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行動をまとめる

多動傾向のお子さんをみていると
一つひとつの行動が
正しいことがよく分かります。

たとえば着替え。

ママさんたちからの嘆きは
「着替えはできるけれど
時間がかかりすぎる」
ということです。

この言葉の意味、
わたしは想像がつきますし、
みなさんも「うんうん」と
うなずけることだと思います。


こういう場合、
大人の私たちは
「着替えができない」と
判断しがちですよね。

そういう判断をしてしまうことで
お子さんの「できる」を
大人が勝手に減らしていることに
なってしまいますので、
そこは気をつけて欲しいなと
私としては思います。


さて、この着替えの例ですが
お子さんの行動をまとめてあげると
時間をかけずに着替えることが
できるのです。

それでは、一体、
どのように行動をまとめればよいのか
一緒にみていきましょう。


0.一刻も早くやめるべきこと

一連の行動をまとめるために、
私たち大人が一刻も早く
止めるべき行動があります。

それは何かというと声かけです。


驚かれたママさんも
いらっしゃると思いますが、
この声かけのせいで
お子さんの「できる」を
疎外してしまっているのです。

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