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世一の閑題休ワ

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作品のためのヒントやみつけたもの、どこかで拾って来たもの、人からもらったもの、食べたり、観たり、感じたり…… 意外にも、五臓六腑に染みわたるようなものを集めた倉庫のような場所 因…
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2023年2月の記事一覧

世一、詩にパクする『お遊戯』

追記 23/08/17  云わせてもらうなら、小説らしきものを体内に内包する者が書く詩のようなものは、ここのようになるのではないだろうか。書かぬこと、捨てることが美へと通じる。  反対に詩びとが"これ"を書くと、当たり前に、こことは違うものが出来上がるはずだ。書くことが美へと通じる螺旋の階段。  わたしが本作を書き上げたときからイメージしていたのは実は「バンクシー」の画だった。バンクシーがこの物語を言葉にしたら_______。そう考えるとバンクシーは体内に小説の種を内包して

2123年4月1日みなと国立国際美術館『アートで辿る小説家"飛鳥世一"の世界観』

 御用とお急ぎでない方は一寸立ち止まって楽しんで頂ければ良いでしょう。座って半畳寝て一畳。こんなもの、この程度の者でございます。嗤って頂けたり楽しんで頂けたり考え込んで頂けたり~はたまたムカついて頂くことも結構でしょう。ただ、たった一人だけでも次の原稿であり作品に足を運んでいただける切っ掛けとなればそれで良いのです。 自らをネタに書いたものにおいては、読者は気に食わなければ読まねば良いだけ。上質、良質と感じられないものからは距離を置くべきなのです。  それが幸せの近道であり、