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いつかまたね交点の先で

ついに今日という日が来てしまいました。

嵐と過ごす最後の日。

最愛の自担と暫しのお別れをしなくてはならない日。

因みにこれを書き始めたのは今年の1月で、一年間かけて、私の嵐担・大野担としての遺書……というよりも、タイムカプセルに納める手紙のようなものを書きました。

書き始めた時はこんな最後の一年になるなんて思いもしなかったけど……。

2020年12月31日の気持ちの備忘録です。


私と嵐の13年の始まり。

何度思い返しても、ヘンテコなきっかけだったと思います(笑)

両親がドラマを凄く見るテレビっ子家庭で、父がにのの情熱大陸をきっかけに2007年末、AAA+DomeのDVDを買って帰り。

誰にも文句を言わせない歌、踊り。

当時バチバチのアンチジャニーズだった私は、大野智という泣く子も黙る天才パフォーマーと出会いました。

貴方じゃなければ絶対にありえなかったと思います。

忘れられない「初めて」や「特別」を数え切れない程もらいました。

智くん、嵐、本当にこれまでありがとう。


初めてのCD。

私が智くんと嵐を好きになって初めて買った嵐のCDはStep and Goでした。

中学生でダンス部入りたてだった私は、智くんが爪を塗料で真っ黒にして出ていたMステを死ぬ程見て、振付を覚えました。

初めてのノンタイアップ曲だったにも関わらず、激エモ歌詞にちょー音楽性の高いメロディラインで、思い出に残る「初めて」になりました。

加えて、智くんの個展でC/Wの冬を抱きしめてと合わせてループでかけられていたので、私の中では初めての現場/フリスタのテーマ曲みたいなイメージもあって。

智くんも振り起こししなくてもステゴーは踊れると言っていた様に、度々コンサートで採用されるステゴーには毎度初心を思い出させられたし、5×20で振り確せずとも当たり前に踊れる自分にも少し嬉しくなったりしました。


初めてのライブ。

私が初めて行ったライブは、一切円盤化されていない幻の()ドリアラコン。

初めての東京ドームは天井席で。それでも、そこに確かにいる嵐の姿に感激しまくり。

ちょうど翔ちゃんが骨折した直後の公演で、親指動くぜ〜!ってやって見せてくれたのも懐かしいな。

あのライブで目玉とされていた機構の1つに、Dream-A-Balloonという、天井席と同じ高さまで飛ぶフライングがあって、ファンのより近くへ、との熱すぎる想いに初めてながら偉く感動したのを覚えています。

私は本当に嵐コン天井席の住人だったので、その後潤くんがどの席でも楽しめる様にとの心遣いから、自動制御ライトを取り入れてくれたのが嬉しかったな。

潤くんは、嵐は、本当にずっとファン想いでした。


智くんに惚れて、嵐が大好きになり、松本潤というこれまた熱すぎる総合演出と出会ってしまった私は、コンサートや舞台を見る度に、演出の効果や想像される意図を言語化しないと気が済まない、少々面倒臭いオタクになってしまいました(笑)

お陰で、各作品を何倍も楽しませてもらってると思います。ありがとう、潤くん。


初めてのファンサ。

初めてもらったファンサは、Beautiful Worldの虹のカケラの時で、マグロの写真を切り取って「智」の横に貼って(笑)

指差してくれたんだけど、当時ずっと連番してた友達に、あれはさすがにアンタだったよって言われて2人で喜んだっけ。

でも、智くんのファンサは自分が貰い手じゃなくても、いつも見てて幸せな気持ちになったよ。

5×10札幌で歌のお兄さんのコスプレした小さな男の子にステージ上から拍手してあげてたの、素敵だったな。(あの子もきっともう中高生になってるんだろうな。)

沢山のトキメキをありがとう。


嵐の楽曲。

冒頭書いている通りうちは父きっかけの嵐担なのですが、昔から父は、特にきっと大丈夫を例に挙げながら、嵐の曲が少し先の未来から過ぎ去った青春を歌う点が良いと耳にタコができるほど言っていました。

多分、今で言う「エモい」だと思うのですが、きっと私が大人になってからパパが何を言っていたのかわかると思うと。

父が言っていたこと、大人になった今本当によくわかりますし、何より、その過ぎ去った青春が、嵐の活動や、私たちの嵐担として過ごした時間そのものに聴こえるのが凄いなと思うのです。

まるで、こんな日が来るとわかっていたかのように……

嵐の楽曲の中に、嵐と私たちの煌めくようなあの空間と時間は生き続けるのですね。


願いは一つ。

去年の1/27からずっと一つだけ思っていたことがあります。

もう、私たちの前で二度と5人が歌って踊ってくれなくたっていいんです。

世界のどこかでたまに集まって、美味しいご飯とお酒でも囲みながら、あれは長い青春だったって笑ってくれればそれでいい。

どうか私に素敵な思い出をいっぱいプレゼントしてくれた嵐、そして中でも大野智さんにとっても、この20数年ものアイドルとしての活動が良い思い出であってほしい。

でも、ピカダブを聴きながら、また再集結を願ってしまう私もいて。

春の北京も、初夏の国立も、秋のフォーラムも、そして私たちに公表されることもなく消えていった数々のラストを飾る企画たちも、「終わったはずの夢」ずっと覚えていてくれたらいい。

もう一度やりたいと、いつの日にか。


大野智さんの、

海底を打つ一筋の光のような真っ直ぐな歌声

数々の美しい作品を生み出してきた、綺麗な手

しなやかな鼻の曲線

ちいさな猫背

チョココロネが好きなところ

挨拶の場面では、しっかりキメられるところ

丁寧でスマートなのに目が離せなくなる踊り

SANCHEさんやジャニーさんとの喧嘩

人を笑顔にする天才なところ

誰のこともメロメロにしてしまう天性の人たらしなところ

かわいい笑顔

本当はすっごく頑固なところ

それでも、嵐でいることを選んでくれたところ


……全部全部、大好きでした。

そして、最愛の自担・大野智さんを含む、嵐のことが大好きでした。これからもずっと。

お互い元気で生きていれば、きっとまた会える。

現世じゃなくても最悪いいや(笑)

私はきっと来世も、来世の大野智と嵐が好きになるから。


数々の夢を、本当にありがとう。

またその続きを描き出す時まで……って、今は泣くのはやめて!!!!!

This is 嵐 LIVE、全身全霊で楽しむぞ!!!!!!!!!!

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