カス

あと一ヶ月くらいで17歳になる。

あ、そうか、ということはあと一年と一ヶ月でパチンコ店に入れるんだな(入るつもりはない)。え、マジ? てか18歳ってもう成人か。俺の精神はまだまだガキそのものなんだけど……あと一年ちょいで精神が大人()になるなんて想像もつかない。

さあて、皆さんご存知の通り俺は中卒ニートだ。真面目に優等生やってたけど高一の3学期に突然学校に行けなくなりそのまま中退したことで有名(無名)。頑張り過ぎてエネルギーを使い果たしたのかなんなのか知らんが、もう何もする気がないから最近は早く死にたいとばかり言っている。だって生きてるだけで疲れるんだもん、なんでこんなに苦しまなきゃ生きてけないの。進学、就職になんの興味もないから限られた金と労力を注ぎ込んでまでそれらをする意味がわからない。それが社会の普通だと言われようと興味のないことに力を使うのが嫌だから、就労支援すら受ける意味がないと思っている。今はデイケアに通ってんだけど、みんな当たり前のように社会復帰の為に動いていて、え、え、えええええってなってる(伝わらない)。

なんというか、他(た)への許容値が低くて、自分が少しでも気に入らない部分があると全て嫌になってしまう。社会的に何の取り柄もない。したくないことができない。みんな学校も職場も行きたくない勉強やりたくない仕事やりたくないと言いながら毎日行ってるの、意味わからない。これ言ったら批判されそうだけど、行ってるってことは本質的に行きたいんじゃないのか。あー、つまり、行きたくないのは事実だけど、ガチで行かないという選択肢を取ると更に悲惨な目に遭うから、仕方なく行ってるってことだよね? つまり"行きたい"んだ、より嫌な結末を避けるために。"やりたくない"の強度の差で人間の行動が決まる。俺は通学も就職も"やりたくない"んだ。だからやらなかった。行かなくてもどうでもよかったから、行くことをやめたんだ。やりたくないと言いつつやってる人たちとの違いはそこだ。その先どんな悲惨な結末が待ち受けていようと、進学就職、その他諸々自分にとってストレスなことを一切したくないんだ。脳の低負荷が第一なんだ。あ、このままホームレスになりそう。

しかし行くことをやめた今でも、つらい死にたいが続いているのは妙だ。いや妙じゃねえ、こんなこと容易に想像できたろう。家族には呆れられ、親の脛を齧り、罪悪感に押し潰されずにニートの日々を過ごせる程俺の精神力は強くない(知ってた)。ストレスの源「学校」が無くなったことで俺の精神も少しは平穏になるかと思っていたが、正直微塵もなっていない。やはり俺は根本的に生きるのに向いていなかった、ということだろう。成人したら親は俺を家から追い出すだろう。やっぱホームレスか。どこの路上で寝るか、今のうちに決めとくか。

労働とかマジでしたくないのよな。どんなに高給だろうとやだ。他人の恩恵にあずかり、他人の労働のおかげで俺はニートができているんだから恩返しをしなければという気持ちがよぎることもあるけど、いやいや勝手に産んでおいてそれは自分勝手だろうと、ニートなりに言い訳してみる。なぜ世の親は自身の子が引きこもりニートになる可能性を考えず安易に子作りをするのだろうか。うちの子は大丈夫、いい大学を出て安定した企業に就職するわよと信じて疑わないのか。頭粉落としにも程がある。お前の服にかけてる柔軟剤、脳にもかけたらどうなんだ。

「ええ、どなたか存じ上げませんが、大変生きづらそうですね……」って声をかけてくれたら嬉しいな、SNSだって助け合いのツールであるべきだと思うから。

なんでこんな生きづらいんだ。

もう一度言う。

何でこんな生きづらいんだ。

最近自分の症状がASDの特徴にめちゃくちゃ近いことに気づいたけど、医者はその手の診断をしたくないっぽいから、相変わらず俺は甘えた健常者のままだ。

あ、それと、俺はキモい男だから近寄らない方がいいと思う。反出生界隈には男嫌いも多いと思うから、みんな俺へのフォローなんか外してしまえ。フォロワーなんぞどんどん減ってしまえばいいのさ。みんなから忌み嫌われキモいと言われ続ける存在、いわゆるチー牛だから。俺は自分が男であることが大嫌いだし、他の男も好きではないし、だからといって女好きでもないし、なんならそもそも人間が好きではないから、とりあえず生まれたくなかったな〜なんて思ってはいますね🧔‍♂️

あと少しの勇気さえあれば、近いうちに普通にJ¡sα†s∪するだろうな、その前にやりたいことは全部やっておこうかな。陰毛を除毛して、髪の毛先を紫色に染めておこう。

社会的価値のないゴミで申し訳ない、いや俺が悪いのか? 仮にそうだとして何が悪かった? いくら考えてもわからない。たまたま俺が極めてストレス耐性の著しく低く、行動を起こす為の必要最低限の気力すら殆ど持ち合わせない個体に生まれてしまった、きっと、それだけの話だ。社会から批判を浴び続け、耐えきれなくなった頃、きっと俺はJ¡sα†s∪する。


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