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12月29日絵日記の補足


実家の青森に帰省。新幹線に乗る前にお弁当屋さんに行った。そこのお弁当屋さんはレジで買いたいお弁当を店員さんに伝えて買うスタイル。レジが3つありその前にそれぞれ列が形成されていて、私は右側の列に並び待っていた。
少ししたら私の前に並んでた2人が実は仲間だったらしく列が大きく前に進みそうになった。すると、真ん中の列に並んでいたおばあさんが急にスライドしてきて私の前の人にピタッとくっついた。

私は新幹線の時間も余裕がなく急いでいたので牽制のために大きく咳払いをしてみたが、おばあさんには屁の河童。
仕方なく「すみません、並んでます!」と、人混みの雑音に負けじとハッキリした口調でおばあさんに話しかけたら、おばあさんは何も言わずに私の後ろに並んだ。
良かったぁ〜と思い胸を撫で下ろした瞬間、後ろから私にハッキリ聞こえる声量で

「私のほうが先に並んでたけどね」

と冷たく言った。
なんか、一言言ってやろうみたいな感じ。
おばあさんが私より先に真ん中の列に並んでたかは正直分からないが、それでも列を変えて横入りしてもいいんだっけ?と考えると同時に「仕方ないな!」と思い

「それでは先に並んでください!順番抜かししてすみませんでした!!」

とおばあさんに言った。
おばあさんは驚いたような、慣れてるような、なんか「いえいえ…」みたいなジェスチャーをしたので

「いやいや!!先に並んでたんですよね!?!?じゃあお先にどうぞ!!!他の列から横入りしてくるぐらい早く買いたいんですよね!?!?」

と更に食い下がってみたところ、おばあさんは「いえ…何を買うか迷ってるので大丈夫です」と言った。
じゃあなぜちょっと文句言ったんだ?と思いつつ

「そうなんですね!!それでは先に買わせていただきますね!!ありがとうございます」

と言い、お弁当を買った後もしっかり振り返って

「順番譲っていただきありがとうございました!」

と感謝を伝えたが、おばあさんは私の方をちらりとも見なかった。私の発言が太文字なのは実際これぐらいの語気で言ってた気がするので。

横入りされたとはいえ、結構威圧的に接しちゃったな…と後から罪悪感が湧いてきたので、新幹線で隣の席に居合わせたおばあさんのキャリーバッグを荷棚に乗せる手伝いをしたりしてプラマイ0にした。

楽しい連休が!!!始まる!!!!

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