境界知能のお子さんが学習を適切に身につける方法
みなさん、こんにちは。
10分間おうち療育®️クリエイターの鈴木あづみです。
あなたは「境界知能」という言葉を見たり聞いたりしたことはありますか?
一言で説明すれば「知的障害グレーゾーン」です。
「グレーゾーン」なので、学校教育では支援が必要なのかどうか、という境目にいるお子さんです。
この境界知能のお子さんこそ、今、もっともサポートが不足しているのではないかと私は思っています。
さらにさらに、大人は、境界知能だと気づかずにお子さんを育てたり指導したりしてしまう可能性が十分にあります。
学習障害のお子さんも、時には「努力が足りない」「さぼっている」などという誤解をされてしまうことがありますが、学習障害のお子さん同様、境界知能ゆえに非常に困難なことなのにもかかわらず努力不足と判断されてしまうことが多いのです。
今日は、境界知能のお子さんへのアプローチ法を一緒に考えていきましょう。
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1.境界知能のお子さんの学び方と黄金比率
境界知能のお子さんは、学校で学んだことの全てが分からないのではなく、つまみ食いのような学び方をしています。
分かるところと分からないところが混在してしまっているのです。
もしかしたら、あなたは分かるところと分からないところの割合が5対5だと思われているかもしれません。
確かにそういう場合もあると思いますが、たいていは5対5ではありません。
そして、5対5だとしても、境界知能の場合、適切な学びに繋がりづらいことも事実です。
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