見出し画像

いよいよ手術へ

ここのところ、体調不良が続いていましたが、ようやく安定したので続編の投稿です

5月16日に入院となり18日に手術することになりました
GWの悪行により(本当のところはわかりませんが)黄疸が出ていたので手術が延期になるのではないかとドキドキしていましたが、血液検査の結果そこまで数値は高くないとのことで、予定通り行われることになりました
コロナ禍でもあり、術後の面会はオンラインのみとのこと
術前の面会はありません
なんだか不安とさみしさとで柄にもなく落ち着かない時間でしたが看護師さんの気遣いでなんとか前向きな気持でオペ室へ。。。
そっからは当然覚えていませんのでレポートもできません 笑
術後は、次男も来てくれていたのでオンラインで2人と話しをしたあとそのままICUへと入りました
手術時間は11時間にも及び、主治医の先生からは、大関クラスかと思ったら横綱クラスでした。。とのお言葉をいただきました
手術の難易度ですね
術数日本一のこの病院でも昨年度4例しかない施術とのことでした
受けられたのは本当にラッキーだと思っていますが、それだけの手術なので合併症含めて術後のリスクもかなりなものになります
あとは祈るのみ。。。

問題はICUです。。。
術後、体から出ているパイプは7本にも及び両腕には点滴、脈拍などを測るモニターも着けて、かつ足にはエコノミー症候群を防止するための空気のマッサージ機を装着していました
口には酸素吸入器も
パイプはすべて体の前面から出ていますし、背中からは麻酔も入っています。モニターなどに影響が出るために上を向いた姿勢でじっとしているわけです
当日は水も飲むことができません
これを称して地獄。。。と呼びます。。。
実は私はうつぶせ寝なんですね。。。そんなんしらんけどって話しですが上むいて寝たことなんかないんです
加えて。。。書きたくもないですが、黄疸による痒みもあります
じっと耐えるしかありませんでした
がんの専門病院のICUなので緊張感もあります
基本的にはICUの看護士のみなさんはすごーーーーーくやさしいのですが、ICUに入っているってことは「命」がかかっている患者が多いってことです
ですから、それが最優先 喉が乾いて死ぬことはないし(点滴してるし)痒くて死ぬことはないわけですから、ましてやうつ伏せじゃないと寝られませんとか言える雰囲気ではまったくありません
耐えきれずに体を動かすとコードやパイプが絡んでアラームが鳴る始末
皆田さーん、もちょいおとなしくしてよっかーって笑顔で叱られること何回か忘れました 汗
定期的に時計を眺めてただただ時間のすぎるのを待ちました
でも10分なんです。。。見るたびにすすんでる時間は。。。
全く寝ることもできない状況の中で、死んだほうがましだったかなぁとか考えましたし、周囲の気持ちも考えればそんなことを考える自分がいやになったりしました
このときがいちばんつらかったかなぁ
冗談にできないくらいしんどかったです
ICUを出たのは3日後の21日でした
自分の個室に戻ったときは本当にうれしかったです
帰る場所は病室じゃないのにね。。。

あとは回復するのみ
その時はそう思ってました
でも、そんなに簡単じゃなかった。。。

神様、おれ、なんかそんなに悪いことした??

したかもね、知らんけど 笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?