キングダム ハーツ3感想～オリンポス編

オリンポス
原作：ヘラクレス(1997年公開)
公開当初に家族で映画館まで観に行った記憶があるが、20年以上前の話で
原作に関する記憶はうっすらとしかない。

【ざっくりと導入】
キングダム ハーツ3の開幕に訪れるワールド
前の作品で力を失った主人公ソラが、力を取り戻すヒントを得ようとして、英雄ヘラクレスの元を訪れようと、オリンポスに向かう。
一方そのころ、ハデスは運命の女神たちが予言した未来に従い、今回こそオリンポスをわが物としようと、タイタン族を解放してオリンポスに向かわせていた。

【シナリオに関する感想】
オリンポスコロシアムはシリーズでも最も採用されているワールドだったが、キングダム ハーツ3にして、初めて原作映画の流れを汲む。毎回お決まりの力を失うソラにとって、展開としてはよくできていると思う。
ワールドロゴの演出、導入に続く最初のハデスのコメディカルなやり取りも非常に良かった。親戚のおじさんのくだりは初見で思わず笑ってしまった。
テーベの街の救出劇、規模を感じさせるオリンポス山のロックタイタン戦、そして新システムを使えとばかりのトルネードタイタン戦(初プレイ時は本当にグダグダだった)と、チュートリアルをうまくストーリー中に入れられていると感じた。
このワールドでソラはへラクレスの姿勢から、失った力を取り戻すには、「助けたい一心　それだけで充分だ」という学びを得る。
(英語だと"Something to fight for, with all my heart.")

シナリオに関してはよくまとまっていて、これからを期待させてくれる内容だったなあと思う。原作映画の結末もうまくアレンジできて、あー完結したなあという感じ。

個人的にはシナリオは言うことなくよかった。惜しいところを敢えて言うなら、最初のワールドということでボスが言うほど強くできなかったってことだけ。
音楽はオリンポス山およびテーベの重さのある感じ、戦闘曲のラッパ管が好きです。

【おまけ】

ver1.07以降は修正されてできなくなったけど、かつて復興前のテーベに行けるバグがあった(このころはモバイルポータルがないため、このように写真を撮ることができない)

ワールドの塗りがとても好きです。

Go the distanceすき