4c オムナス目線で見るストリクスヘイヴン

2021年4月5日 11:44

これは何？

ストリクスヘイヴンのカードリストがすべて公開されました。

リストの中から 4C オムナス（エンチャントレス・上陸・食物連鎖）に採用できそうなカードを取り上げていきます。

新たな不屈の自然/Rampant Growth です。同型のカードでは久しぶりに２マナで唱えることができるカードであり、３ターン目オムナスを補強する新たなパーツとして期待できます。デッキの構成上 3/3 以上のサイズになるので、時にはクリーチャーとしての活躍もできるかもしれません。マナ加速に必要な 16 枚のスロットが大分整理されてきました。

踏査/Exploration
繁茂/Wild Growth
楽園の拡散/Utopia Sprawl
明日への探索/Search for Tomorrow
花の絨毯/Carpet of Flowers
波止場の恐喝者/Dockside Extortionist
肥沃な大地/Fertile Ground
豊穣の痕跡/Trace of Abundance
不屈の自然/Rampant Growth
三顧の礼/Three Visits
桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
水蓮のコブラ/Lotus Cobra
北方行/Into the North
遥か見/Farseek
自然の知識/Nature's Lore
創発的配列

このデッキでは実質１マナ重い商人の巻物/Merchant Scroll として機能します。コンボパーツを揃えるための合計マナランキングでもこれまでの採用カードと同レベルです。ブルーカウントも稼げますし、文句なく採用です。

２枚までのクリーチャーを直接場に出すことができるカードで、食物連鎖型オムナスでは以下の４枚の組み合わせでコンボ成立に必要なカードが揃います。

必要な合計マナ的には合格点なのですが、欠点も少なくありません。
・悟りの教示者/Enlightened Tutor 含めて追加で４枠が必要になる
・すべてのパーツが山札にある必要がある
・仮に護衛募集員/Recruiter of the Guard （呪文探求者/Spellseeker 経由：16 マナ）と帝国の徴募兵/Imperial Recruiter（幻の漂い/Drift of Phantasms 経由：14 マナ）を単体で引いても始動が重い

確保はしておきたいのですが、方程式の求解が優先されるといった印象です。

ソーサリーになった削剥/Abrade といった趣のカードです。汎用性が高く除去枠として一考に値します。

こちらもモードが選べる削剥/Abrade といった趣のカードです。アーティファクトを割りながら、厄介なシステムクリーチャーを壊せる点は魅力ですが、白に多いタフネス３を焼けないところが気にかかる所です。ブルーカウントを稼げる点は良いですね。

除去とカウンターを兼ねられる可能性を持つカードです。オムナスを積極的に場に出していくデッキですので、システムクリーチャーは概ね除去できそうです。カウンターの性能もまずまずなので、遅延/Delay あたりとの入れ替え候補になるかもしれません。

実質２マナ２枚ドローと言えるカード。オムナス着地後の４ターン目あたりにフェッチを探したいシーンなどで特に便利に使えそうです。食物連鎖型では直接勝ちに繋がらない発生の根本原理/Genesis Ultimatum に疑問を感じることも多かったので、使用感を試してみたい１枚です。

制圧力の高いクリーチャーですね。上陸にあまりこだわらず重く強いカードを連打するスタイルのオムナスといったデッキを組むことがあればぜひ採用を検討してみたいです。

ほぼジャズィの評価となります。オムナスはデッキの性質上重めのカードが複数含まれるデッキですので、軽めの条件でコストを踏み倒せるのは強力です。ささやかながら上陸ともシナジーがあるのも良いですね。

食物連鎖型オムナスとしては創発的配列、方程式の求解という２枚のカードを手に入れられる貴重なセットになりました。３枚のユーティリティもいずれか１枚は採用できそうですね。統率者 2021 の公開も楽しみです。

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