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【初心者おすすめ】4000円青白アダムStar #ヘルガのガバガバデュエマデッキ

こんにちは、ボドワン=ヘルガです。

実は以前ツイッターでちらっと言ってたんですが、これからは

#ヘルガのガバガバデュエマデッキ

の解説をnoteでやっていくことにしました。

今回解説するデッキは10月24日にリースカイさんが主催の「4,000円以下のデッキ限定大会」(非公認,参加者6名)で僕が握った青白アダムStarというデッキを解説していこうと思います。

このデッキは

・そこそこ安価で組める

・複雑な処理をしない

・ソリティアデッキではない

・受け札がしっかりと搭載されているので盾からの逆転ができる

というかなり初心者さんにもおすすめできるデッキになっています。

このデッキはリストを見ただけで何がしたいのか大体わかると思うんですが、もしもわからない人がいたらコメント欄で教えてください、プレイングの項を追記しようと思います。


1.デッキリスト


4000円青白アダムStar
スクリーンショット (38)

注)カードの価格はトレカカクさんの同名最安値を基準にしています


このデッキの特徴は

①打点を形成する動きの中でバウンスや呪文封じ、メタカードの展開が出来るようになっているため自分の勝ち筋を通していく中で相手の勝ち筋が消せるようになっている

②受け札としてGSが12枚、シールドトリガーが6枚の計18枚入っているためジャスキル+3打点程度であれば受け止めることも可能である(防御札の期待値は2~3枚)

③スター進化クリーチャーを主軸に据えているため打点が残りやすい上に、進化クリーチャーは召喚酔いしないため奇襲性も十分ある

④お互いに攻め手に欠ける試合でもキラスター1枚で強力な盤面が作れるようになっているので完全な事故はおこりにくい

という4点にまとめられる


2.戦績

3-2 3位

1回戦 VS 冥さん さん(6軸ガチロボ) 負け

今回の試合では最短でガチロボが着地した上にcipでファムファタルとガチロボ(2枚目)がめくれたので4を覚悟した。その後ガチロボの3枚目がめくれたりして完全に確変に入ってそのまま引き○された


2回戦 VS 虜 さん(シータディスペクター) 勝ち

相手のカーペラー・キリテムやバザガロズソールといったカードに動揺してしまい、シャッフの宣言やアダムStarのバウンスがかなり雑になってしまっていた点や、キリテムの目の前にタップしたクリーチャーを残した点などかなり反省点が多い試合だった。

マナにクロックが見えていたのが非常に恐ろしかったが、ケアする手段も存在していなかったため展開力に任せて押し切って勝利。


3回戦 VS OTK さん(シータディスペクター) 勝ち

偶然直前の対面が似たようなデッキだったため、精神的余裕をもってプレイすることができた。

N・EXT+モモキング+ノメノンの絶望的な盤面を作られたときは負けを覚悟したが、何とかモモキングをGSで止めて返しのターンで攻め切って勝利。もしもサッヴァークが引けずに盾が追加できなかったら、モモキングが割った盾の中にGSがなかったら、負けていたのはこちらだったのでかなりギリギリの勝利だった。


4回戦 VS Lionel(ライオネル さん(赤黒t白ドルマゲドン) 負け

そもそも赤黒ドルマゲドンというデッキタイプは知っていたが、どのような動きをするのかを知らなかったため動揺で最適なプレイングが出来ていなかった側面も否定できないが、もし知っていとして勝てたかといわれるとそうではない気がする。

特にタイガニトロのハンデスが痛かった。他にもデッゾのパワー低下でスター進化の耐性を貫通されたり、アダムStarの返しにブラックアウトを出されたりして自分の動きをうまくいなされてそのまま負け。


5回戦 VS 海老ちゃんぽん さん(赤緑キリフダッシュ) 勝ち

相手のタイク・タイソンズをシャッフで止めたりモモダチ・モンキッドもアダムStarのバウンスで止めたりとやりたい放題して勝利。

終盤にジョリー・ザ・ジョニー・ダッシュが出てきて若干焦ったが、上から1点分のカードを引き込めればジャスキルできる盤面だった上に、引けなかったとしても依然として自分が有利な盤面を維持することが出来る状態だったので落ち着いてプレイすることができた。

結論、とことん初動を妨害することが出来たのでそこが非常に大きかった。


3.カード解説

・進化クリーチャー

Code:1500 <アダム.Star>

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このデッキのコンセプトカード

バウンスしたクリーチャーを次の自分のターンはじめまで出せなくするする効果は非常に凶悪。

侵略デッキの課題であった手札が枯渇しやすいことも謎1ドローが解決している

このデッキのコンセプトカードなので4枚採用


「正義星帝」 <鬼羅.Star>

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このデッキの爆発力担当

このデッキはアダムStarとジャスティス・フォース以外が4コス以下のクリーチャーなので大体のカードがここから踏み倒せる。

cipで進化元を、攻撃時にその上にスター進化クリーチャーを乗せることでアダムStarの侵略元を作る動きもかなり強力。

ちなみに大会でこのカードが出せた試合はすべて勝っている

あくまでこのデッキのサブフィニッシャーなので2枚採用


マノミ〈ポセイドン.Star〉

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このデッキの潤滑油

手札がカツカツになりがちなこのデッキではこのカードがプレイできたかどうかでその後の動きやすさが大きく変わってくる

cipの2ドローで次のターンにプレイするカードやアダムStarを探しに行きつつ、自身がアダムStarの侵略元にもなれるので使い勝手が非常にいい

まさに縁の下の力持ちといえるカード

このカードは何回プレイしても強いので4枚採用


サッヴァーク <マン.Star>

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アダムStarの侵略元の5~8枚目として採用したカード。現状水の4コストスター進化クリーチャーにまともなカードがほぼ存在しないためこのカードを採用した。マルコStarを採用しなかった理由は後述する。

このカードの強みは盾を表向きに追加できるので単に要求打点を引き上げることができるだけでなく、受け札が追加されたときにそれが相手にも伝わるので打点の択を相手に迫ることができる。また、暴斬の姉豹から進化できるのでそういった部分も評価して採用した。

アダムStarの侵略元を確保するため4枚採用


・非進化クリーチャー

「正義星帝」

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絶対に次のターンまで生き残ってくれる進化元

進化クリーチャーのコストを1軽減する能力は他のクリーチャーが進化するときも有効であるためその点も非常に強力。

シンカパワーはトリガーケアとしてではなく、次の相手のターンの妨害として割り切った方がよいだろう。

このカードとキラスターのデザイナーズコンボは非常に凶悪で手札とデッキトップ次第では十分にワンショットが狙える。

次のターンまで絶対に生き残ってくれるのでリーサルの計算がかなり楽になる、4枚採用


R.S.S. アアルカイト

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次のターンまでほぼ確実に生き残ってくれる進化元

進化時に無料でスパイラル・ゲートが打てる点が非常に強力。さらにGSも持っているので受け札としてもカウントできる。

進化元を確保する意味で4枚採用


「火球の祈り手」&「伝承の語り部」

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先程解説した2枚のカードは進化するために1度相手にターンを返す必要があるが、このクリーチャーはcipで4コス進化クリーチャーを自身にそのまま重ねることが出来るので盤面にクリーチャーがいなくてもアダムStarに繋げられるのが非常に強力。

一見マノミ〈ポセイドン.Star〉に進化できなさそうに見えるが、種族にレクスターズを持っているので問題なく進化できる。

他にも、盤面を横に広げることもできるためかなり使い勝手のいい1枚。

また、GSを持っているため受け札としても活用できるのも見逃せない。

しいて言うならマイパッドとの相性が良くないところが唯一の欠点。

盤面0の状態からでもスター進化クリーチャーが建てられるので4枚採用

これは完全に余談だが、コロコロレアの方が通常柄よりも10円ほど安い


Re:奪取 マイパッド

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青い桜風妖精Reステップル

このデッキは3ターン目に進化元設置、4ターン目に進化というのが基本の動きとなるが、このカードを2ターン目に出せると3ターン目にはもう進化できるようになるので純粋に動きが1手早まる。他にもシャッフを3ターン目に出す動きもかなり強力であった。

また、このクリーチャーが最短で破壊されたとしても相手の1ターンを浪費させることができるため十分に仕事をしているといえる。

確実に引き込んでおきたい初動な点と、盾に埋まったとしても受け札となってくれる点など採用にメリットしかないため4枚採用


奇天烈 シャッフ

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このデッキ唯一のメタカード

しっかりと相手のデッキを読んでどのカードを止めたいのかを考える必要があるものの、ハマったときの威力は非常に高い。

キラスターから出てくる詰め要員として採用したがキラスターが絡まない試合でもかなりの活躍を見せた。

あくまでサブプランの1つなので2枚採用


暴斬の姉豹

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受け札兼カダブランプー

盾から踏ませても強いしジャスティス・フォースから出しても強いしキラスター攻撃時に出しても強い万能カード。

今回の構築では受け札は十分に入っていた点と進化元としてはあまり優秀でないため今回は2枚のみの採用になった。


エヴォ・ルピア

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上振れ枠

このカードの素出しはほぼ完全にあきらめていて、ジャスティス・フォースや「火球の祈り手」&「伝承の語り部」、キラスターから出すことを想定して採用した。

このカードのおかげで腐りがちなキラスターの2枚目が有効に使える点や、手札に進化クリーチャーがアダムStarしかいないときにこのクリーチャーからアダムStarに進化することで侵略元を強引に確保しつつ次のアダムStarを探しに行ける点が優秀であった。また、マナ基盤としても非常に優秀である。

ただ、4コストの進化クリーチャーさえ立ててしまえばアダムStarが侵略できるためわざわざ5コストの進化クリーチャーを出す必要性が薄い点や、他のクリーチャーも進化させることが出来る点、そもそもデッキのカラーリング的に素出しがしにくい点を考慮すると「火球の祈り手」&「伝承の語り部」の方が無難であったため2枚採用になった。

これはかなり非現実的ではあるが、ジャスティス・フォースからこのクリーチャーを踏み倒して、キラスターに進化させるとこのクリーチャーとキラスターのcipで出てきたクリーチャーがどちらもブロッカーになるため手札消費1枚でブロッカーを2面展開できる。(キラスターのcipで出したクリーチャーはキラスターの効果でブロッカーになっている)


・呪文

ジャスティス・フォース

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このデッキにおける理論値最強の受け札

この呪文は踏み倒しとブロッカー付与がこのカード1枚で完結しているため最低でも1打点が止められるようになっているが、最悪の場合何も踏み倒せなかったとしてもブロッカー付与は自軍全体であるため直前のターンで殴らずに溜めておいたクリーチャーや召喚酔いで殴れなかったクリーチャーがブロッカーになって攻撃を止めてくれる点も非常に優秀

この呪文と特に相性がいいクリーチャーが奇天烈 シャッフで、シャッフのcipでJDやアンタッチャブルなどを貫通して最低でも1体は止めれる上にシャッフ自身もブロッカーになるため非常に強力なコンボであるといえる。

ブロッカー破壊が唯一の裏目になりうるが、そもそも現状ブロッカー破壊ができる実用的なカードがほぼ存在していないためこれは無視してしまって大丈夫だろう。

正直手札に来るとかなりかさばるものの、盾で踏ませたときのリターンが大きいため4枚採用


4.採用候補のカード

ネ申・マニュフェスト

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このクリーチャーは進化元かつ手札交換枠としての役割が期待できるが、このデッキにおいて3コストの進化元は次のターンまで生存することがマストであるので、生存能力という点で優れているR.S.S. アアルカイトの方が採用された。


終末の時計 ザ・クロック

終末の時計 ザ・クロック

盾で踏ませると確実に1ターンもらえる上に次のターン進化元になれるので非常に強力ではある

しかし、このデッキのもともと分厚い受け札を増量する必要性が感じられなかったことや、ジャスティス・フォースから出すことを想定すると常に手札に1枚抱える必要があるが手札がカツカツになりがちなこのデッキでそんな余裕はないことから不採用となった。


Disカルセ・ドニー

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これはエヴォ・ルピアと入れ替えを考えていたが、マナの色や1ドローの差、MFの必要性などを総合的に勘案した結果エヴォ・ルピアに軍配が上がった。


マニフェスト <マルコ.Star>

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cipで前のターンに出ていたアダムStarをバウンスして使いまわすことができる点や攻撃時に手札補充することが出来る点が優秀ではあるものの、攻撃時にアダムStarを引けたとしても侵略できないところや、暴斬の姉豹から進化できないなどの小さなミスマッチが気になったので不採用となった。

ただ、大会終了後に改めてマルコStarを入れて回してみるとかなり滑らかに回ったので採用する価値は十分あると思う。


天翼 クリティブ-1(奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ)

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メタカードとしては非常に優秀であるが、このデッキの核となるマノミ〈ポセイドン.Star〉に進化できない点を重く見て不採用。

また、4000円限定構築では閃やダムドなどの革命チェンジや侵略を主軸に据えたデッキは値段的な意味で出てこないと考えていたことも不採用の理由として挙げられる。


検問の守り 輝羅

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4,000円デッキ環境のメタ読みとして手札以外から展開してくるデッキはほぼいないと考えて、割り切った結果の不採用。

個人的な意見だが、このカードで止めれるならミクセルやカマスでも止めれると考えているのであまり評価は高くない。GSを持っている点が唯一の差別化点か。


異端流し オニカマス

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そもそもカマスのメタ能力が現環境のカードパワーに対抗しきれていないと感じていたため不採用にした。ただ、大会では案外カマスが刺さりそうな場面が多かったのでまだ舞えるかもしれない。

採用できそうなメタクリでは唯一アダムStarの侵略元になれるのでそこはかなり評価している。


5.現在の構築

青白アダムStar

OUT サッヴァーク <マン.Star> → IN マニフェスト <マルコ.Star>

サッヴァークも十分強力ではあるものの、マルコStarを採用すると動きに幅が出て、前のめりに戦えるようになるため入れ替えた。


OUT R.S.S. アアルカイト → IN 異端流し オニカマス

もともと手札に来ても腐りがちであったのでこのデッキに不足しているメタカードと入れ替えた。ここで入れ替えるメタカードはかなり個人の好みが分かれる部分になると思う。アアルカイトを抜くことで受け札が4枚減少するためそこが少し気になる。

運営さんオニカマスGS待ってます


6.おわりに

実はこのデッキはもともとフェアリーチャンネルさんの

【救】召喚ロック×侵略でガンガンイコーゼ!! 新デッキ『青白Code:1500』は攻守完璧なデッキでした…【デュエマ/対戦動画】

という動画や

DMはいじんさんの

【デッキ紹介】除去耐性?関係ねぇ!手札に戻しまくる青白スター進化!

という動画を見てアダムStarのデッキを組もうとしていたところにちょうど4,000円大会の告知が来たため急遽4,000円で収まるように改造したものになります。

他の人のデッキをがっつり参考にしてる身で言うのもなんですが、今回のデッキはかなり自信作なのでぜひ組んでみてください。

下のツイッターのリンクから過去に紹介したデッキが見れるようになってます。もしよければぜひ他のデッキも見ていって下さい。


誤字脱字等がありましたらコメント欄によろしくお願いします。

最後になりますが今回対戦してくださった皆様本当にありがとうございました。

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