【バイオリン備忘録】アップとダウン
突然始まった「バイオリン備忘録」シリーズ。
この記事では、わたし「あずききなこ」が
バイオリンのレッスンで先生から指摘されたこと。
練習中に気づいたこと。
などを「備忘録」として記事を書いていきます。
なので、
バイオリンや音楽の専門用語についての解説などは特にしません。
○○ってなに?
そこ、もっと詳しく知りたい!
という方は、わたしのこたえられる範囲で答えますので、
コメント欄にお願いしますね。
※この記事は約1500字、だいたい3分で読めます。
〇 弓のアップとダウン
バイオリンの弓の動きを想像してください。
弓で弦を弾くとき、弓が上下に動きますよね。
この写真のように、弓が上に上がるときを「アップ」下がるときを「ダウン」と言います。
今回のレッスンでは、この「アップ」「ダウン」で音をそろえることを指導されました。
① 盆踊りかい!
特に意識しないで弾いていると、「アップ」が弱く「ダウン」が強くなります。
それは主に「重力」が関係していて、
「ダウン」は下がればいいからラクなので、
同じ調子、同じ加減で弾いていると、ダウンが強く聞こえてしまう…。
これで困ることは、変なリズムと言うか、強弱と言うか、
「節」まわしみたいになってしまうこと。
優雅なクラシックを弾いているつもりが、
夏祭りの盆踊りっぽくなってしまうのです。
② 音をそろえる
「ダウン」が強くなりがち、という特徴を理解して、
弱くなりがちな「アップ」を少しだけ意識して「しっかり目」に弾いてみる。
動きやチカラを同じにするのではなく、
あくまでも「音質」が同じになるように微妙に調整していく。
めちゃめちゃ細かいところに気をつかって演奏しているんだなぁ…。
先生いわく、
「慣れれば、無意識にできちゃいますから」とのこと。
無意識でできるようになるまで、どのくらいかかるもんなんだろう。
➂ 音、出せばいいってもんじゃない
今までは、そんな細かいところまで意識しないで弾いていた。
すこしずつできることが増えてくると、もっと高度なことを要求されるようになる。
音、出せばいいってもんじゃない。
どこまでも、自分の音を磨いていく。
どんなに弾けるようになっても「これでいい」という頂点などなく、
「できた!」「弾けた!」と思っても、
それすらただの通過点に過ぎないのかもしれない。
なんだか、とてつもなく険しい道を歩き出してしまったのだな、と
すこしだけ身震いした
〇 やること
「アップ」を少しだけ意識して「しっかり目」に弾いてみる。
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