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李禹煥展備忘メモ

8/12、雨が降ったり止んでカン照りになったり。

私が初めて李禹煥を李禹煥として認識したのは、このnoteに初めて投稿したFREESTYLE2020と同時期に開催していたSTARS展を見た時でした。

今回大きめの個展は初めてということで、祝日の合間の金曜を休み、朝から行ってきました。

作品の問題ではなく、展示方法がちょっとイケてなかったんじゃないかい?というのが個人的にとても惜しくて、新美の床の通気穴や天井の低さが悪目立ちしちゃってたなぁと最初の関係項のあたりは思いました。
(例えば、ガラスに石を落とした作品、ガラスの下の通気穴が剥き出しなので、見ていて気持ちが途切れる。それから、鏡の道でも床の鏡に映るのは低い天井……うーん……)

通気穴の影響を受けにくい絵画やガラス系じゃない作品は問題なく見られました。
サイレンス、2種とも好きでポストカードは黒のサイレンスを連れて帰りました。

逆に、床まで拘った作品展示は好きでした。
バラバラの板状の石を石垣のように並べていて踏むとカラカラ音が鳴ったり、土を敷き詰めた上にアクリルを敷いていたり面白い。
一段上げた上に乗せられている星の影は、何億光年先の星って燃えてる石だもんなぁと思って眺めたり。シンプルで好きでした。

外の展示は写真オーケーでした。

鏡の道で空は支えるか地面に落とすか、というような言葉が壁に書かれていたのですが、少し君青を思い出しました(笑)

STARS展で買った余白の芸術を何度か挫折しているのですが、何度目かの再チャレンジします。


国立新美術館開館15周年記念『李禹煥』
会期は11/7まで。

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