フランス語検定3級受験の参考書の参考

きのう2020年秋期のフランス語検定の3級と4級を受けました。

(※現時点でまだ結果は通知されてないけれど、試験終了の数時間後に正答例が仏検ホームページで公開。自己採点では、このまま記入ミスがなければどちらも90点以上とれてるはず…ちゃんと結果きたらまた更新しますー)

(※12/11追記。4級100点と3級94点頂けました)

私自身も受験前に色んな方のご意見を参考に本を買ったので、自分なりのフィルターで残しておこうと思います。

①まず自分の学習バックグラウンド
大学の第二外国語として2年間学んだので、時間にして約180時間ほど学習したことかある…15年程前の話(笑)
当時の大学卒業時にそのまま受けてたら3級とれる分くらいはやっていたことになります。
が、15年も経てば勿論かなり忘れていたため、今回は最初からやり直しました。

参考書たち

主に使ったのは以下。

a)「仏検3・4級必須単語集-petits pois-」

b)「フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!」

c)「フランス語単語の力を本当につけられるのはコレだ!基礎養成編」

d)「フランス語をひとつひとつわかりやすく。」

e)「仏検公式ガイドブックセレクション」

f)「仏検合格 傾向と対策」

g)「教えて仏検先生!」

(※リンクは一律アマゾンにしましたが他意はありません)

私にはd)、e)、f)、g)の4冊が合っていましたが、いちおう全部感想のせますね。

a)「仏検3・4級必須単語集-petits pois-」
は色んな方がおすすめしてるので、いいと思います。単語がまとまってるし、例文が沢山あるし、CDもついてるし、問題集もついてます。
ただ、私には情報量が多すぎた…ひとつの単語に対して例文等が多くて、フランス語きわめるにはいいけれど、どこを読んでどこを読まないか、判断しながら学習するのが難しかったです。

b)「フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!」
は解説文のラフさがよくて、説明も丁寧だし面白いので、入門で独学の方にはとてもおすすめです。
ただ解説文が簡潔ではないので、読むのには根性が要ります。でも語学学習って根性だもんね!

c)「フランス語単語の力を本当につけられるのはコレだ!基礎養成編」
も解説が丁寧ですが、私は「コレだ!」とはならなかったです。bと併用する必要はなかったかも。私はね。

d)「フランス語をひとつひとつわかりやすく。」
は、ほんとにわかりやすい!字も大きいし絵も多いしカタカナもついてるし、基礎を学ぶにはとてもやりやすいです。私が大学で(2年もやったのに~)習わなかったことが沢山出ていて、これ読まなかったら他のテキストでつまずいてたかも。

e)「仏検公式ガイドブックセレクション」
結論からいうと、仏検の公式さんの本なんだからそりゃそうだ、これをやれば対策はバッチリだと思います。
実は試験勉強中、他の参考書に比べてなんかちょっと簡単すぎない?甘くない?と感じてたんです。でも、実際受けたあとから考えたら、難易度も正にこの通りだったな、という感想。なのでこれば絶対やっていいと思う!

f)「仏検合格 傾向と対策」
上記のe)よりは難しめな感覚です。でもこれも過不足なく準備できるやつです。最後に模試がついてるから、試験のシミュレーションもできます。

g)「教えて仏検先生!」
同じ級でも難易度はe)とf)の中間って感じです。それらと違う点は、えーと、フランス語って活用が地獄じゃないですか。半過去だの単純未来だの、接続法だの条件法現在…は?なにそれ?みたいなやつ。あれがこの本(3級)は、主要な単語とその活用が一覧表になっていて、覚える気が湧いてきます。実はf)にも活用表があるんですが、正直リストが多すぎて嫌になるし(笑)、実践的に使うよりまず仏検を受けるという事が目標なら、こっちのg)の方の活用表を網羅できれば対応できると思います。

まとめ
私がのせた7冊のうち、前半4冊は基礎を磨く用。おすすめ順ではd)、b)、a)。
後半3冊は試験対策。おすすめ順ではe)、g)、f)。

ちなみに
17年前くらい?に5級を受けた後、いつか更に上の級を受ける時にと買っておいて、でも受けなかったけど、参考書はとっといたんですね、昔の3級対策本。
今回発掘して、解いてみたんです。
今の参考書たちより断然難しかったです。このままのレベルじゃ受からなかったかもしれない。
…この十数年で簡単になってったのかな?

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