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産卵

我が家では、リクガメとアオダイショウを飼っている。

そして本日未明、ずっとオスだと思っていたアオダイショウが産卵した。


ヘビは冬眠を経て春化処理(という言い方でいいのか?)しないと発情期を迎えない。

冬眠からうまく起こすのは難しいらしいので、我が家では冬眠処理はさせていない。

だから卵を産むこともないと思っていたのだが。というかそもそもオスだと思っていたんだが……。


どちらも1匹ずつの飼育なので、確実に無精卵である。

捨てるのは気が引けるが、放置しておいても孵化する可能性はゼロ。

ケージ内で腐敗するのがオチだ……。

でも、なにかが引っかかる。妙だ。

1つだけ最初に見つけた「産み損ない」みたいな形状の卵は放り捨てられていたのに、それ以外の2つ、キレイな繭状になっている卵はずっと大事そうに抱えている。

妙な胸騒ぎがして、ネットで調べてみた。


どうやらヘビ(というか爬虫類)は単為生殖が可能らしい。


え、増えんの!?(困惑)


ヘビは神経質な生き物なので、基本的には1匹に1ケージ。

飼育ケージは小さめのが1つあるが、保温できるものはない。

小さいシェルターも捨てた。

そして、生きてる可能性がありそうな卵は2つ。

……いやぁ……孵化したら考えるか……誰か、有識者おらんか……?


いま一番怖いのは、「オスだと思っているカメも実はメスで、単為生殖して増えること」かもしれない。



東谷駿吾

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