【渋柿】ビジョンについて①

さっき新元号が発表された。

「令和」だそうだ。


さて、国の元号に全て注意する以前に自分のことも自分のペースでいいから考えていかなければいけない。最終的にこのところそこの部分が止まってしまっていたわけだから、自分が行動として選んだのは「書こうとすること。」

書いてそれを掘り起こそうとしようとする事にする。

今朝とか、昨晩知り合いとオンライン電話をする前などかなり疲労感が強くそれに伴なり気持ちもどんよりとしていた。

確かにその気持ちに無理に逆らわなずに素直に休みをとったりすることもいいと思う。それ以前に休むというのは、人間にとって必ず必要なもので、十分な睡眠と健康な食生活に運動は大切であると思う。

ただそうした心と体の健康を支えるために休むこともそうだけども、

なに今自分の生活に張りがないように感じている。

潤いも足りていない。


そこで今感じている。

自分はこれを目指すというビジョンがないのではないか、と。

大学受験期の時には、明確なビジョンがあり

心と身体は完全にそのビジョン側に憑依するようになっていた。

それは絶対に叶えなければならないという絶対命令のような脅迫感も正直あった。

でも、その自分を突き動かすものについて自分は向き合う必要があると切に感じている。

大学のある先輩は、その存在を感じさせた。

彼は大学一年の入学時から、ビジョンを持っていた。

「海外営業」「外国語を使う」この要素を満たしている未来を叶えるために、

大学生活を5年間過ごした。彼は一年はフィンランドに留学をし、そして全国の英語プレゼンテーション大会ではうちの大学から唯一の入賞を果たしていた。

彼から大学生活をどのように過ごしていたか、そんな話を聞いた時に彼の実績というか結果から、

想いや叶えたい目標を持つことの強さはとても大切だと思った。

僕にはその強さはあると思って入る。

むしろないと思って悲観もしたくないし、うまく言語化であったり何か日常的な目標設定の仕方などできていない部分がある。

僕の場合はもともと教員になりたかった。

そしてその根源の動機の部分というのは全く変わってはいないんだけど、

自分は学校や家庭などの場所で居場所がないひとに向けて安心できる社会を作っていきたいし、そうした社会を作っていくという意味で教育というのは未来を形成していく重要なキーであると思う。

そうすると、

僕は

「文化・教育を作る」

「ケア・カウセリング対個人の経験」

「組織開発に関わる組織の経験」

今パッと考えてみてここが少し重要な気がした。


究極的に言ってしまうと、

文化形成に大きな布石を打てるような人生を過ごしたいと思っている。

学校というの場に通うことができるのはとてつもなく大きな権利だと思っている。

家庭という場所で過ごせる幸せというのはとても素晴らしいことだと思ってる。

別に僕は学校生活がこれまでの小中高で楽しかったというのは全くない。

とてつもなく平凡で全然人気者であったり格別スポーツや勉強ができてちやほやとされていた青春時代もない、むしろそんな青春過ごしてみたいぐらいだ。

家庭もそうで母子家庭で一緒に暮らしている母と祖母はともに頑固者で常に家庭では喧嘩をしている。ない日口喧嘩をしているのに、喧嘩を終わらせるための言葉「ごめんね。」この言葉を二人の口から一度も聞いたことなどない。

幼少期や、中高生の時代も常々なんで自分はこんな親や家族の元に生まれてしまったんだ。全く不幸だ。そう思っていた。

けれど、大学受験期という人生を大きく変えるチャンスだと当時思っていた期間に差し掛かり、このタイミングを機に自分の人生を好転させることができるかもしれないと思った。

当時受験期のときは母親が精神的に安定がしていない状態で、家にいることは常に辛かった。そして自分もなかなか自分の勉強の成果を感じられない日々の中でフラストレーションやストレスなどもかなり溜まっていた。

当時は家庭にいることは避けているようには極力自分が疲弊しないために工夫をしていたが、時折やはり母親が家で大声をあげると自分の脳が思考停止してしまうような感覚になる、、、あああ。あ〜。

それは僕が怒って解決できるものではないと考えていた。

最初はなぜ感情的に話してしまうのか、なんで言葉でそれを説明をしてくれないのかを僕も母と同じように感情的に伝えた。けどそれでは物事は変わらない。

そもそも受験本番まで半年も切っているのにそこに時間をさいて冷静に対処できるような余裕ではなかった。そして僕が考えたのは、受験を無事に終わらせて、母のケアやそうした問題に集中できるように取り組もうとするものだった。


そして大学受験はなんとか終わり、

無事志望していた大学に入ることができた。

(次回:ビジョンについて②へ続く)





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