ともに認める酒クズの私はこの時間を何より楽しみしていたといっても過言ではありませんでした。

 ライブの前までは。

 正直酒とかもうどうでもよかったです。とにかくライブの感想を話したくてしょうがありませんでした。打ち上げでは今日は楽しかった、明日も楽しみだ。そんな話をずっとしていた思います。行ったお店がPで激混みでお酒とか全然来ませんでしたがめちゃくちゃ機嫌がよかったので気になりませんでした。結局参加メンバーの終電の時間までずっと話していました。そして気分よく帰路に着き眠りにつきました。

2日目

ライブまで

 朝起きてまずペンライトの準備をすることにしました。3rdツアーの時に2つ買ったカラフルペンラPROです、ミリオンライブ以外にもいろいろな所に遊びに行った私の右腕ともいえる存在です。左腕はいつかのライブ中に高まって折ったので一本しか残ってません。しかし当然電池がありません。現地で誰かにもらえばいいと思い出勤することにしました。

仕事中
 特に無いです。ちょっと浮ついていました。
 退勤予定時間にサクッと終わらせていただきました。

 仕事の終わった私はマジで行くの?みたいな顔の上司を一人で職場に放置し私はSSAへ向かいます。その足取りは昨日と打って変わって軽やかでした。食事は新都心についてからでいいやと思いすぐに電車に乗り込みました。
 SSAでは前日に引き続きPたちと楽しみましたが前日よりも数段私の声と表情は明るかったと思います。ちなみに予習は一切しませんでしたし、この時まだ雨宮天さんが出演すると思っていました。

 そして入場です。2日目の席はアリーナの真ん中あたりでした。けっこういい席だったと個人的には思っています。転生ほやほやの赤ちゃん野郎にはもったいない席です。連番者は知らない人でしたが服装から朋花Pのようでした。知り合いの知り合いですが私は人見知りなのであんまり話せなかったです。「はじめまして、よろしくお願いします。」「ライブ5年ぶりなんです。」「たのしみですね。」みたいな毒にも薬にもならない会話をしました。そういえば私は「朋花」という名前はとても素敵な名前だと思います。そういう話を自然にできればいいと思うんですけどね。

ライブ中

 再び「Thank You!」からライブが始まりました。そこには前日とは違い元気にコールをする私が居ました。
 そしてMCで重要なことに2つほど気づきました。一つ目は当たり前ですが雨宮天さんが居ないことです。そもそもコンセプト上「CAT CROSSING」はやるはずがない曲です、舞い上がっていた私はそのことに全く気付いていませんでした。頭に???が浮かぶ私ですがもっと重要なことに気づきます。2日目の参加メンバーから確実にやるであろう曲が読めました。「ドリームトラベラー」です。私は生粋のひなたPでミックスナッツというユニットも「ドリームトラベラー」も大好きです。そして「ドリームトラベラー」は5thライブで私がミリオンライブから離れることになるきっかけになった曲でもあります。5年ぶりの私には劇薬といっても過言ではない曲です。どうしようかどうすればいいのかと少しだけ悩んでしまいました。

そしてMCが終わりライブパートがはじまりました


いきなりぶっ込まれるとはマジでおもわなかった!!!!!!!!

 昨日ソロから入ったじゃん!どうしていきなりドリームトラベラーからなんだよ!聞いてないよ!!!星梨花とか環とか育ちゃんあたりからくると思うじゃん!!!その3人全員いたけど!!!なんなん!?だらぶち!!!!

 私はペンライトを赤く点灯させました。

 別に感情を失ったわけではありません。強めの幻覚が見えていたわけでもありません。当然の出来事に錯乱したわけでもありません。
 私はアイマスのライブはある程度は自由に楽しんでいいものだと思います。こうすべき、こうしなきゃならない、あれはダメというのはルールとモラルの話であって何が何でも枠にはまれというワケではないと思います。当然周りのPやスタッフ、無関係なその辺の人たちに迷惑がかかる、不快に思われる事はだめです。でもそこにいないユニットメンバーの色を振るくらいはいいとおもいます。そこにいなくとも心は共にあります。というわけで赤を振りながら大きな声でMILLION!してきました。そのうちMIXNUTS!もやりたいものですね。
 何を言ってるのかこんがらがりましたが、要するにすっごい楽しかったという事です。
 一曲目から異常な満足感を感じましたがライブは止まりません。次々に繰り出されるソロ曲、みんな上手になりました、相変わらず上手いです。「グッデイ・サンシャイン!」が流れた時は人間に戻っていく動物たちの幻覚が見えました。「スマイルいちばん」はコールが地味に難しいですよね… 
 
 そしてジャングルが爆誕しました。
 一瞬で人間に戻った動物たちの野生が解放されていくのを感じました。そして私自身も野生へと帰っていきます。
 冗談はさておき、ミリオンライブ界隈以外からは恐怖の対象とされているらしいこの曲ですが、私も一般的なミリオンライブPの例にもれずこの曲は大好きです。5年ぶりのウンババウホホアイアイアイアイとなればもう格別な楽しさです。ずっとウンババしていたいとも思えました…ですがそんな時間もあっという間に過ぎライブは進んでいきます。

 その後は落ち着いた曲や一部のPを焼き払いそうな「合言葉はスタートアップ!」などを挟みまたソロです大人2人のいい感じの歌唱そして「オリジナル声になって」「ちいさな恋の足音」この二曲、本当に良かったです。「オリジナル声になって」は選曲された意味を含めて最高のステージでした。小さかった子供が成長し1人で立派に堂々となにかをやり遂げたのを目撃したような感動でした。可奈にはライブ映えもばっちりな曲もありますがこのライブに限って言えば「オリジナル声になって」を使ってあれだけのステージをやったのは本当に大きな意味があったと思います。「小さな恋の足音」も似たような理由になりますがそれ以上に単純にただただ素晴らしいステージでしたソロ曲ではありますがこの2曲が連続して出てきたのは私にとって感情を大きく揺さぶられる出来事でした。「こっちの方がいいぞ。」とほくそ笑む誰かの幻覚が見えた気もしますがおそらく気のせいです。
 そしてエモ散らかせる2曲をはさみ最終ブロックがやってきました。
 ここまでに見せていない手札を考えると間違いなく盛り上がる事は必至。私はなにかの覚悟を決めていました。

 最終ブロックを一言で表すなら「暴力」でした。
 かわいいの暴力、楽しいの連続暴力、落差の暴力。純粋な暴力、可能性の暴力、尊さの暴力、演出の暴力。記憶の暴力。音の暴力。セットリストの暴力。挙げるとキリがないくらいのありとあらゆる手法で真っ向からボコボコにされました。連番者は特殊演出の「Maria Trap」で膝から崩れ落ちました。特殊演出自体は見たことのあるものだったので予測はできたでしょうが、予測可能回避不可能の攻撃というのはああいうモノだと思います。仮によけれても顔面で受けるのが我々です。私は横で雄叫びをあげてました。
 そして続く「Believe my challenge」が流れる中私は思いました。

「この曲にフッフーフワフワは違くね?」

 記念すべきめんどくさいオタクの部分の復活です。5年も来なかったくせになに人様のコールにケチつけてんだコイツは?さっき自由に楽しんでいいとかほざいてたろダブスタクソオタクかよ。…自分でもそう思います。しかし思った事をおおっぴらに口にすることはありませんがミリオンライブに対しては私はめんどくさいタイプのオタクでした…いえ、現在進行形でめんどくさいオタクです。
 自覚があるからいい、おおっぴらに言わなければいいとかではありませんが「そのコール止めろ!」とまでは言ってもいないし、思ってもいないし、変なことを考えてはいますがちゃんと曲を楽しんではいるので許してください。
 度を越すと他界します(自虐)がちょっとしたひりつきはエッセンスです。好きなものにしか人はひりつきを抱かないとさえ思います。みなさんも周りに迷惑と心配をかけない範囲で存分にひりつきましょう。
 
そして来る「プラリネ」、大好きな曲の一曲です。好きな曲が多いですがミリオンライブには私の大好きが詰まっているので当然です。

 盛大に泣きました。声は漏れて居なかったですが涙でぐちゃぐちゃになりました。歌詞がグサグサと心に刺さります。過去の楽しかった記憶、他界して5年消えた罪悪感、色々な感情が涙になって溢れ出しました。他界したオタクにプラリネの歌詞は劇薬(この日3回目)でした。共に歩く事を放棄した人間に聞かせて良い曲ではありませんが同時に聞かせるべき曲でもあると思います。泣きながらプラリネを浴びた私の情緒はこの時もうぐちゃぐちゃでした。そし予測可能回避不可能のあの演出での「アイル」…顔面で受けた私のぐちゃぐちゃの情緒がミキサーにかかりました。あの背景演出はズルです。
 そして本編最後の曲である「Dreaming!」3rdツアーで初めて現地に行った私にとっては思い出深い曲です。初めて積んだCDでもあるはずです。目覚ましのアラームは他界中もずっとコレでした。まだアンコールがありますが5年ぶりのライブの締めくくりが私にとってのある意味での始まりの曲な事には今思うと奇妙な縁を感じます。
 そして業務連絡です。ひなたがやきうコラボをやるとのことなので予定が合えば友達と行きたいと思います。
 そして予定調和のアンコールが始まります。

 ここで「Crossing」について私なりの感想です。
 ライブ中は細かく歌詞などは読み込めなかったので数日たった今ゆっくり聞いての感想なのでライブの感想ではないのですが、書きたいので書いておきます。
 まずすごく爽やかな曲調で、最初は静かなメロディーが徐々に大きく広がりを見せて行く様は最初は小さかった劇場とアイドルたち段々と大きく、強く成長していくのが想起されて素晴らしいです。
 歌詞もすべての始まりの言葉ThankYouから始まり今までのミリオンライブの全体曲をイメージさせる単語や直接的に盛り込んでいて聞いていると少し涙目になります。しばらく離れていたので言い切れませんがマスターピースみも少しだけ感じるあたり。ミリオンスターズというよりミリオンオールスターズのため曲そしてそれぞれのPへ送る曲なのだと思います。
 全体的には今までの感謝、そして未来へ向かい踏み出すという内容なのですが私が最も好きなのは「憧れの向こうへ ほら!」という部分です。個人的にミリオンライブにとって憧れという言葉は漠然としたものではなく明確なイメージのある言葉だと考えています。その憧れの向こうへ行くためにはすべてが必要で何も捨てない、諦めないという覚悟の表明のような強さを感じる素晴らしい曲だと思います。何かを捨てる、諦める事はとてもツラいことです。それが大切なものならなおさらです。しかし捨てない、諦めないという事は何かを捨てる、諦めるよりずっと難しく険しい道を行く事だと思います。
 そしてミリオンライブはそれをこれまで10年間できる限り続けてきた思います。調べれば分かる事ですがミリオンライブが始まってからいろいろな事がありました。何をするにもお金がかかる以上どうしてもしょうがないこともあったでしょう、グリー版がサービス終了したのもそうです。コロナという病気の流行でコンテンツを思うように動かせない運営側の苦悩もあったでしょう。キャストの皆さんも長期の休業やご病気、ご結婚などそれぞれの事情で続けていくことを悩んだ方もいると思います。それでもミリオンライブの誰一人欠けることなく10周年を迎えることができた今、歌詞の中にもあるように、改めての宣言のような曲だと感じました。
 強い曲だと思います。本当に彼女たちは強くなったと思います。

 ライブの話に戻ります。と言っても後はいつものワチャワチャ「ThankYou!」だけなので特に内容に関しては触れることもないないのですが…これを見ると楽しさの反面さみしさも感じてしまいます。楽しかった時間の終わりなんだなと舞う銀テープを眺めながら思いました。


 

2日間のライブの感想とこれからの事

 総じて1つライブの中でゲーム・ライブ・漫画あらゆる要素を詰め込みキレイにまとめつつ振り返りという枠に収まらない新しいものを見せてくれた素晴らしいライブでした。
 1日目と2日目での構成の違いもありましたが2日間で一つのライブとして構成されている。そんな印象を受けました。セットリスト、ユニット曲の使い方、演出、グダグダな一部のMC以外は何を取っても素晴らしかったですが(MCに関してはそのままで居てほしい自分もいます)、何より心に残ったのはキャストの成長とそれが強く出るソロ曲です。特に既にふれましたが杏奈、可奈、可憐この3人のソロ曲はそういった面で強く印象に残りました。
 私がミリオンライブを離れた5thライブですが、実はミリシタから入ったP達には結構評判が良かったと記憶しています。だからこそ当時ミリオンライブにちょっと満足感と達成感を感じていた私は「自分がミリオンライブに必要とされていない。ミリオンライブにはもう自分が居なくても大丈夫。」とか思いました。コンセプトに対する怒りが大きな要因でしたが最後に他界する原因は自分の中にあったのだと今はおもいます。
 今思うと何様なんだと思いますし、高慢ちきな野郎だなとも思いますが当時は本当にそう思いました。
 だからこそ私はミリオンライブがずっと好きなままではありました。嫌いになって離れたのではなく好きなまま離れることになったのです。ミリオンライブの大きな広告を見れば少しうれしくなりますし、イベント事があるのなら遠巻きに眺めて楽しそうにする人たちを見て幸せな気持ちになる。そんな感じで5年間を過ごしました。それはオタクとしては割と幸せな他界だったと思います。
 ですが今回なぜかライブに参加してしまいました。それは縁であり私の意志ではありますが、スケジュールや金銭面、何より私の気持ちのなにかがすこしでも噛み合わなければ今回のライブに参加する事は無かったと思います。時が巻き戻る事があったら次は参加しないかもしれないかもとも思います。

 その参加した結果ですが、自分勝手にも少しだけ欲が出ました。先が見たくなりなりました。強く大きくなったミリオンライブの未来が見たくなりました。知らないことを知りたくなってしまいました。自分が手放したものを拾いたくなりました。そして何よりそれが許してもらえると思ってしまいました。一度ミリオンライブを捨てた自分を受け入れてくれると思わせてもらえました。
 なのでこれからの事、自分が知らない5年間の事、改めて少しずつミリオンライブの事をまたわかっていきたいと思います。過去の自分のようなふれあい方は時間的にも体力的にも不可能だと思いますが、5年前に止まった自分の時計を動かしてみたいと思います。
 とりあえず名古屋1日目応募しました。

その後数日の話

 ライブの次の日私は仕事が昼過ぎで終わる予定だったので、ミリオンライブで出会った友人(他界済み)と酒を飲む約束をしていました。ライブは特に関係なく友人の誕生日が近かったからです。そこに一緒にライブに参加した共通の友人を呼び感想会に変えました。話したりなかったので滅茶苦茶ライブの感想を話しました。我々はそれが許される関係性です。そういう友人ができたのもミリオンライブがあったからです。
 もちろん悪いとは思ったのでお土産に友人が好きなどぶろくを買っていきました。ライブもライブ以外の話もたくさんして大いに盛り上がりました。飲みすぎてあまり覚えていませんが楽しかったです。
 
 次の日は仕事でしたのでそのさらに翌日、私は横浜にいました。久々に中華街に行きました。ミリオンライブのいつかのクソはsベイホールでやったリリイベ以来なので6年ぶりくらいでしょうか?
 私をライブに誘ってくれた友人と食事をするためです。ご飯行きましょうと言い誘いましたが本心は別にありました。ライブに行くことを止めようかと直前まで悩んだ事を謝りに行きました。別に事実として私は無理してでもライブに行っているので謝る事ではないと友人には言われましたし、その通りだと私自身も思いますが、なんかそういう考えが自分の中にあったこと自体がモヤモヤしたので謝って、誘ってくれた事に改めてお礼を言いました。30歳にもなって走れメロスのセリヌンティウスの気持ちを少し理解する事になるとは思いませんでした。そしてミリオンライブと色々な話をして食事をして遊んで帰りにハッチポッチの円盤を買って帰りました。

 そしてこの数日テンションが上がりすぎてまともに睡眠をとれませんでした。プラス方向の感情に制御が利かなくなってしまいました。
 なのでその余りあるメンタル面の元気を使い今回のライブに関しては文章として感じたものを残しておこうと思いこのクソ長怪文書を書くに至りました。

一番大切な事

 実はこのここまで10,000文字以上にわたるクソ長怪文書ですがほぼ前置きと言って過言ではありません。
 ここからがこの記事で私が伝えたかった事です。本当に伝えたいことを話すまでに数日かけて怪文書を生み出してしまうあたり本当にめんどくさいオタクだなとは思いますがそれも私です。
 以下が本当に伝えたい事になります。


 この記事をこんなとこまで読んでくれた人は多分ミリオンライブが好きな人だと思います。私が居ない間もミリオンライブずっと好きでいてくれたP、私が居ない間にミリオンライブを好きになってくれたP、後にこの記事を読んでくれるかもしれないミリオンライブを好きになってくれるP
 まずは感謝を、ずっとミリオンライブを好きでいてくれたP、好きになってくれたP、ミリオンライブを好きでいてくれてありがとうございます。あなた達がいたから、あなた達が繋いでくれたから僕はミリオンライブをまた好きだと心から思えるようになれました。1人のできることは少ないかもしれませんが5年間に立ち止まった僕がミリオンライブの先を見たい、知りたいと思えるようになったのは間違いなくあなた達のおかげです。本当にありがとうございます。
 
 そしてこれからミリオンライブを好きになってくれるP、ミリオンライブを好きになってくれてありがとう。本当にうれしいです。どこかで出会うことがあったら一緒に楽しみましょう。
 
 そして、僕と同じようにミリオンライブを離れてしまったP、Pだった人達。
 こんな記事を読んでくれているという事はミリオンライブになにかまだ思うところがあるのだと思います。

 この先もあなたの好きにしてください。
 きっかけは何であれ、あなたがどうするかはあなた自身が決めることです。そうでなければ意味がありません。
 扉はいつでも開かれています。何かを決めるのは今じゃなくてもいいです。そしてこの先続いてく道のどこかであなたの道と私たちの道が交わる事があるならそれはとても喜ばしいことだと思います。ミリオンライブ以外の場所で道が交わる奇妙な縁があったなら思い出話でもしましょう。
 ただ何か迷いがあるなら一歩踏み出すことは重要だと思います。5㎝でも動けば世界が変わるかもしれません。
 そしてここまでミリオンライブが続いてきたのはあなた達のおかげでもあると思います。本当にありがとうございます。願わくばどこかでまた会える事を。

終わりだよー

 こんなクソ長い駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
 ありがとうありがとう言ってばかりですが、ありがとうは私の好きな言葉なのでこれからもガンガン使って生きて行きます。
 今回のライブ、そしてその後の友人たちとの話の中で改めてミリオンライブが好きだったこと、大切なものだったことを思い出させていただき関わるすべての生命と無機物と有機物に感謝しかありません。
 次の名古屋は1日目が私のグリマス時代のユニット3人勢ぞろいという事で這ってでも参加したいと思います。まぁチケット当たればですが。
 というわけで次は名古屋でお会いしましょう!

そういえばwelcomeどこ行った?名古屋か?

すんごい眠いのでそのうち加筆修正します。

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