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FREESTYLE2020備忘メモ

バチバチのアンチジャニーズだった私を沼に突き落とした大野智さん。私が初めてジャニーズ現場に入ったのも大野さんの最初の個展でした。

そんな私の「初めて」だった個展から12年半が経ち、もしかしたら本当に最後になるかもしれない大野さんの現場、FREESTYLE2020で感じたことを作品集を読む前にbulletで書いておこうと思います。(ただの感想・自分用備忘なので思いついた順)


作風の話

なんとなく、最初のFSまでの大野さんの作画って気持ち悪いくらい写実主義的で、リアルな分グロテスクな部分もあって、それが大好きだったんですけど。

色んな芸術家・アーティストと名のつく方と出会った結果なのか、FSllの時には作風がちょっと変わっていった印象で(油絵を始めたというのもあり)、FSllの作風も素敵だと思うしグッズもいっぱい買ったしパグTも好きでずっと着ているけど、悪く言えばきれいにまとまっているなと思う部分もほんの少しだけあったなと。

一方、FS2020の新作は、かなり本当の意味で「FREESTYLE」だなと感じました。爆発してた!!!(笑)

原色を力いっぱいぶつけたようなやつとか本当に自由で良かったし、かといって無法地帯になっているわけではなくて、縁取りを細かく描き入れていたり、テクニックもあって。

それから、早速ランタンの絵なんて書いちゃってさ(笑)これからも好きなもの、描きたいものを思いついた時に自由に描いてくれたらなって思った。


人との関わり、様々なエレメントが集まって何かを構成するということ

作風の話とも繋がるけど、智くん自身様々な人と出会って刺激されてきた、変化してきたことを意識されているように思っていて、かつそういった一つ一つの出来事・物事が何かデカイものを構成していくんだって考え方なのかなって想像するんですけど(最初の個展でもタツノオトシゴ描いてたし、フィギュアや、FSll上海の指でつくった文字もまさに)、改めてあの集大成(とはまだ言いたくないけど)の大きな細密画を眺めながら同じことを感じたかな。

メンバーの名前の一部であったり、過去作品で描いた部分を選んで再度入れ込んでいたりもして、点描の表現(彌生ちゃんの影響かな)も光るし。様々な出会いや、過去のアウトプットが再構成されて、あの集大成(とはまだ(略))を作り上げているのが、過去を今を作り上げたものとして咀嚼して、ポジティブに受け止めている様に思えて何だかたまらない気持ちに。(右側の絵には「鮫」って入ってて、鮫島社長の鮫なのか、かねてから怖いと言っているガチ鮫なのかわからないけど、クスッとした)

そして、その始まりをくれたのがジャニーさんだったわけで、あのカラフルなジャニーさんの絵を見て、ディスコで踊っていた母と、ドラムを叩いていた父から生まれた下がり眉のその少年に、「You、リズム感いいね」と声をかけてくれた、その瞬間がなかったら、この人と私は一生出会うことはなかったのだと思って、今日に至るまでの数々の巡り合せの奇跡に、改めて感謝しました。


飽き性の私が同じ人をずっと好きでいられたということ

中盤と最後に、3回の個展に渡り同じポーズで撮ってる写真があって、「ここまで来たな」と。オタクとして自分が、というのもあるし、智くんがここまで続けてくれたというのもあるし。

2019年1月27日にも色々考えたことだけど、元々私の初現場であった最初の個展で辞めるつもりだった智くんが、それから12年も経つ2020年まで私たちに最高のエンタテイメントや作品を届けてくれたこと、改めて感謝ですね。

その初個展の時の智くんが今の自分と同い年であると朝気付いてしまったということもあり()、並べられた顔を見て純粋に、智くん、いい歳のとり方したなーと思ったりもした(自分でもライブで言ってたけど(笑))。

それから、何やっても三日坊主で飽き性の私が、こんなに長く好きでいられる何かを見つけられた奇跡と、ずっと好きでいさせてくれた大野智さんの人望とパフォーマンスの全てに対する感謝の気持ちが湧き上がって爆泣きしてしまいましたね、、、


カラフル

今回やっぱり色使いが一つ気がついた?ポイントで、智くんの目にはこういう風に見えるのかーと感心した。ジャニーさんの絵もだけど、数々のコンセプト画や、新作パグしかり。カラフルで元気で、ちょっと安心した(笑)蛍光色もたっぷり使っていたけど、ちゃんと腑に落ちるところもさすがだなと。これは本当にセンスですよね。

あとは、亀ちゃんの絵の目の中の色。すごく綺麗だったな。智くんがこれから先出会う人やものも、鮮やかな色で溢れていたらいいな。


とりとめもない備忘の最後に

感謝って3回くらい言ってるし(いや本当に大野さんに対しては感謝の気持ちしかないのだけど)、何言ってるのかわからない感想ですが、とにかく本当に見応えがあって、私個人としては大野担人生の総決算という感じだったので大泣きして帰ってきましたと(笑)

これを最後にしてなるものかとはめちゃくちゃ思ってるけど、人の人生なのでと変に言い訳もしつつだった最近の私でしたが、今更(笑)新しい挑戦である映像作品ぶっこんできた智くんを見ていたら、なんかまだこの先があるのではないかとちょこっとだけ思えました。

過度な期待は禁物だけど、ほんの少しだけ、ね。

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