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【PiEDH】創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation 調整録5

これは何?

定期的にアップデートしている パイオニア EDH の 創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation デッキの最新アップデートをまとめる記事です。前回はこちら。

デッキリスト

主な更新点

カルロフ邸殺人事件 の追加は主に足回りの向上に役立ちました。15 枚カードが入れ変わるのは久しぶりだと思います。また、前回は 暴走暴君、ガルタ/Ghalta, Stampede Tyrant と 超能力すり/Psychic Pickpocket のコンボを意識した構成にしていましたが、ミッドレンジ向けのカードが追加されたこともあり構成を見直しました。以下新規カードのみ見ていきます。

ドッペルギャング/Doppelgang

今回のオリカ枠。
4 ターン目 8 マナから、8 ライフ/プレーヤー&プレインズウォーカー4点/2ドロー/8 マナ を得て、アンタップインの土地2枚 が場に出ます。 

ドッペルギャング/Doppelgang は X=2 でキャストし、創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation とアンタップインする土地をコピーすることで、コピーした 創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation がレジェンド・ルールで墓地に送られる前に上陸を誘発させることができるため、大量の上陸を誘発させることができます。特に 8 マナ + アンタップインの土地2枚が出ることが大きく、展開した上でビッグアクションを狙うことができるミッドレンジ向きのカードです。このデッキではできませんが、無限マナ後にはフィニッシャーにもなれます。

諜報ランド

2 ターン目から動くこのデッキにはよく合うカード

既にモダンでも活躍していますが、最序盤を安定させることができます。フェッチランドが余っている場合にも便利です。ただこのカードに頼って2ターン目に出せるマナクリーチャーがない状態でスタートするのは危険です。

脱出トンネル/Escape Tunnel

これから類似の上位種が増えてくるのかもしれません

広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse の上位種で、必要枚数である 11 枚のフェッチランドを PiEDH でも無理なく採用できるようになりました。デッキ内のタップインランド比率が上がっているので、トライオームの枚数を調整しています。

脱走/Break Out

むかしむかしと近いものの、土地にアクセスできないのは残念

2マナ以下のクリーチャーを直接場に出すことができるソーサリーです。14 枚以上のカードを搭載すれば 90% 以上の確率で場に出すことができるのでそれなりに信用がおけます。

その分バリューのあるインスタントが減るので痛しかゆし。
クリーチャーを並べること自体はこのデッキのフィニッシャーとも相性が良いです。

後半に 発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant がいる環境下でのバリューが高いため、しばらく活用していこうと思います。

花粉の分析/Analyze the Pollen

諜報ランドの存在が大きい1枚

序中盤で土地をサーチしつつ、最終盤に アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum にアクセスする際に重宝するカードです。証拠収集 8 はそれなりに重いので、計画的に墓地を貯めていく必要があります。

大ドルイドの魔除け/Archdruid's Charm

デッキスロットの圧縮効果が高い。

3種類の効果が高いレベルでまとまっており、便利な1枚です。特に 死者の原野/Field of the Dead を直接場に出すことができる点は少なからず便利です。このカードも考慮し、魂の洞窟/Cavern of Souls をデッキに採用しました。構えるには重いカードなので、基本的にはため込み過ぎない方が良いと思っています。

まとめ

パイオニア EDH の 創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation デッキの最新アップデートでした。4 ターン目ビッグアクション > 5-7 ターン目に アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoum か 宴の結節点、ジェトミア/Jetmir, Nexus of Revels を出して殴りきるというランプ・ミッドレンジデッキとしてまとまってきたと思います。コンボに頼らない形でのびのび動く 創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation はお気に入りの形なので、これからも時々プレイしていこうと思います。

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