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どう教える?発達障害の性教育

私が学生だった頃、
大人の発達障害の人の性について
卒論で研究をしている
同級生がいました。

彼の発表も聞きたかったのですが、
私はゼミ合宿にも参加しないような
そんな自由奔放な性格なので
彼とお話をする機会を失いました。

今思えば、
もっと彼とコミュニケーションを
とっていればよかったなぁと。。。


完全に「後の祭り」です。


私は教育学部でしたし、
もちろんその彼も教育学部。

ゼミの先生には
お手紙を書いてまで入りたいと思った
ゼミでしたので
学びんお環境を得られたことには
感謝してもしきれないくらい。

でも、当時の私は「教育」に
こだわりすぎていたなと
今では思います。

もっと広い視野でみられたらなって
あの頃の私に伝えたいですw


さて。

その大学時代のゼミの先生ですが、
ご存知の方も多いと思います。

お名前は梅永雄二先生。

現在は早稲田大学の教授です。

私が学生の頃からずっと
成人期の自閉症の人のサポートに
尽力なさっている方です。


その当時から
自閉症の人の性について
私たちに課題を投げかけて
くださっていました。

例えば、自閉症の人が
誰かとデートをする際のサポートを
どのようにしていくか、とか
街中である痴漢に間違われてしまうような
行動に対してのアプローチとか。

当時の私では
名案が思い付かないものばかりでしたし、
それは、もしかしたら今もそうかも
しれません。


この記事を読んでくださっている
あなたはどうでしょうか?

お子さんへの性を
どのように伝えていますか?

私は、というと、
今、ようやく少しずつ
「発達障害の性」について
取り組み始めたところです。


何を教えたいのかを
自分なりにあれこれ考えた結果、
私は性教育を通して
自分の命の尊さについて
伝えていきたいんだなぁと
気がつきました。

誰かを愛する、というよりも
子どもたち自身に
自分が愛おしい存在だということに
気づいて欲しいと
私自身が思っていることに
気がつけました。

今月で第2回目の性教育になりますが、
今回はなかなか本格的になりそうです。

私も事前準備をしっかりとして
3月21日に臨みます。


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ここからは、
発達障害のお子さんへの性教育を
どのように展開していくのかを
お話ししていきます。


それから、
私がお子さんに教えている
性教育ですが、
実はオンラインで学ぶことができます。

毎月第3日曜日に
グループレッスンを実施しています。

主なスケジュールは
以下のサイトをご確認ください。



1.発達障害のお子さんの得意な学び方

あなたは、
お子さんの得意な学び方を
ご存知でしょうか。

私はこの「得意な学び方」を意識した
オンライングループレッスンを
心がけています。

それは何かというと
「体験で学ぶ」という学習スタイルです。

「性教育」と耳にすると
どうしても机上の学習だったり、
見て説明を聞くだけの学習に
偏りがちの学習だったりを
イメージしますよね?

もちろん、
そのような学習も必要ですし、
私だって取り入れています。

でも、それだけでは
お子さんたちは学びづらいのです。

ですから、毎回のレッスンでは
たとえオンラインであっても
何かしらの体験を入れた
学習にできるような
工夫をしています。


こういう性教育、
家庭ではもちろんのこと、
学校ではなかなか教えないですよね。

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2.マイナスベーススタートの性教育

日本ではどうしても商業的な性が
子どもたちに先行してしまいます。

発達障害のお子さんは
最初に学んだことが
定着しやすい上に、
定着した学習が誤学習であっても
それを適切な学習に書き換えるのが
とても難しいという特性を持っています。

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