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世一の閑題休ワ

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作品のためのヒントやみつけたもの、どこかで拾って来たもの、人からもらったもの、食べたり、観たり、感じたり…… 意外にも、五臓六腑に染みわたるようなものを集めた倉庫のような場所 因…
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#詩人

世一、詩にパクする『お遊戯』

追記 23/08/17  云わせてもらうなら、小説らしきものを体内に内包する者が書く詩のようなものは、ここのようになるのではないだろうか。書かぬこと、捨てることが美へと通じる。  反対に詩びとが"これ"を書くと、当たり前に、こことは違うものが出来上がるはずだ。書くことが美へと通じる螺旋の階段。  わたしが本作を書き上げたときからイメージしていたのは実は「バンクシー」の画だった。バンクシーがこの物語を言葉にしたら_______。そう考えるとバンクシーは体内に小説の種を内包して