2022　大阪杯（GⅠ）　予想

今年の大阪杯は、去年同様の2回4日目というスケジュールで開催される。日曜には降水確率60%程度ではあるが雨予報があり、去年のような泥んこの重馬場での実施ということはないが稍重になってもおかしくはないということを留めておかなければならない。
先週の馬場傾向だと土曜日（雨が降った日）は前有利の馬場で、日曜（晴れた日）は真ん中を通る差しが強い馬場とガラッと馬場傾向が変わったので、当日の馬場状態をしっかりチェックしなければならないが、金曜日時点では最新の「真ん中が伸びる馬場」と考えておく。
（追記）
土曜の馬場を見るとかなりの内前有利という馬場に感じた。ただ、今晩から明日にかけて雨が降るということで馬場の傾向が反転する可能性もあるので、慎重に見極める必要がある。
また、アフリカンゴールドかジャックドールが刻むであろう1000ｍ通過が59秒前半のMペースに加え、阪神2000mという舞台は最後の直線が短い分3～4コーナーにかけたスパートが始まる持久戦になる傾向も高いので、スタミナ性能も兼ね備えていることが求められる。
以上より、「ロングスパートができる持久力」と「上がり2位以内の脚」を使える馬から狙っていきたいところである。
展開としては以下のように考えた。

※良馬場なら、▲→◎→○の評価に変更します。

◎エフフォーリア

現役最強馬。ダービーでの雪辱以降、超一流古馬相手に超強い勝ち方で勝利してきている。確かに、今回1週前調教や初の関西輸送、古馬になって斤量の恩恵がない、1000m通過が60秒を切るMペースの経験がない（有馬記念はパンサラッサの単独逃げだったのでノーカン）などと、不安要素はいつもよりはある。
だが、展開予想をしたときにポジションとしても埒沿いに沿って進めることができるだろうし、3枠6番という絶好枠を引いて前に行く馬たちを見ながら競馬をすることが出来る。また、Mペースで流れそうな分差しがより効きそうである。過去のレースを振り返ってもこの手薄なメンバー（去年比）だと負けて欲しくないし、連を外さないと思う。馬場が渋ってもこの馬はこの馬の強さを見せることができるし、正直隙がない。当たり前だが、「ロングスパートができる持久力」と「上がり2位以内の脚」を使える馬はピカイチでこの馬。先行脚質で、仮に少しでも出遅れても途中から捲り上げる器用さも持っているので流石に逆らえない。この馬について書く量が少なくなるが、この馬の強さは皆が知っていることなので、簡単に留めておく。

○レイパパレ

前走の金鯱賞はジャックドールに大差で負けてしまったが、斤量56kg＋得意舞台ではない中京競馬場＋休み明けなどジャックドールに比べて条件が明らかに向いていなかった。それでも3着以降の馬には差をつけての2着であったので、コントレイルやグランアレグリアを倒したGⅠ馬という感じであった。前々走以前の見解は以前の金鯱賞で述べてるので、気になる方はそちらも参照いただきたい。
今回、得意な阪神2000mという舞台に戻り叩き2走目＋斤量－1ｋｇ（前走負けたジャックドールと相対的に2kgの差も生まれてる！）、そして調教時計も中2週と詰まっているが前回と比べてかなり動けていたし条件面に関してはかなり好転している。7枠14番という外枠を引いてしまったがもとから番手につける競馬を考えていたであろうこの馬にとっては割引しすぎる必要はないと思う。また、雨が降るなら皆の記憶に御も新しい、去年の大阪杯で見せたような重馬場適性が尋常なくらい高い馬（重馬場の鬼・モズベッロと上がり3Fが同タイム、、汗）なので、他の有力馬を置き去りにする可能性も十二分にある。エフフォーリアはともかく、ジャックドールに関しては逆転の余地が非常にあると思う。なんでこんな人気していないのか分からないが、期待値的には1番魅力を感じる。

▲ジャックドール

前走の金鯱賞で大本命◉の印を打ったが、予想通り強いパフォーマンスを見せて勝利してくれた。単勝2.0倍もついたのは嬉しい誤算だった。3〜9Fまで常に11秒台のラップを刻み、しかも逃げ馬なのに7〜8F目で11.0というラップを刻んだら後続はなす術がない。もちろん開幕週というのも味方につけ内前有利で時計が出る馬場であったことは間違いないが、従来のレコードタイムを大幅に更新出来るのは力のある馬じゃないとできない。前走以外の見解はこれも以前の金鯱賞で述べてるので、気になる方はそちらも参照いただきたい。
今回のメンバーを見てもショウナンバルディとアフリカンゴールドなどの同型馬がいるが、2枠4番という絶好枠を引けたのでいつも通りハナをきることができるだろう。また、東京・中京という直線の長いコースから阪神2000mという直線が短くなるのも、逃げるこの馬にとっては歓迎だろう。
懸念点は、上がり馬のため連続で使われてきている+レコードを叩き出すくらいの消耗による疲労だが、これに関しては調教を見てる分だと問題ないように感じる（むしろいい）がやってみないと分からない。右回りが〜とかいう人はちゃんと未勝利戦を勝った時のレースを見直してきてほしい。しかも、この馬が覚醒する前の話だし、それを取り上げるのはお門違いだ。また、日曜に予想されている雨予報も、ストライドが大きいこの馬にとってプラスとはならない。良馬場で開催されるのであればこの馬を本命にしたかったのだが、、

△アフリカンゴールド

～～～～～とりとめないお話～～～～～

今回3強に印を打ったんですが、この結論を出すのに1週間みっちり考えました。レース映像を何回も見直して、それでもやっぱり逆らえないと感じてしまいました。今回文章の量が少なくなったのは、今週少しドタバタしてて書く時間を確保できませんでした、、（泣）来週からまた頑張ります！

では、

大阪杯現地観戦楽しんできます！！

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