花言葉：

もっと早く出会いたかったとかもっと成長した先で出会いたかったとか。
稀にそんなことを考えてしまう人がいるけれど、きっとあの時の私で、あの時のきみだったからこそ手繰り寄せることができた縁だったんだろうなと思う。
もし違うタイミングで出会っていたら互いに目もくれなかったかもしれないし
そもそも交わらなかったかもしれない。
それでもわたしはきみと、もういちど、知らない街で知らないひと同士として出会いたかった。別れを延長してみたかった。カラオケを延長するみたいなノリで。またねが最後だった
その時が来ることはきっと、もう永遠にない。

好きだと思う人が増えれば増えるほど、幸せだと感じる反面無性に切なくなる。
ここに来て大切なものを増やしすぎてしまったみたい。
別れがこんなに辛いなら、出会わずに生きていた方が楽だったかもしれない。
私の居場所を作ってくれたみんなと離れなくてはいけない、誰のせいでもない。無かったことになんてしたくない。
ほんの僅かな時間だったけれど私にとっては一生の思い出。いつだって思い出してこの他愛もない会話を一緒に過ごした時間を愛おしく思うだろう。
いつかみんなから私の記憶が薄れても私の中で生きてずっとキラキラと輝く、どんな時でも支えになってくれる。そんな瞬間を皆がくれたから。

もっとここに居たいなぁ