見出し画像

【拡散希望】請願書送ってみました📮

現在国会でも皇室典範改正の審議が進行中です。議員単独では「女性&女系天皇容認」の声もあるようですが政党単位となると「まだ男系男子を前提にした小手先の改正案」が大多数。(「女性&女系天皇容認」は共産党位)

とはいえ今ここで踏ん張らなければせっかく「愛子天皇容認」が国民の8割〜9割という圧倒的多数の現状の盛り上がりが無駄に。

最近はまたミテコ婆さんが皇位継承問題で額賀福志郎衆院議長に圧をかけたという週刊新潮の記事に971が秒で全否定する等赤坂界隈の相当焦り出している様子。

前回の記事でも取り上げましたがこれから6月に向けて様々な形で不愉快な出来事が頻繁するでしょうが、ここで取り乱したり挫折したら相手の思うツボですよ。

一般市民で出来る限りのアクションを起こしていく必要があります。

そこで篠原夫妻の請願書の書き方&送り方のアドバイス記事を参考に、自分の過去記事内容をミックスした内容を参議院議長宛に郵送してみました。

今回は長い文章になりますが自分が今回送った陳情書の全文を紹介します。皆さんも自分の思いを届けて見ましょう。

=========================================

「性別を問わない直系長子による皇位継承」実現に向けた皇室典範改正に関する請願書

参議院議長 尾辻 秀久様               
             令和6年5月24日
               (住所・氏名省略)
                

現在「安定した皇位継承」を目的にした皇室典範の改正が国会で議論されていますが、私は以下の点で問題点が存在していると考えます。

男系男子論の問題点について

①絶対的な伝統ではない
そもそも男系男子の継承が明文化されたのは明治時代の旧皇室典範からの比較的新しい話。実際推古天皇以降10代、8人の女性天皇が存在しています。(しかも43代元明天皇は娘の44代元正天皇に皇位継承=女性天皇からその皇女への皇位継承の例もあり)

旧典範の原案には「男系絶ゆるときは女系を以て継承する事」という案もありました。しかし富国強兵の国策の影響で男系男子のみに限定した経緯があります。

皇室制度は歴史的に見てもその時代から時代背景を元に柔軟に変わってきた背景がありますので、頑なに「神武天皇からの男系の血を絶やしてはならない」という主張は国民の同意を得るのは難しいと思います。

②一夫一妻の皇室制度で男系男子による継承は困難。

そもそも男子男子による継承は側室制度という一夫多妻制が存在してこそ成立するものです。
近代でも明治天皇には妃であった昭憲皇太后との間に子女が恵まれず五男十女・15人の子女は全員側室が母親でした。しかも大半が死産や夭折して、成人したのはわずか5人。(成人した男子に限れば大正天皇となる嘉仁親王のみ)

その後も秩父宮家・高松宮家・常陸宮家のように子女に恵まれず断絶した(または断絶の危機にある)宮家があり、また紀宮清子内親王(現在の黒田清子氏)から敬宮愛子内親王まで9人連続で女子の誕生で、皇位継承が可能とされている男性皇族が減少している状態です。

男性男子の継承を支持する層には「悠仁さまの継承を揺るがせてはならない」という意見もありますが、上記の連続して女子誕生の例を見ても「悠仁親王が結婚し、その子供が男子であり無事成年を迎える」という保障はありません。

このような現状では男子男子を前提にした皇位継承はやがて無理が生じるでしょう。

しかも今上両陛下の皇女であり、国民の8割〜9割から支持のある敬宮愛子内親王が、女子という理由だけで皇位継承対象に無い現状は現在の男女平等の社会情勢からみて不自然です。

また三笠宮家や高円宮家のように皇位継承対象ではない女子しかいない宮家もあり、天皇家を支える皇族・宮家の断絶も危惧されています。 

これを踏まえ国会で挙がっている案は

①女性皇族が結婚後も皇室に残る
②旧宮家の男系男子を養子に迎える

の2点に絞られていますがこの案にも懸念があります。

まず①②ともに女性皇族が結婚後も皇室に残ったとしても、本人には皇位継承権がない「ただお世継ぎを産むだけに存在する」という現在の男女の結婚感から著しくかけ離れたものになると思います。

②についても実際戦後皇籍離脱した宮家の中には現在の女性皇族と同年代の子息が複数名いるので男子男子の血筋は確保されると言われていますが、戦後80年近く経過した現在結婚適齢期を迎えた子息は生まれた頃から民間人として育っているため、幾ら「皇室の危機を救う為」だけで皇室に入る意思が有るかどうか微妙だと思います。

なので早期の「性別を問わない直系長子による皇位継承の実現」を目指した皇室典範改正を求めます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?