ミッドサマーナイトドリーム
真夏の夜、ある夢を見た。
大好きな人達の、歌のぬくもりに包まれた。
大好きな人達の前で、自分を歌った。
それはとてもあたたかな夢だった。
今回の企画は大切であるが故に怖いこともあった。
企画をやり終えた途端燃え尽きて、音楽が出来なくなる可能性だってありえない話ではない。
いい人生だったな、と急に生に満足してしまう可能性もある。大袈裟なんかじゃない。
それにわたしは、2年間音楽活動に打ち込むために大学を休学しているのだが、その期間を終え、9月から復学しなければならないという、ちょうど今、そんな節目を迎えている。
人の心は実に不安定で、不確定で、企画後の自分がどういう気持ちになっているかは、実際その時になってみないとわからなかった。
でも今日目が覚めてみて、
あ、9月ライブいっぱい入ってるし、今月中に今書き途中の2曲を仕上げて余裕もって9月迎えなきゃだ……復学関係もあるし……あ、弾き語りの動画とかも撮らなきゃな……ゆっくりしてられねえーーー
と思った。
忙しなく、愛おしい日々が今日も変わらずここにあった。
生きるって楽しいことなのかもなあ、と、
喜ばしいことなのかもなあ、と、
ふとそんなことを思ったのでした。
本当にありがとうございました。
また再び、音で溢れる場所で会いましょう。
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