上手な自分の呪い方_2021/06/18

この世には呪いが無数にある。

親への反発、年齢が増すことの恐怖、恋愛の嫉妬に、自堕落な自分への失望。そんな呪いから逃れるように、日々友人に愚痴を吐き、またSNSで共感を求める。しかし遠ざけたいと思うものほど近くに忍び寄り、自らを追い詰める。「キリンのことは考えないでください」と言われれば、誰だってキリンを想像してしまう。考えないようにする、というのは最も考えてしまう悪手であり、考えればそれを想像し、近づいてしまう。

では、どうすればいいのだろうか。

それは恐らく、きっと。呪いの上書きだろう。

呪われないことは難しい。ぼくらが日々発する言葉一つ一つが呪いになる。あるいは、周囲からかけられる言葉が呪いになる。だとするならば、呪われないことを目指すのではなく、何になら呪われたいかを考えるべきだろう。

怠惰な自分は嫌だ!と叫べば怠惰に近づく。ならば逆に、やるべきことをこなす自分を想像する。あるいは、明日の自分がそれを当たり前にやるものとして、これからの行動を考える。現実と乖離していてもいい。とにかく、呪いを上書きする。言い換えれば、洗脳だ。自分自身をどんな呪いにかけているかで、その行動も大きく変わると考えている。


上手に自分を呪っていく、呪いと忘れるその日まで。


※ここからの内容はぶっちゃけ過ぎているので口外は厳禁でお願いします。SNS等での発信もご遠慮ください。


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