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2021年7月4日23時から絶対防衛レヴィアタンの再放送が始まります

maru井

始まります。誰が予想した。


絶対防衛レヴィアタンって？

2013年4月に発表されたソーシャルゲームです。8年前！

同時期にアニメの放送も開始されました。私にとって馴染みがあるのはアニメの方になります。

世界観は簡単に言うならファンタジー。主人公たちの住む星に滅亡の危機が迫るので、魔法や武器を使って防衛します。


奇妙な変遷を経たソーシャルゲーム

Wikipediaでも紹介されていますが、このゲームはリニューアルを含めると計3回リリースされました。

最初にリリースされたのは『絶対防衛レヴィアタン』です。ですが私は遊んだことがありません。しかし聞こえてくる評判はあまりいいものではありませんでしたし、実際に早々とサービスを終了をしてしまったことから察せられるものがあります。

次に前作のリニューアル版『絶対防衛レヴィアタン de R（であ～る）』がリリースされました。こちらは少しだけですが遊んだことがありますが、はっきり言って何を楽しめばいいのかよくわからないゲームでした。もうほとんど記憶にないので詳細については伝えられませんが、レイドバトルに呼ばれてただポチポチしているだけだったような気がします。当時としても古臭いタイプのソーシャルゲームだったのではないでしょうか。ひどくがっかりしたことだけは覚えています。

『de R』も早々にサービスが終了。アニメも作られるほどには気合いの入ったコンテンツだったのに、こんなにあっけない終わり方をするなんて…と残念に思っていました。

しかし『de R』のサービス終了から数ヶ月後、さすがにもうコンテンツが動くことはないと思われていたのですが、『絶対防衛レヴィアタン de R-（であ～るまいなす）』と名前を変えてまさかの復活を遂げたのです。

しかも経緯が少し変わっています。元々絶対防衛レヴィアタンはGREEのゲームでしたが、3回目の『de R-』はPUMOという別のゲーム会社からリリースされました。絶対防衛レヴィアタンのポテンシャルを惜しんだPUMOがGREEに頼み込み、サービス運営の権利を譲り受けたそうです。絶対防衛レヴィアタンのポテンシャル？

Internet Archiveにしか残されていませんが、PUMOのブログにも当時の経緯について書かれています。

PUMO版絶対防衛レヴィアタンこと『de R-』ですが、実際はGREE版のサービスを引き継いだ暫定版という位置付けのものでした。ゆくゆくは『絶対防衛レヴィアタン deR+（であ～るぷらす）』という続編を新たに発表する予定だったそうです。しかしこれといった進展はなく、2016年にPUMOは破産してしまいました。

正直PUMO版は最初からあまり期待できるものではないとは思っていましたが、それでも謎の生存力によって復活を遂げた奇跡のゲームとして私の心に大きなインパクトを残しました。


2013年からツイートを絶やさない公式Twitterアカウント

アニメの公式Twitterアカウントは展開が終了すると同時にツイートを停止してしまうことがよくあります。仕方のないことではありますが、何年も動かないまま放置されている公式アカウントを見ると無性に悲しくなってしまうのは私だけでしょうか。

スクリーンショット 2021-07-04 181411

https://twitter.com/levi_anime

しかし絶対防衛レヴィアタンは違います。

アカウントが作成された2013年3月から今日至るまで、ずっとツイートを続けているのです。ゲーム以上の謎の生存力を見せています。きちんと確認したわけではありませんが、どうやら少なくとも1週間に1度以上は何かしらツイートを投稿しているようです。だから再放送の告知も別に久し振りのツイートというわけではないのです。

嬉しいことですが、しかしそれ以上に「なぜ？」という気持ちが勝ってしまいます。絶対防衛レヴィアタンというアニメは、はっきり言ってマイナー作品です。コンテンツ展開もほぼ終了しています。それなのにどうしても今日まで公式アカウントの運用が続いているのでしょうか。やはり謎です。

しかし中の人の熱意は確かに感じられます。絶対防衛レヴィアタンというコンテンツをもっとも愛している人は、きっとこの方であると私は信じています。

コンテンツ展開が終了しているのに何をツイートをしているのかというと、近年はアニメで使用された絵コンテを小分けにして公開しています。すべてを合わせると相当な量です。ほとんど丸ごと公開しているのではないでしょうか。

他にはアニメに関わった声優、スタッフ、ミュージシャンにお祝い事等があると言及したりしています。

今回の再放送をきっかけに、公式アカウントにまた新たな動きが見られるかもしれません。密かに期待しています。


「だもん」

公式アカウントで毎回使われる「だもん」という語尾ですが、これは絶対防衛レヴィアタンとは切っても切り離せないものなのです。

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まずアニメのサブタイトルがこのように統一されています。

グッズ等の展開でも「だもん」が多用されていました。

しかし「だもん」は別にキャラクターの口癖とかではなかったはずです。こういった謎のセンスもこのコンテンツの魅力だと私は思っています。


2018年に掛け軸が発売

コンテンツ展開が終了していたと思っていた2018年に、なんと絶対防衛レヴィアタンの新しいグッズが発売されました。しかも受注生産の掛け軸です。意味がわかりません。今回の再放送の告知も大概ですが、掛け軸はそれ以上に困惑しました。

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掛け軸は現在も発売されています。結構なお値段ですが、はたして購入した人はいるのでしょうか。


日曜の夜にピッタリなアニメ、それが絶対防衛レヴィアタン

話がだいぶそれてしまいましたが、本題であるアニメについて簡単に紹介します。

絶対防衛レヴィアタンという仰々しいタイトルに、星の滅亡を守るという重そうなストーリー。OPもなんだかシリアスな雰囲気を醸し出しています。

しかし実際の作風はそれらに逆らうかのようにゆるいです。まあ「だもん」を多用してる時点でバレてますよね。

とにかく気楽に見れます。ギャグも冴えてます。深く考えず、ファンタジー世界に住む女の子を眺めるかのように見ましょう。好きな人は絶対に好きなタイプのアニメだと思います。

【公式PV】絶対防衛レヴィアタン 0-30 screenshot

主人公のレヴィアタンはプロフィール上では『笑顔を忘れた少女』ですが、作中では普通に笑っていた気がします。それよりも麦茶愛の印象の方が強いです。

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私が好きなシーンのひとつです。だいたいこんな感じのアニメだと思ってくれていいと思います。

脚本家や演出家に詳しい方はスタッフの名前を見て「なるほど」と思うかもしれません。ちなみに私が雑破業さんの名前を知ったのはこのアニメからです。

再放送の放送時間は日曜日の23時からです。ブルーな気持ちになりがちな日曜の夜ですが、もしかすると絶対防衛レヴィアタンはそんな心を癒すのにピッタリなアニメになるかもしれません。


過去の再放送では

絶対防衛レヴィアタンの再放送は今回が初めてではありません。過去には本放送最終話の翌日から再放送を開始したこともありました。この謎にアクティブな動きこそが絶対防衛レヴィアタンというコンテンツなのです。

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当時の再放送では『ミニ焚火劇場』というおまけコーナーが新たに追加されました。はたして今回の再放送でも見れるのでしょうか。


最後に

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絶対防衛レヴィアタンは好きなアニメですが、この記事は当時の記憶を頼りに書いています。もう長いこと見ていないので、多少の誤りがあるかもしれません。もしあったら申し訳ありません。沼に埋まります。


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