見出し画像

2022 皐月賞(GⅠ) 予想

今年の皐月賞は、去年同様の3回8日目というスケジュールで開催される。
先週の中山の馬場は、3歳1勝クラスの1800戦で1.46.6というタイムや古馬オープンの1200m戦で1.06.8というタイムが出ていたようにかなりの高速馬場となっている。かといって、前が一切止まらないというわけではなく、好位につけた馬が良い成績を残していたように思う。一方、今週は木曜日や金曜日に雨が降り芝の状態が先週と一転する可能性もあると思う。
(追記)
土曜の馬場を見た限り、最内を通る馬には厳しく直線の真ん中を通る好位~中団勢が変わらず優勢と感じた。明日になって芝の状態が良くなると、タイムも出る可能性はある。

例年、1000m通過が馬場状態に関わらず59秒台のMペース以上にはなっていて、今年はスプリングSを勝利したビーアストニッシドや若葉Sを勝利したデシエルトという強力な逃げ馬に加え、弥生賞を勝利したアスクビクターモアやホープフルSを勝利したキラーアビリティなどの有力な先行馬もいるので、今年も1000m通過が59秒台になることはほぼ間違いなく、さらに言うと1000m通過が58.5~59.3くらいのタフなペースになるのではないかと予想する。そうなると、逃げ先行馬にはどうしても厳しい展開になりやすいため、差し脚質の馬が有利になると考えている。

また、普段の自分はあまり予想に組み込まないのだが、調教で早いタイムを出して調子・状態の良い馬に注目したい。というのも、血統予想で有名な亀谷敬正氏がYouTubeでよくおっしゃっていることで自分も非常に共感していることだが、「競走馬の能力は一定ではない」のだ。走る競馬場や状態面によって発揮するパフォーマンスが異なることは大いにある。皐月賞というのは牡馬クラシック第1戦目で、どの陣営も他の重賞よりは勝ちたいという思いが強くなりいい仕上がりで馬をレースに出すだろう。ただ、中には約1ヶ月後のダービーのことを見据えた調整をする陣営もいると思っている。そして、今年の牡馬は抜けて強いという馬が存在せず粒ぞろいのメンバーが集まった。だから、この皐月賞に狙いを定めて万全の状態で出走できる馬というのはそれだけでポイントが高い。

実際、先週の桜花賞でも

スターズオンアース・・・重賞2連敗も、川田騎手が美浦に駆けつけて馬が変わったような素晴らしい調教
ウォーターナビレラ・・・チューリップ賞で一度叩いた後、究極仕上げでの出走
ナムラクレア・・・距離適正的にクラシックは桜花賞しか使えないので、狙いを定めた究極仕上げ

一方、

サークルオブライフ・・・チューリップ賞後の栗東滞在予定が急遽また美浦へ帰ることになり当初の予定とずれた上に、オークスのことも見据えている

ナミュール・・・チューリップ賞からの上積みが一切ない
プレサージュリフト・・・狙いはオークス

以上桜花賞での有力馬を簡単にまとめたが、先述の通り桜花賞に狙いを定めた馬が揃って好走したという印象を受けた。だから、皐月賞においてもこのレースに「強く」狙いを定めた馬を見極めたいと思う。

長々となったが、「好位~中団でポジションをとる」ことが出来て「差し脚質」「皐月賞に焦点を当てた状態の良い」馬から狙っていきたいところである。

◎ドウデュース


前走の弥生賞を見たときから本命打ちたいなあと思っていたが、結局本命の印を打った。前走の弥生賞は負けはしたものの、叩き台+勝ち馬が有利な内前を選択した+ロジハービンによる不利がありポジションを下げられたことと、敗因がはっきりしてる上にボーンディスウェイを最後差して2着まで来ているのだから、この馬の地力の高さを改めて感じた。正直中山2000mの適正に関しては半信半疑だったので、この結果には驚いた。朝日杯FSもいくら展開馬場が向いたとはいえ、セリフォスに先着しているし地力は非常に高い。また、4戦全て連帯していることから安定感も高いのも魅力。

今回枠も6枠12番と悪くないところを引けたのもいい。フォトパドックを見ても筋肉の質感など申し分なく、調教もかなり動けており一度叩いた上積みを大きく感じた。距離適正・舞台適正の面でもダービーは厳しそうだし、有力馬の中では1番「皐月賞に焦点を当て」た馬だと考えている。

冒頭で述べた「好位~中団でポジションをとる」ことが出来て「差し脚質」というのにも該当している。
1着になるかと言われると分からないが、馬券内に来る確率はかなり高いと見込んでいる。

○ジャスティンロック


僕が新馬の頃から追っかけ続けてる思い入れのある馬。京都2歳Sで本命にしてキター♪───O(≧∇≦)O────♪っとなったのはいい思い出。あのレースは何度見てもビーアスドニッシドが勝つ流れだったにも関わらず、捲り上げての勝ちはタイム的には見劣りがするがかなり強かったと思っている。また、前走の弥生賞も3ヶ月半の休み明けで賞金も足りていることから、ドウデュースと同じく叩き台だったので、4着という着順に対して評価を下げすぎることはない。むしろ、内前有利な馬場の中で後方でのポジションを取りそれに加え3角でロジハービンによる不利を受けて立ち上がるような場面が見受けられ、直線では大外を回して上がり2位タイの脚を使っての4着なので評価できる内容である。

この馬はスタートが若干怪しくいつも後方からの競馬になりがちだが、M~Hペースになって前傾戦で持久力勝負になるのは歓迎であり、今日の馬場を見ても差しが決まるので展開としてはかなりハマりそう。

この馬はホープフルSに使わず弥生賞を使って皐月賞に臨む。目先のGⅠではなく、皐月賞から逆算したローテーションの組み方には好感が持てるし、関東輸送の経験をさせたというのも陣営の「皐月賞に焦点を当て」て本気で取りに来ていることが感じられる。調教の動きもいい動きをしていた。

思い入れのある馬だから贔屓目に見ていないかって??そうかもしれない、、


▲アスクビクターモア

~~~~~とりとめないお話~~~~~


桜花賞で6番人気のナムラクレアを本命にしたのにトリガミ、、(泣)馬券の買い方が下手すぎる、、。おとなしく単複だけにしておけば良かった。反省反省。

今週の皐月賞は、今年の重賞レースで1番自信がないので少額で遊ぶことにします~

 

Twitter:@b1_nty

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?