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カマタマーレ讃岐・鯰田太陽選手の取説

J3カマタマーレ讃岐は7日、仙台大サッカー部MF鯰田太陽(4年)の来季新規加入内定を発表。東北大学サッカーNo.1司令塔の鯰田選手が、讃岐でどのような輝きを放つか気になるサポーターは多いでしょう。そこでより多くのサポーターさまに鯰田選手の人柄やプレースタイルを届けるために、取説を書かせて頂きます。以下鯰田太陽選手の簡易プロフィールです。

鯰田太陽選手プロフィール

鯰田太陽(なまずた・たいよう)
1999年4月13日埼玉県蓮田市出身
172㎝66㎏
所属 FC白岡南 - 柏レイソルU-12 – 柏レイソルU-15 – 柏レイソルU-18 – 仙台大
利き足は右

柏の下部組織一筋で育った選手で、柏内定を勝ち取った加藤匠人(筑波大4年)を始め、既にプロとして活躍している猿田遥己、宮本駿晃、中川創、田中陸、中村駿太と99年生まれ世代と研さんを積んだ。
プレースタイルはパス能力に長けた司令塔タイプ。パスワークを駆使したポゼッションフットボールで戦う柏ユース出身のパサーは、まるで定規で引いたかのような美しい直線を描く楔のパスを前線へ供給する。精度の高い右足から繰り出されるプレースキックは圧巻の一言。強いドライブ回転がかかった山なりに落ちるボールに、無回転のブレ球と状況に応じて蹴り分ける。小学生時代から無回転シュートを放つ天才パサーと称賛され、当時対戦した選手たちは『本当に凄いパスを通していた。まるでシャビみたいな存在だった』と"柏のシャビ"として恐れられた。
課題はインテンシティや守備を挙げられていたが、大学入学後からトレーニングに励んで肉体改造に努めた。本人も弱点の克服に躍起だ。球際や激しいスライディングなども強化しており、元々優れていた体力面においても自信をつけた。

鯰田太陽選手の人柄

Jユースで礼儀が正しいと評判の柏ユース出身なだけあり、しっかりした好青年だ。基本的に敬語を崩すことはなく、取材対応も非常に丁寧。ただ真面目なだけでなく、ノリも非常にいい優等生だ。ただ稀に不思議ちゃんな部分を垣間見える時もあるので、ファンサなどで引き出してほしい。

よく苗字を間違えられる問題

よく苗字を間違えられており、本人も少し困っている。鯰田で"なまずた"と読むので、"なまずだ"と読まない。尚、世界的なサッカー情報サイトのTransfermarktでは、Yamazudaと書かれてしまった(現在は修正済み)。その際は『絶対プロになって修正させます!』と息巻いていた。大学でも柏ユースでも『ナマ』と呼ばれている。柏ユースでは古賀太陽選手が在籍していたのもあり、太陽とはあまり呼ばれなかった模様。讃岐にも下川太陽選手がいるため、『ナマ』と呼ばれると鯰田選手も反応しやすいかも?

柏ユースで同期だった中村駿太選手も『ナマ』呼びです。

意外な特技

止まったボールを蹴らせたら、絶妙なコースを突く鯰田選手。止まったボールは何もサッカーだけではない。なんとビリヤード🎱も素晴らしい腕前を持つ。まだ2〜3回しかプレー経験はないが、すぐにコツを掴んでブレイクエース(ナインボールなどでブレイクショットで9番ボールを落とす難易度が高いショット)を連発。非常に精度が高いショットを連発するため、素人とは思えない腕前。コロナ禍中はビリヤードから遠ざかっているが、セットしたボールを打たせたら右に出るものはいない?

最後に

ここまで鯰田選手の一面を書いてみました。本当にプロ内定を勝ち取るまで苦労が耐えませんでした。昨年のコロナ禍救救済大会#atarimaeniCUP初戦(vs東洋大)はスタメン落ちし、デンソーカップもまさかの選考落ちを経験。それでも弛まぬ努力で東北最速でプロ内定となりました。柏ユースの茨田、秋野、手塚、安西と受け継がれてきた司令塔の系譜を背負う鯰田選手。そのゲームコントロールから目が離せない。

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