「笑い」を起こす難しさ_2021/05/12

家の目の前、徒歩一分の場所に業務用スーパーがある。

うどん、そば、焼きぞばが一食19円。ラーメンは29円で売っている。食パンは一斤67円で、アップルジュースは39円だ。冷凍のブロッコリーやほうれん草はどれも、1kg500円ほどで売っていて、そんなにすぐ減らないので、一袋買っておくと料理に丁度よく使える。

自炊なんて全くしなかったぼくが、最近では焼く、切る、という初歩コマンドを覚えたのは偉過ぎる。これからは煮るや、揚げるなどといったコマンドが増えていくと、更に料理が楽しめそうだ。

スーパーに行くのが楽しいなんて思ったことは、なかった。けれど、知ればそれは、なんでも楽しいものに変わるのだ。楽しくないものは、ほとんどが無知に起因していると思っている。

楽しさを見出す能力というのは、人生を豊かにする。楽しいことがあるのではなく、そこに楽しさを見出すことができるか、出来ないか。ただ、それだけだからだ。

喜ぶのも、怒るのも、哀しむのも、だいぶ上手くなってきた。楽しむことも、できるようになってきた。当たり前かもしれないけれど、しかしぼくにとっては、こんな当たり前の感情を出すことでさえ、難しかったのだ。最近はやっと、だんだん。人間としてのスタートラインに立ててきた感じがする。だが、一つだけずっと、未だにわからないことがある。

人はいつ、笑うのだろうか。


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