観たもの、聴いたもの、読んだもの(2023.12)
01.活字本01.正欲
フェチズムがテーマの作品。
無機物に欲情する性癖(水フェチ)に悩む人達が出てくる。
2次元界隈の業の深さを見てきた身としては「そんなに悩むことかな?」と言った感じで共感は出来なかった。
水をテーマにしたのは、過去のエピソードを美しく描く理由もあったと思う。
個人的には、検事が自分のフェチズムに気付くところと、逃げ恥カップルが最後まで互いを信頼するシーンが良かった。
浅井リョウ作品は、現代人の葛藤の言語化がすごく上手いのだが、刺さりすぎるのでメンタル