Vampire's kiss

Nicolas Cageの作品を最近見ている。Vampire Kissはメタスコアも普通の人のレビューもあんまり高くない作品だけど、Nicolas Cageの渾身の演技が堪能できる。

何が凄いってよくもあんなに長時間、所謂、変顔をし続けられるなってこと。狂った人の演技(一応作品内ではバンパイアになった設定だけど)って実際のところ、どんな感じなのかって想像できない。少なくとも私は狂人を演じてくださいって言われたらよくわからない。Nicolas Cageは面白可笑しく、狂人?バンパイアを演じている。

Oscarはどちらかというと実在の人やMinorityな状況にあった人を演じた作品に贈られるが、このようなバカっぽい、けれど笑わずにはいられない演技にもOscarを贈りたくなる。

ABC全部暗唱する場面も傑作だ。IMDbのレビューによると、ゴッキーを実際に食べるシーンも3回撮ったそうで…死ぬほどGが嫌いな私は彼のPerformanceにため息を吐くしかない。そこまでしてその作品を作り上げるパワーって何だろう。

ある意味、かっこい役柄ってバカで狂った人よりもアクターにとってはやりやすいのだろうか。ずっとかっこいい役柄も疲れてくると思うけれど…例えば、Jeff BridgeはDudeを演じた瞬間解放された気がするし。Clint Eastwoodはアクター的にはいつもかっこいい、マッチョなキャラを演じている。

Nicolas Cageは彼しか出来ない演技がそこにある。ジムキャリーもそういう分類なのかもしれないけれど…なんか違う。上手く言葉では表せないけれど。。。

Nicolas Cageはとりあえず私の中で最近のヒットである。

10分間で日々思うことを書けたらと思い始めました。