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夏が終わるということ

夏が終わるということ。

こんにちは。SEIYUです。

今日は夏が終わるということについて考えようと思う。
人に見せる文章が書けるか自信が無いので、今回はみんなに頭の中を覗いてもらおうと思う。趣味が思案のため。

夏は嫌いだ。理由はいっぱいある。
暑い、汗をかくのが嫌い。太陽が痛い。体力が奪われてしまう。
日焼けを気にする。
嫌なことが起こってきたっていう経験も邪魔をしてくる。
服が難しい。本当に嫌いなものがいっぱい夏には詰まってる。

でも、好きな夏もある。
どこまでも続く青空は好きだ。
冬の青空より鮮やかな気がする。
入道雲という言葉が好きだ。
自分があの中に入ったらここから見える自分はどれくらい小さいんだろうとか
入道雲と青空の境界線ははっきり分かれていて、それを目でなぞるのは楽しいなあとか
色んな思考が生まれる。
あと、夏の涼しい夜は日中暑かった分、お得に感じたりだとか。
夏に想う感情が美しいなと感じる。

でももう、終わりが来る。
夏だと両手放しに信じられるのは八月いっぱいだと自分は思っている。
暑い日々は続くけど、秋ではない暑い日々だという認識になる。
みんなはどうだろう。
自分の中にはみんながいないから、こういう時一人だなと感じてしまう。
そりゃそうに決まっているんだけれども。

だから夏が終わるから曲を作ろうと思った。
自分が思う夏を、悠然な心を養えるような雲が広がるような曲を。
けど、やっぱり自分一人で居る以上夏の辛さ、身動きのとれなさが邪魔をして作れなかった。それほどまでに自分にとっては夏がつらいものだった。
本当に情けなく思うが、夏の美しい曲を書くにはまだ夏が足りないみたいだ。今年は書けなかった。また来年、美しい夏を体に溜め込まなければならない。

きっと自分という人間はそうやって死なずにいろんな情景を溜め続けて死んでいくんだろうと思う。その気持ちを曲にすることができるなら、本当の意味での孤独にはならないのかもしれない。自分の気持ちを描いた曲が少しでも人に良いと思ってもらえるなら。

だからこの部屋で夏が終わるのを待とうと思う。

夏が終わるということ。
それはきっと次の夏までほかの季節を溜め込むことだ。

ありがとうございました。SEIYUでした。

【悪趣味サーバーについて】
著者は『悪趣味』というディスコードサーバーに所属している。おもしろそうな人に声をかけて集めた。雑談したり一緒にゲームしたり……。著者やサーバーにいる人たちに興味が湧いたら招待するのでぜひ声をかけて欲しい。現在は年齢性別を問わず40人ちょいの人たちがたむろっている。サーバーに入っても挨拶はいらないし、必ず雑談に参加する必要もない。しばらく様子を見て合わなければこっそり抜ければいいし、会話に参加してももちろんOK。連絡待ってます!


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