見出し画像

【EDH】収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand 100 枚解説(~ NEO)

きっかけ

しばらく EDH を離れてヒストリックやモダンで 収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand を使ったエンチャントレスを楽しんでいたのですが、久しぶりに EDH をプレイしたくなり徐々に組んでいたサイシスの EDH を検討してみることにしました。

EDH におけるサイシス

形としてはレガシーのエンチャントレスに近く、スタックス系のエンチャントを場に出して環境を遅延させている間に、コンボを決めて勝つというのが大まかな流れです。手札にエンチャントレスを持った状態で始められる「エンチャントレス」であるため、ある程度再現性高く流れを作ることができます。場に妨害カードを多数展開する都合上ヘイトを買いやすく、またインスタント速度の妨害手段が限られる点が主な弱点になります。

デッキリスト

Sythis Midrange
https://www.moxfield.com/decks/BPpBgjC4ikWBCZW9WuE9tA 

ここからは各種構成要素についてまとめていきます。

コンボパーツ(10 枚)

無限マナを発生させることができる 3 系のコンボを搭載しています。

画像6

画像15

画像7

画像5

聖域の織り手/Sanctum Weaver or 大地の知識/Earthcraft
and
種かごの魔女/Seedcradle Witch大地の知識/Earthcraft の場合 緑・白を含む 5 マナ以上出せる土地)or 光の篭手/Gauntlets of Light大地の知識/Earthcraft の場合、白を含む 4 マナ以上出せる土地)

クリーチャーをアンタップさせるカードを、召喚酔いの解けた 聖域の織り手/Sanctum Weaver や 大地の知識/Earthcraft と組み合わせることで無限マナを出すコンボです。条件は厳しいのですが召還酔いを気にする必要がない 大地の知識/Earthcraft でも無限マナに入ることができるということは抑えておいた方が良いです。また 調和の中心/Concordant Crossroads で召還酔いを解くことで、聖域の織り手/Sanctum Weaver でも同一ターンにコンボに入れます。

画像11

画像12

Nature's Chosen
and
雲石の工芸品/Cloudstone Curio 

Nature's Chosen はオーラを張った土地や セラの聖域/Serra's Sanctum をアンタップすることで大きくマナ加速できます。これを 雲石の工芸品/Cloudstone Curio で使いまわすことで無限マナを出します。 強力なコンボなのですが、色的に 雲石の工芸品/Cloudstone Curio をサーチする手段に乏しい点がネックです。

画像16

画像17

大地の知識/Earthcraft 
and
神聖なる憑依/Hallowed Haunting 
and
何らかのエンチャントを連続してキャスト(ちらつき護法印/Flickering Wardムチ絹/Whip Silk雲石の工芸品/Cloudstone Curio など)

構成枚数は多い物の、それぞれ単体で強いカードを組み合わせ、結果として無限マナ・無限トークンに繋げるエンチャントレスらしいコンボです。主要なエンジンは 大地の知識/Earthcraft で基本土地を連続してアンタップすることでマナを確保します。これに 神聖なる憑依/Hallowed Haunting を組み合わせることで無限マナになります。

画像13

直接コンボを構成するわけではありませんが、調和の中心/Concordant Crossroads があると同一ターンに勝つことができる系が増えるのでここに分類します。

画像18

画像14

ムチ絹/Whip Silk と ちらつき護法印/Flickering Ward は無限マナ生成後の出口(無限ドロー)として機能するのはもちろんですが、コンボパーツを探す際に繰り返しドロー可能なエンジンとして機能する点も便利です。

サーチカード(13 枚)

上記のコンボはエンチャントとクリーチャーで構成されるので、これらのカードをサーチできるカードが重要です。性質上プレイに時間がかかるデッキなので、予めサーチするカードを想定した練習が必要になります。ここでは大まかな用途別にまとめていきます。

俗世の教示者/Worldly Tutor
エラダムリーの呼び声/Eladamri's Call
緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith
破滅の終焉/Finale of Devastation
召喚の調べ/Chord of Calling
適者生存/Survival of the Fittest

クリチャー系のサーチカードはマナ加速にも役立つコンボパーツである 聖域の織り手/Sanctum Weaver 、追加のドローソースである アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress、汎用除去の スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition、対戦相手のコンボを止めるための各種スタックス系のカードが主なターゲットです。適者生存/Survival of the Fittest はエンチャントサーチから 種かごの魔女/Seedcradle Witch などのクリーチャーにアクセスでき、クリーチャーで構成されるコンボを一気に揃えられるという点で独自性があります。

イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos

画像23

イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos は妨害枠としても機能しつつ、コンボパーツである 種かごの魔女/Seedcradle Witch を調達できます。

悟りの教示者/Enlightened Tutor
真の木立ち/Sterling Grove
月恵みのクレリック/Moon-Blessed Cleric

画像23

エンチャント系のサーチカードはマナ加速にも役立つコンボパーツである 聖域の織り手/Sanctum Weaver や 大地の知識/Earthcraft、対戦相手のコンボを止めるための各種スタックス系のカードが主なターゲットです。悟りの教示者/Enlightened Tutor は 雲石の工芸品/Cloudstone Curio にアクセスできる点が大きく優先順位はかなり高めです。真の木立ち/Sterling Grove はサイシスの防御手段も兼ねますが、クリーチャー・エンチャントにオーラを付与することができなくなる点には注意が必要です。月恵みのクレリック/Moon-Blessed Cleric はクリーチャー系サーチカードをエンチャントサーチカードに変換するフィルタのような動きも期待できます。

武器庫の開放/Open the Armory
皇の声、軽脚/Light-Paws, Emperor's Voice 

画像24

画像25

オーラをサーチするカードである 武器庫の開放/Open the Armory皇の声、軽脚/Light-Paws, Emperor's Voice は主に Nature's Chosen にアクセスするために投入されています。皇の声、軽脚/Light-Paws, Emperor's Voice は Nature's Chosen から直接マナ加速ができる点が素晴らしいです。また余裕がある場合には、先に ムチ絹/Whip Silk や ちらつき護法印/Flickering Ward にアクセスすることでドローエンジンを併せて調達できます。武器庫の開放/Open the Armory も役割はほぼ同じですが、光の篭手/Gauntlets of Light にアクセスできる点が大きく 光の篭手/Gauntlets of Light の採用理由にもなっています。

輪作/Crop Rotation

複数マナ生み出すことができる ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle や  セラの聖域/Serra's Sanctum、墓地からエンチャントを山札に戻す ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity 、大地の知識/Earthcraft などの基本地形タイプを参照するカードを利用するための 成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth などが主なサーチ対象です。

追加のドローカード(6 枚)

アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress
女魔術師の存在/Enchantress's Presence
ミリーの悪知恵/Mirri's Guile
エスパーの歩哨/Esper Sentinel
豊かな成長/Abundant Growth
森の知恵/Sylvan Library

追加のエンチャントレスである アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress や 女魔術師の存在/Enchantress's Presence ですが、コンボパーツやスタックス系カードを差し置いてまでサーチして場に出すべきかどうかは、よく考える必要があります。森の知恵/Sylvan Library と エスパーの歩哨/Esper Sentinel はセレズニアカラー定番のドローカードです。ミリーの悪知恵/Mirri's Guile はエンチャントで賄うことができる軽量のドロー操作として優秀です。豊かな成長/Abundant Growth はキャントリップを持つエンチャントという観点でここに分類します。

サイシスを1ターン目に出すためのカード(5 枚)

Elvish Spirit Guide
水蓮の花びら/Lotus Petal
金属モックス/Chrome Mox
モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
宝石の睡蓮/Jeweled Lotus

どのカードも役割は同じで1ターン目にサイシスをキャストするためのカードです。いずれもキープ基準として扱うことができます。土地カウントですが、宝石の洞窟/Gemstone Caverns も同じ役割を担います。このデッキでは「サイシスを1ターン目に出すためのカード」はほぼ使い捨てだと思ってマリガン選択していく必要があり、金属モックス/Chrome Mox や モックス・ダイアモンド/Mox Diamond はリソースを消費するだけ Elvish Spirit Guide よりも弱いということもままあります。

マナ加速(11 枚)

極楽鳥/Birds of Paradise
ラノワールのエルフ/Llanowar Elves
フィンドホーンのエルフ/Fyndhorn Elves
エルフの神秘家/Elvish Mystic
東屋のエルフ/Arbor Elf

セレズニア系統率者の基本的なマナ加速です。
東屋のエルフ/Arbor Elf は「森」の枚数が少なめである点には注意が必要ですが、Nature's Chosen との相性が良くコンボパーツを兼ねられる可能性があるので採用しています。

繁茂/Wild Growth
楽園の拡散/Utopia Sprawl
肥沃な大地/Fertile Ground
狼柳の安息所/Wolfwillow Haven
踏査/Exploration
花の絨毯/Carpet of Flowers

サイシスと相性の良いエンチャント系マナ加速です。2マナ以下のカードはノータイムで採用できます。繁茂/Wild Growth などの土地に貼るオーラは、大地の知識/Earthcraft を考慮して可能な限り基本地形に貼ることを意識します。

除去(6 枚)

即時換装/Swift Reconfiguration
ダークスティールの突然変異/Darksteel Mutation
ケンリスの変身/Kenrith's Transformation
浄化の印章/Seal of Cleansing
スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition
活性の力/Force of Vigor

クリーチャー対策は 皇の声、軽脚/Light-Paws, Emperor's Voice を考慮してオーラでクリーチャー無効化する除去を採用しています。中でも 即時換装/Swift Reconfiguration は 瞬速 を持つエンチャントで出来るクリーチャー除去という観点で独自性が高いです。スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition はやや重いですが、クリーチャーサーチでアクセスできる汎用除去という点で有効活用できます。活性の力/Force of Vigor は追加の置物破壊ですが、インスタントタイミングで妨害できるカードが少なくタップアウトすることが多いこのデッキでは、相手のターンに動ける貴重なカードとして優先度は高めです。

妨害枠(スタックス系以外)(7 枚)

夏の帳/Veil of Summer
沈黙/Silence
パラディン・クラス/Paladin Class
命の恵みのアルセイド/Alseid of Life's Bounty
堂々たる撤廃者/Grand Abolisher
運命を紡ぐ者/Destiny Spinner
忍耐/Endurance

カウンター対策などのスタックス系以外の妨害枠です。積極的に仕掛けていくデッキなので受動的に動くカードは採用枚数を抑えてあります。命の恵みのアルセイド/Alseid of Life's Bounty は、イーオスのレインジャー長/Ranger-Captain of Eos からサーチできるエンチャントという点も重要です。唯一 忍耐/Endurance は相手のコンボを抑止するために主に受動的に使うカードですが、活性の力/Force of Vigor と同様の理由で優先度は高めです。自身の墓地を対象にすることで、コンボパーツやサーチカードを回収することができる点も重要です。

スタックス系カード(12 枚)

スタックス系のエンチャントやクリーチャーをアドバンテージを稼ぎながら展開して卓の速度を落とし、コンボに繋げて勝利するできることが EDH サイシスの強みです。エンチャントレスの構造上の弱点である 波止場の恐喝者/Dockside Extortionist が生み出す 宝物 をケアするカードの優先順位が総じて高めです。

根の迷路/Root Maze

画像1

対象:各種 フェッチランド宝物

2ターン目に展開でき、相手の展開を阻害できるエンチャントという点で便利なカードです。1ターン目にサイシスをキャストできないものの、2ターン目に3マナ用意できるというケースで特に輝きます。自身のフェッチランドも機能しなくなるので、出すタイミングには注意が必要です。

盲従/Blind Obedience

画像2

対象:宝物

役割としてはほぼ  根の迷路/Root Maze と同様で、アーティファクトの展開を遅らせることができます。またクリーチャーの展開を抑制することができ、一部の統率者に良く刺さります。無限マナ発生時には、強請 によってそのまま勝利することができる点も評価できます。

無のロッド/Null Rod
石のような静寂/Stony Silence
溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe

画像19

画像20

画像21

対象:宝物、各種マナアーティファクト

宝物 に対する責任を取るという意味合いで、アーティファクト対策3種を全て搭載しています。サーチできるカードの関係上、無のロッド/Null Rod が一番優先順位が低くなります。

鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth

画像28

対象:生け贄系(含む 宝物)、ライフ支払いをコストとする能力全般(含む フェッチランド

非常に範囲が広いスタックス系クリーチャーで、宝物 と フェッチランド というマナ基盤だけでなく、思わぬカードにささります。範囲が広すぎるため、事前にこちらのデッキに採用するカードの相性は常に確認しておきましょう。基本土地を2枚サーチできることも地味に便利です。

穢れを灰に/Ashes of the Abhorrent

画像10

対象:フラッシュバック死の国からの脱出/Underworld Breach

限定的な墓地利用対策です。刺さる範囲がやや狭く、特に 発掘 を止めることができないことが難点です。それでもエンチャントとしてカウントできるスタックスカードなので採用しています。

安らかなる眠り/Rest in Peace

画像27

対象:発掘死の国からの脱出/Underworld Breach、リアニメイト系

墓地利用を強くとがめるスタックス系エンチャントです。発掘 を止められることが大きく、ギトラグの怪物/The Gitrog Monster にもけん制できます。

沈黙のオーラ/Aura of Silence

画像26

対象:非生物系スタックス系カード全般

非生物系スタックス系対策として先置き出来る優秀なスタックスカードです。いざとなれば 解呪 としても機能する点も便利です。

ドラニスの判事/Drannith Magistrate

画像30

対象:統率者、墓地もしくは追放領域からのカードプレイ全般

EDH における代表的なヘイトベアーで統率者に依存するデッキ構築全般をとがめることができます。かなりヘイトが高いので、設置するタイミングには注意が必要です。

静寂をもたらすもの/Hushbringer

画像31

対象:タッサの神託者/Thassa's Oracle

主にデモコンタッサに対して先置き出来る保険として使用するカードです。
スタッツ的に除去されやすくそこまで信頼が置けるわけではないので、過信は禁物です。

大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite

画像29

対象:生物系スタックス系カード全般、不死身、スクイー/Squee, the Immortal

対戦相手のシステムクリーチャーや生物系スタックス系カード、低コストの統率者などを1枚で止めることができます。食物連鎖/Food Chain で使われる 不死身、スクイー/Squee, the Immortal に対処できることも重要です。7 マナと重いので、環境に併せて差し替えます。

土地(29 枚)

宝石の洞窟/Gemstone Caverns

画像32

サイシスを1ターン目に出すためのカードのカテゴリに含まれる土地です。

ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
セラの聖域/Serra's Sanctum

画像33

画像34

どちらも複数マナを生成できる可能性を持つ土地ですが、サイシスが双方のカウント対象になるので効果的に使えます。Nature's Chosen とのコンボが特に強力です。

ヘリオッドの高潔の聖堂/Hall of Heliod's Generosity

画像35

墓地からエンチャントを使いまわすことを意識するのではなく、コンボに失敗した場合の保険です。サイシスの性質上回収したカードは容易にリキャストできますが、起動コストが比較的重い点は注意が必要です。

成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth

画像12

特殊地形に 基本土地タイプ を追加できるので、大地の知識/Earthcraft の効果を最大化できます。色マナ補完としても有益です。

耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures

画像36

置物破壊としても機能する便利な土地です。基本的には妨害されづらい置物破壊として使うことを意識して、ランド枚数にカウントせずに構築しています。

変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis

画像37

スペルとして唱えることはまずなく、ランド枚数にカウントしています。活性の力/Force of Vigor などのコストに充てることを考慮して採用しています。

溢れかえる岸辺/Flooded Strand
樹木茂る山麓/Wooded Foothills
吹きさらしの荒野/Windswept Heath
湿地の干潟/Marsh Flats
新緑の地下墓地/Verdant Catacombs
乾燥台地/Arid Mesa
霧深い雨林/Misty Rainforest

各種 フェッチランド です。根の迷路/Root Maze や 鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth など相性が悪いカードがデッキにあるので、シャッフル手段として抱えるよりも積極的に消化していくことを意識しておきたいです。

低木林地/Brushland
寺院の庭/Temple Garden
Savannah
地平線の梢/Horizon Canopy
豪勢な大通り/Bountiful Promenade
真鍮の都/City of Brass
統率の塔/Command Tower

各種多色土地です。鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earth がいると 地平線の梢/Horizon Canopy はマナが出せなくなる点には注意が必要ですが、メリットが上回ると判断して採用しています。

4 冠雪の森/Snow-Covered Forest
冠雪の平地/Snow-Covered Plains

薄氷の上/On Thin Ice を採用していた時もあり、氷雪 土地を採用しています。現在のリストでは通常の基本土地でも問題ありません。

デッキの回し方

初手7枚のスクリーンショットを元に、いくつかの序盤の動きをまとめてみます。

画像38

キープよりです。1ターン目に動ける要素がなく、色マナが不足している点が不安ですが、コンボパーツとサーチパーツが揃っているためです。2ターン目は 聖域の織り手/Sanctum Weaver を優先します。

画像39

マリガンします。コンボパーツのサーチ能力にも不安が残りますし、マナクリーチャーは2枚以上初手に抱えたくはありません。

画像40

キープします。サーチ手段はありませんが、十分なマナ加速からスタックス系カードを展開する流れを作れそうです。

画像41

キープします。1ターン目にサイシスを着地させることができ、エンチャントも2枚あるというのがキープ基準です。

画像42

キープします。流石に噛み合いが悪いので、無のロッド/Null Rod をキャストするタイミングは少し遅れそうです。

画像43

キープします。1ターン目にサイシスを場に出し、3ターン目に 調和の中心/Concordant Crossroads から 聖域の織り手/Sanctum Weaver で一気に展開する流れを見込みます。

画像44

マリガンします。エンチャントが2枚程度は初手に欲しいところです。

画像45

マリガンします。エンチャントはありますが、マナ加速が薄く、スタックス系カードもないことから間に合いません。

画像46

キープします。1ターン目にサイシスを場に出すカードの重要性が良くわかるハンドです。

画像47

キープします。スタックス系のカードで展開を遅らせる流れが見込めます。

採用を見送ったカード

アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim
樹海の自然主義者/Jukai Naturalist

アヴァシンの巡礼者/Avacyn's Pilgrim は基本的なマナ加速枠として採用可能ではあるのですが、今回は枠の都合で見送っています。樹海の自然主義者/Jukai Naturalist は自身がエンチャントであることは非常に大きい物の、肝心の軽減することができるカードの枚数がそこまで多くないので、現在は採用を見送っています。

光輝王の昇天/Luminarch Ascension

画像3

統率者戦では達成条件が緩く、概ね2マナで 4/4 天使を1体生成できるカードとなります。無限マナの出口としても機能しますが、そういった環境下では他のトークン生成カードでも同様の役割を担える上、出してすぐには使えないという欠点が目立ちます。弱くはないカードなのですが、神聖なる憑依/Hallowed Haunting に枠を譲りました。

モックス・アンバー/Mox Amber
魔力の墓所/Mana Crypt

スタックス系カードである 石のような静寂/Stony Silence や 溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe との相性が極めて悪いので、サイシスを1ターン目に出すためのカード以外のマナアーティファクトを採用するべきかどうかは悩ましい所です。今回は採用を見送っています。

画像8

画像9

ピレアス号の艦長、シオーナ/Siona, Captain of the Pyleas
and
信仰の守り/Shielded by Faith

ピレアス号の艦長、シオーナ/Siona, Captain of the Pyleas がいる状態で、信仰の守り/Shielded by Faith をキャストすると無限トークンになります。無限トークン後は、信仰の守り/Shielded by Faith の場合には 大地の知識/Earthcraft で無限マナ、もしくは 調和の中心/Concordant Crossroads で速攻アタックなどで勝利します。2枚コンボではあるのですがコンボパーツ単体で汎用性がないため、既に採用済みのコンボに枠を譲っています。

牧歌的な教示者/Idyllic Tutor
異界の進化/Eldritch Evolution

どちらも悪くないサーチカードなのですが、牧歌的な教示者/Idyllic Tutor コスト面での重さが、異界の進化/Eldritch Evolution は生け贄を確保することの難しさがそれぞれ気にかかる所です。今回は採用を見送っています。

剣を鍬に/Swords to Plowshares

汎用のクリーチャー除去としては最も優秀ですが、サーチできないことが大きく他の除去に枠を譲っています。環境によって差し替えます。

まとめ

収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand を使った EDH デッキについてまとめました。何かのお役に立てれば幸いです。こんなカードを使ってみてはどうだろうかなどのコメントいただけると大変うれしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?