Azukiの作り方①

どの現場に入っても言われる「万屋Azuki」

お前人生3周目やろとも言われる。

名刺にも

脚本、演出、役者、舞台監督、演出部、演出助手、制作、大道具、編集

まぁそうなりますよね…

他にも、小道具作成やら衣装のとこやら、小規模であれば音響やら美術もやらせていただく事もある。

この10年で得たものばかり。

ただそこにはルーツもある。

何回かに分けて「Azukiが作られるまで」を書いていこう。

私は大阪生まれの一人っ子。

小さな会社ではあるが、父で3代目の会社の社長令嬢。

令嬢ってな仕上がりではない事は100も承知だが、

元は母は良いところ(良いところってなんやねん)に嫁がせよう。

どこに出しても恥ずかしくない娘に育てよう。

としていた模様。


まぁ、そこそこ不自由なく生活出来る家庭だった。

子供の時は手の掛からない良い子だったらしい。

反動ってすごい。

地元に根付いた人が多く、

親が同級生で、子供も同級生って人がめちゃくちゃ多かった。

仲の良かった一人っ子3人組で

同じ私立の幼稚園に通い、

後に同じ学校に通い、同じ塾に通い、

日々を共にし、

2人は学科トップの超進学校へ入学。

後に超有名大学に進学。

Azukiは…

国立高専の受験に失敗し

まぁそこそこの学校へ進学。

後に失敗した高専に編入合格。

なんでおんなじ事してて全然ちゃうねん!

真面目さか。

いや。やる気だな。

大人になってから勉強が楽しい事を知った類の人間。

勉強机にはいつも不要なものが隠されていた。

今のデスクには意外とそれが無い。


やっぱりやる気だな。








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