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世一の随想シリーズ・好日・一夕・起抜

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気付いたこと、お伝えしたいこと、感じたこと、日常の出来事 そしてお祝い、お詫び、感謝…… 森羅万象についてのページです。 "世一"と呼びすてにしてチョウダイ ! !
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2023年9月の記事一覧

随想一夕「感謝と御礼」

このたび私共の管理する「e-puboo」での短編小説集のダウンロードが 110件となりました。たしか8月末あたりにダウンロード100件の御礼をさせていただいたと存じますが、わずか20日ほどで、更に10件ものダウンロードを頂けましたこと謹んで御礼を申し上げます。 拙い作品ばかりとは申せど、どれか一作でも好きな作品に巡り合って頂ければ、書き手にとりましてこれに勝る幸せはございません。  今回、中でも「凍裂」のダウンロードの伸びが顕著であり、私にとっても好きな作品ばかりが収められ

随想好日『糖尿病の本当の怖さ』③ 

サムネイルの説明 昨年秋の入院時、4日目か5日目の朝の血糖値。お医者も看護師もビックリの88。これが「運動と投薬、食事療法」三位一体となったときの効果。ただし、私は入院中に提供されるご飯の60グラム~80グラムは毎食残し、その分をゆで卵、鳥の胸肉、サバの缶詰、チーズなどのタンパク質で補っていました。あのね、糖尿病で入院している患者に白米180グラムは明らかにカロリーオーバー。糖質過多です。不足したエネルギーは良質なたんぱく質で補うことが効果的です。ですが…… それが看護師にバ

随想好日『糖尿病の本当の怖さ』②

生活習慣病としての糖尿病・HbA1c"7"を前に考えること ◆サムネイルの説明 わたしの2022年10月20日ごろの健康診断の測定値部分写真ですね。 注目してほしいのはHbA1cの値ですが、17.1と出ています。  HbA1cの正常値は4.6~6.2というのが医学会の定めた一つの有難い指標であり、これを越えてくると糖尿病予備軍。8pを超えると糖尿病、要投薬治療。10pを超えてくると入院加療、インスリン及投薬治療という流れになるのがオーソドックスなようです。  そう考えると

随想好日『糖尿病の本当の怖さ』①

 辛気臭い話を綴ることになる故、書くことに躊躇する思いもありここまで書かずに来たものの、ここノートにおられる方の中にも様々な病と闘いながら書き続けることに命の熱量の大半を潅いでおられる人たちを見るにつけ、ひとつの事例として眺め観る機会にして頂けたら良いのだろう。  少し長い原稿となるので数回に分けて書くつもりでいる。興味のある方は最後までお付き合い頂ければ有難き幸せ。                ■  さて、わたしの急性膵炎の入院加療と時を同じくして、我が実弟も入院し

随想起抜『わたしの感覚からすると明らかに"無し"なのだが』

随想起抜『わたしの感覚からすると明らかに"無し"なのだが』 夜中の2時 点滴の交換をしに来ていただけたあとの残骸である。 驚くなかれ、椅子の上に放置したままなのだが。 さて 犯人捜しの必要はない。そんなものに私は興味はない。要は"規範の緩み"でしかないのだが。これは現場で働くものに限った話ではなく、規範を構築するマネージメント、管理サイドの働きにも責任は及ぶ。  過重労働を強いらなければならないようなマネジメントだとするなら、規範の崩れは当然のことと云えるだろう。 まぁ

随想好日『カラヴァッジオ・エマオの晩餐を通して考える今の私が食べたいものとか』

随想好日『カラヴァッジオ・エマオの晩餐を通して考える今の私が食べたいものとか』 サムネイルの説明・作者/ミケランジェロ・メリージ・ダッ・カラヴァッジオ 画のタイトル「エマオの晩餐」・1601年・ ロンドンナショナルギャラリー収蔵  この画については私ごときがウダウダ書くことは留めおかねばらないのである。興味がある御仁は宮下規久朗氏の本を読んで頂くことが、最も正確な知識と教養を身に付けることが出来るだろう。 がだ、一つだけ私流の凝着姿勢を見せておきたい。ここは私の別宅である