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読書ログ-「銭湯から広げるまちづくり:小杉湯に学ぶ、場と人のつなぎ方」

著者の加藤優一さんが、Voicyの木下斉さんの放送にゲスト出演されていて、興味を持ち、銭湯からまちづくりをするって面白いなと思い読んでみました。

面白かったです。

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一番興味を惹かれたのが、ライフスタイルの変化です。

以下抜粋です。

<コロナ禍で明らかになったのが、ライフスタイルと住宅の間取りが合っていないこと。

一人暮らしの場合は、「他者との接点がない」、同居人がいる場合は「距離が近すぎる」という精神的な問題がある。

自宅に全ての機能を持たせずに、シェアしあい、半径500m圏のまちを自宅と見立てると、ゆるいサードプレイスができて、住宅と職場だけにはならない。>

人との距離感がほどよいって、ユートピアだなと思いますが、誰もが裸になる銭湯って、鎧をほどいてくれる1つの場所で思っているより、ポテンシャルが高いのかもしれませんね。

銭湯好きな仲間とどうやってこの事業を興したか、運営していったか、チャレンジのストーリーが、正直に語られていて、面白かったです。

ただ、このビジネスモデルが、どんな場所でもできるかというと、微妙な気がしました。

この小杉湯は、東京の高円寺ですが、若い方も多く、オープンな雰囲気があると思いますが、私の住んでいる地域では、どうかなあ。

近所のスポーツクラブのサウナは、結束の固いおばあさんばかりで、私は、いたたまれなくて、数ヶ月でやめてしまいました(笑)。

サードプレイス、欲しいです。


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