新宿中央公園のホームレス
橘玲・著
『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』の
エピローグが印象的だったので、まとめてみる。
ホームレスには2つの人種がいる。
ひとつは家がないだけで、仕事をして稼いでいる者たち。
彼らは、畳の上で眠ることよりも大切なことがある。
それは大抵、博打か酒か女である。
彼らは野宿をしているが、自分のことはホームレスだとは思っていない。
なぜなら、決定的な一点において自分はまだ人間の尊厳を保っていると信じているからである。
彼らにとって、人間であるか否かの境界は、残飯を漁るかどうかで決まる。
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