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【7割くらいVlog】ワンピースカードをまあまあ練習した話

事の発端は12月!内容は公式3on3に出たの話題!


前説

初めましての方は初めまして。文字を書くのが好きなので書いています。公開日いつなんだろうこれ。
"あず"といいます。ワンピースカードは5弾新時代の主役でベロベティを組んで始めてぼちぼちと楽しんでいました。特に大きい大会も出てないのと細かな大会でも結果は残してません。カードゲームはポケモンカードとWIXOSSの歴があります。
じゃあなんでこれを書いてるのか。自己満足です。
さっくり本編いうと公式3on3に出るためにまあまあ練習したので読み物として残しておこ~という気持ちで書いています。
練習方法として読むのもいいと思いますがタイトル通りVlogとして読むのがオススメです。

本編

回想


事の発端は12月にリアル友人からワンピカードのチーム戦に出ないかとお誘いを受け、二つ返事でいいよ~と返したところから始まります。正しくは12月上旬に同じ友達から非公認大会のチーム戦に誘われ、チーム0-2で即敗退。強制ドロップから最速帰宅した過去回想を先に。
特にワンピースカードに思い入れもない、やる気もまあまあくらいの状態でこの非公認大会の誘いを受けて参加しました。まあある程度はカードゲームできるし?なんとかなるやろ?握るの黄色だし?っていう気持ちで大会に望み結果は個人1-1、チーム0-2。正直悔しかったです。勝ちも自分の地力で拾った訳ではなく盾の上振れ。まあそういうデッキといってしまえばそれはそうなんですけど…。その後渋谷の交流会に参加しましたが対戦内容は一切覚えてません。自分弱いな~という結論で頭がかなりいっぱいでした。
その翌日に公式大会でリベンジを、という名目も持ちつつ同じチームで公式3on3へ臨むことに。応募が確定しました。(チーム名はT.D.S.。東京ディズニーシーらしいです)
応募が確定した1ヶ月後、練習のために別のチーム戦非公認大会に参加しました。結果は覚えていません。散々だったので。確認したらメモもしていませんでした。1月上旬の大会でしたが、私は年末年始両方に風邪をひき、練習が全然できてない状態。チームでも0-2以来一度も集まってなかったような気もします。
なんかこのままでいいのかな~って。WCSを本気で目指していたポケカをやってた時はこんな気持ちだったかな~って。私負けても楽しいからいいや~って人だったかな~って。いや、そうじゃないだろ。本気でやって、本気で勝って。泣きそうになりながら戦って。本気で向き合ったから勝っても負けても最ッ高に楽しかった!!!!って言えたんだろ、と。(筆者はJCS2023の3回戦で互いにナイスゲームと称えあい、握手をするほどの試合をして勝ち、7回戦でめちゃくちゃに有利対面から完全に対策されたカードが飛んできて負け、試合後に「楽しい~~~~~~~~~」と絶叫したことがあります)
ここから真剣にワンピースカードに向き合うことになりました。

ハイキュー8巻より。

じゃあ具体的にどういう練習をしたのか

とりあえず積極的にリモート対戦をしました。この際この練習方法が正しかったかどうかは今は問いません。
この時ワンピースカードの基礎が出来ていませんでした。正確には"雰囲気で理解していた気になっていた"状態でした。
有効なハンド(カウンター)の切らせ方、環境で流行っているデッキ(特にサカズキ)を逆に自分が使うことでどういうことで困りやすいのかの確認。まあほんとに基礎の基礎ってとこです。あとはカードリストを眺めること。見落としているコンボに繋がるパーツはないか、など。
当時使っていたカタクリデッキで、友人が使うサカズキへの勝率は1割程度。もうやめたろかなこのゲーム、と…。
気まぐれで組んだ赤紫ルフィは1割を軽く下回り、好みで組んだ緑黒ペローナはほぼ0割。
なんか、向いてないのかな、と。同じリスト、それこそ50枚同じカードで大型大会優勝してる人がいるのにフリーの1戦も勝てない。モリアが引けなくてうなられても勝てない。投げやりになりながらリモートをしてました。

そんな中発表されたこのカード。

この1枚により、私のワンピースカードはワンピースカード2となりました。

エネルとの出会い

表題通りです。
きっかけは3on3に誘った友人の一言。『あずさん、3on3エネル握りません?』

私は12月の非公認からずっとカタクリを使い続けていたのですが、エネルに必要なパーツを全部持っており、何度か回したことがありました。が。
あまりにもエネルに向いていないのです。この男。
今ふりかえってみればカウンターの切り方、リーサルまでの道筋など"わかっていない"ことが多かったことが向いていないと断定した原因だったのですが、基礎を学んだはずの状態で負けがこんでいる私にとって、苦手と思っているデッキを使うことは前向きではありませんでした。
が、まあ物は試し。発売日前のためとりあえず出費もなくお試しは出来そうだったので一旦フリーで使用。結果は一日中対戦して全敗。何がおもろいねんこのゲーム。
その後よく自分が練習方法として取り入れている教えてもらう側のハンドオープンでフリー。1ターンごとの行動について、自分の理想と考えを伝え、いわゆる考察戦を行いました。それでも結果は全敗。こちら側のアクションに対しての裏目がほぼ全てに存在していました。(しかもわかっていない、気づいていないもの)
正直ほんとにやりたくね~~~~~~って気持ちが強く、とどめに負けたあとは観戦に回って勉強しているフリをしていました。

本気でエネルを捨てる気でその日の帰り道にボニーのパーツをメルカリで購入。(なぜかボニーなら回せると思ってたみたいです。一応筋は通していて、新弾直後のカードのため対策はしたいとみんな考えているものの、採用カードがバラけていること、リストが固定されていないことからいわゆる初見〇しのような状況が複数回作れるのではという想定でした。)
ただすぐデッキが組み上がるわけでもなく、しばらくは弱い覚悟と削られた気合いだけでエネルを回そうと。
発売日当日、例のエースの値段にひっくり返りました。まあそこはカードゲーマー。渋い顔で買いました。
この日は発売日ということもあって初めましての人と何回か対戦することが出来、そこでやっと"エネル"の戦い方を学びました。

引きこもり

エネルで上位卓にいる人からこんな発言をしていたのを盗み聞きした事があります。引きこもれば勝てる、と。
そんな言葉だけを真に受けて私がとっていたプレイングはただ引きこもること。攻撃しないことで相手のライフ分のリソースを得らせず、こちら側の大型の生き物が並ぶまで待つという手法。手法といえば聞こえはいいですがやってることは結論無知のノーパン戦法。ただアタックを先送りにしているだけで最終的に大型を投げ続けているこちら側のリソースが枯れて負け。これの連続でした。
アタックへの移行タイミングを覚えることで殴らないことよりリソースを有効に削ることが出来る。このタイミングでやっと学べた私が、一歩強くワンピースカードにハマった瞬間だったかもしれません。

ハイキューの画像貼りたいだけかも照

じゃあ具体的にどういうプランニングをするか。
中身のない頭で考えた結論は、手順を描くことでした。
公式大会まで時間の無い私は、不利になる対面、不利になる先後選択を割り切り、"勝てる試合を落とさない"、これを自分の中で掲げて大会に臨むことにしました。
例えば、サカズキに対して後攻をとった時に8、10ドンに何を出すかをあらかじめ決めておく。モリアにクザンが吊られた時にどちらを先にとるかを決めておく。モリアの先2ペローナを除去するか、など。また、リーサルの際の最大値を場面ごとに考えるのではなく、この状況を目指してこの盤面になったらリーサルを取る、といった決定事項を決めました。
実際のところ"個人戦で"上位を狙うのであればこの練習方法はまず間違いです。なぜなら勝てない対面へのアレンジが効かない上に理想の盤面に到達できない時に思考が停止してしまうから。ただ今回の大会はチーム戦。その時は仲間に勝ってもらえば良いのです。
あとはひたすらイメージトレーニング。頭の中で最終盤面からリーサルへの詰め方をひたすらイメージ。脳内リーサルが80本決まったあたりで大会当日となりました。

大会前日

幕張は遠いのでホテル前泊でした。
幕張メッセまで20分。リブマックス千葉みなと駅前は神ホテル。
前日はメンバーの一人は有給、一人は入社式(よくきたね)、そして私は普通に出勤。定時ダッシュ決めようと思ってたら定時直前に長話ネキが現れて破滅しました。
のろのろと準備して私が横浜に向かうと2人はカドショでフリー中。仕方ないので買い物をしました。
買ったのはこれ。


3つも買って受験生になったかと思った。
一緒にラムネも買ったので薬局のお姉さんには多分受験生だと思われたと思うし僕も自分のこと受験生かと思った。

ちなみにこれアホほど効きました。プラシーボでもなんでもいいんだけどめちゃくちゃ目の前の試合に集中できた。

予定集合時刻から1時間遅れて私が到着、そこからさらに30分遅れて残りのメンバーが到着(なんで?)。横浜から千葉みなと駅までの鈍行旅でした。(この時間私はデュエマ殿堂施行により値上がると困るカードを買い集めてました)(ペルフェクトたっけ~~~)
千葉みなと駅には2時間くらいかかって到着。ホテルチェックインを済ませて取り急ぎご飯へ。周辺の居酒屋は閉まっており、少し歩いて魚民までいきました。
私がゴネて乾杯してもらった。チーム戦で前泊とか初めてなので…………、とても楽しみだったので……………。


世界で一番𝑳‌𝑶‌𝑽‌𝑬の人も一緒に

個人単位での大型大会はこれで6か7回目、参加自体には正直慣れていましたが仲間との参加はこれが初めて。控えめに言って最高でした。夜中にホテルでワーワー騒いで調整。宮城で1人、大会を迎える夜とは全く違う感情がじわじわと湧いてきました。

千葉みなと駅の海
千葉タワー?らしい

遠征先の海好きなんですよね。特に夜の海。コンビニ行くついでに1人で海近くを好きな音楽とともに散歩して気合いを高めます。
夜中はメンバー1人が花粉症で大変そうでした。箱ティッシュ使い切ってトレペで鼻かんでた。夜中中ずっと溺れてたしもう1人のメンバーはそれで寝れなかったらしいです。私は瞬きしたら朝でした。

大会当日

溺れてようが寝れなかろうがすぐ寝ようが朝は来ます。
片割れは朝からオムライス食べてました。美味しそう。
もう片割れは躁かまして『全員倒す!!!』って言ってました。すごく緊張してたらしい、かわいいね。
私は甘めのパン2つとキレートレモンで適度に脳を整える。

おすすめです

いざ会場へ。
あまりの混雑で暴言が止まらない。
汚言症とか暴言とかじゃなくただただ口の悪いオタクと化しました。
"思ったよりは"スムーズにプレイヤーは入場。受付は締切5分前でしたが3分の1も入場できてなかったと思います。もう少しこの辺はしっかりしてほしい。
この場面で躁メンが鬱転。極度の緊張により胃痛がしてたらしいです。


気負わず。

正直大型大会慣れしてる私は緊張など微塵もせず。



というわけでもなくまあまあびっくりするほど緊張してたと思います。
一戦目前に鬱転したメンバーが絶対勝てね~って言ってる横で負けるわけなくないか?と発言しましたが実際は自己暗示に近かったと思います。手の温度は氷点下、多分声も震えてたと思います。
それでも勝てると思った、勝ちたかったのは自分たちの練習を否定したくなかったから。もちろんトップ層に比べたら非効率的、練習時間も足りなかったかもしれない。ただそれでも、自分たちが今までやってきた練習よりたくさんの練習をしてきたから。ここで弱気な発言をするのは自分たちの練習に嘘をつくと思ったからです。

アオのハコ 10話より

本当はこれくらい言いたかった。ただあの時の自分にはここまでの度胸はなかったなぁと。

この日自分で掲げていたのはムードキーパー(造語です)の役割。チームメイトのモチベーションをある程度上げて保ちたいなと思っており、強気な言葉と勝ったあとしっかり喜ぶこと。これらを実践できたのは良かったなと思いました。

そんなガチガチで迎えた初戦、結果はチームメンバー全員勝ちの3-0。
個人的に、この大会内で一番嬉しかった場面だな、と。
たかが1回戦目、チームでの1勝目。だけど我々は手も足も出ずチーム戦をたくさん負けてきた過去がある。そんな中での『メンバー全員勝ちでのチーム勝利』。正直涙が出ました。
自分の、自分たちの練習は間違ってなかった。たった1勝でもそんな気持ちになれました。

まあ終わってみれば個人4-5、チームは6-3(横が9-0、5-4の最強布陣でした)。いい成績だったかと問われれば個人成績は弱者でした…、というしか結論では無いかなと。ただ自分の中では、このチームで勝つことが出来た、(横のおかげだけど)完走まですることができた。
託された中で勝てなかった試合もいくつかあって、私が勝ててればトーナメントもあったかもしれない。そういう意味ではチームにとって戦犯になっていたかもしれませんが、私にとってはこのチームで試合に臨めたこと。それが一番よかったと思えました。

総評

特段試合結果を語るとかデッキを語るとかそういう文章ではありません。まとめだけいうのであればチーム戦楽しかった、このメンバーでよかった、というのが私の感想です。
ただ、託された試合で勝ちたかった。もっと経験があれば違う選択肢を選べたかも。そういう悔しい気持ちも残っています。
元々大型大会に向けて真剣にやってたポケカではコミュニティに入ることが出来ず、1人で戦っていました。その時はその時で楽しかったけれど、正~~~~~~~~~直にいえばチーム戦のが楽しかったです。というかコミュニティが存在するのが楽しい。ダチと遊ぶのが一番楽しいなと思えた今回の大会でした。
いつかまたこのメンバーでチーム戦に出れたら。その時はもっと力になれたらいいな。



おまけ(本編)

今後どうやったらもっと上手くなれると思ったか

コミュニティをもっと広げたいなと思いました。
期間中固定の友達は増えましたが、それでも環境内で見るリーダーですらカバーしきれませんでした。
コミュニティをもっと広げることで更に色々な人の意見を聞けること、想定外のリーダーに当たることが少なくなることが考えられました。今後はもっとたくさんダチ卍を作りたいなと思います。

いつものもちもの

ポケカ時代からずっと同じような持ち物です。
・デッキ
必須。スリーブは前日に入れ替えることが多いです。今回は3日前くらいに変えた。大型大会出る時は下記スリーブ構成にしてます。

インナーなしにこのキャラスリーブ。
材質がバリカタなのとオシャレさに惹かれてます。
家に在庫が300枚分くらいある。


オーバーはこれ。特にいうことはありません。
エンボスの方が置いておいてもくっつかないがち。


・替えスリーブ
つけてるスリーブと同じ袋に入ってたスリーブ。他に新品のキャラスリとオーバーはほぼ確実に持っていてインナースリーブと無地スリもだいたい持ってます。

・飲み物
ミルクティーが多いです。できるだけ糖分多めにしている。

・お菓子
これ。最強です。

歯溶けるほど甘い。

だいたいこんな感じです。あとウエットティッシュとか持ち歩いてます。

デッキ名の決め方

オタクは細かいどうでもいいところまで決めたがる………。
デッキ名は毎回曲名からとってます。その時ハマってる曲だったり最強の曲だったり。常にデッキには最強に輝いて欲しいので最高にかっこいい名前をつけてます。
今回はこれでした。

このアプリデッキ作るの難しすぎ

ヒーローコンプレックス/chef's

このバンドめちゃ好きで、この曲の歌詞がめちゃくちゃ今大会にハマってました(特に私に)。

僕には、ヒーローになれなかった夜がある。
夜があるのさ。
スーパーヒーローは言っていた、
「明日、変われる日々。」 
僕は、似合わないかな。

ヒーローコンプレックス  イントロ

朝になれば、いつもたられば、
昨日と同じ夢を見てる。
やけになれば、言い訳する僕は
今日も何も変わらないまま。

ヒーローコンプレックス  サビ

ヒーロー、僕は一人じゃない。

ヒーローコンプレックス  ラスサビ

なんか、"チーム戦"に対してピッタリすぎませんか?

正味どんだけサムかろうといいと思うんです。
だってやるのカードゲームだし。
私がデッキのレアリティ以上にこだわっているのがこのデッキ名でした。

いつか"ヒーロー"に、なれるように。

大会前ルーティーン

音楽を、聴きます。最強の曲を。

Last Summer Daydream/Ringwanderung

最強が、最強たる所以の曲。
曲滑り出しのギターから自分のテンションと脳を活性化させてくれます。
勝利者インタビューがあるとしたら私は多分この曲の話をします。

ダイバー/ポルカドットスティングレイ

シャドバプロリーグ2022?の曲です。

この曲を聴いていたら 無敵になった気がするんだ
勘違いさせてくれて 僕は嬉しかったよ

ダイバー  Aメロ

開花していくこの才能の煌めきよ
逃げない 勝つのは僕だ
今僕に魔法がなくても もがく両手が掴むんだよ

ダイバー  サビ

これらにつきる。
勝利のために聞いている曲になります。
自分に対して勝利の意識を植え付けてくれる。勘違いだってかまわないので力をもらえるような曲。

大抵この2曲+デッキ名にした曲を聞いて精神を調整しています。
自分の強さ、自信を他責にすることで誰かが引っ張っていってくれる気持ちにしてくれる、そんな曲が私は好きです。



そんなこんなで気づいたら大会から2週間以上経ってました。
もし読んでいただける方がいたら嬉しいな~と思います。
気が向いたらまた更新しますのでよろしくお願いします!

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