プリミ恥部さんの舞&ヴォイス&ライブの話

ちょっと前にプリミ恥部さんの舞&ヴォイス&ライブに行く機会があった。人数がかなり限られていて、申し込み制のやつだ。ホテルの一室で行われる。普段Twitterに張り付いていないのだけど、タイミングよく告知を目撃したので滑り込むことができた。


部屋に入ったら、テニスコーツのBaibaba Bimbaが流れていた。この曲は何年か前になんどもなんども聞いていたので、すごく不思議な気分になった。植野さんとほか何人かで、朝まで一緒にお酒を飲んだりしたことを思い出したり。


舞とヴォイス、歌、舞とヴォイス、歌、みたいな感じで。私はほとんど目を閉じてぼんやり聞いていた。あいだには宇宙マッサージの時間もあったけど、そこでさっと順番を取りに行く気分にならなかったので、ただずっとぼうっとしていた。わざわざマッサージしてもらわなくてもいいように思ったのだ。


舞はなんどか見ていたし、歌もなんどか聞いたことがあったけど、ヴォイスは多分初めてだったと思う。なんというか、人間ではない音が出ていた。獣みたいな、宇宙のサインみたいな音。低い声からだんだん高くなって、えっ、そんなの、私がここで聞いていいの?みたいな、ちょっとドギマギするような音がしていた(うまく言えないけど)。プリミ恥部さんのマッサージも歌もヴォイスも全部そうだけど、やはりあれは、ある意味でのセックスなのだと思う。秘されるべきものが愛ゆえに丸出しにされているのだ。


誰も知り合いはいなかった。みんなめいめいに座って、子供がずっと騒いでいた。子供は二人いたが、うち一人が絶妙に歌を歌ったりしていて、God bless youと思わずにはいられなかった。


眠い。とろとろと眠い。これでいいのだ。

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