"あなたの心を揺さぶりたい" 歌詞カード

M1.透明空間

煌めく ざわめき
ゆらめく 言霊

透き通る時間を
無重力のように

半透明のわたしは 通り過ぎる
匿名のあなたが 振り返る
仮想現実 バーチャル空間
それとは違う

うつろう 思わく
行き交う ベクトル

ざわめく声は
夜空に染み込んで

半透明のあなたが 現れる
ハンドルネームのわたしは 
呼びかける
仮想現実 サイバー空間
それとは違う

ぼやける
うつろう
さまよう
浮き出す 


M2.うそつき

可愛いい子だって思われたくて
いっぱいウソをついてきた
優しい子だって思われたくて
本当のキモチ隠してきた

これでよかったのかな?
本当によかったのかなぁ?       
あなたを想うたび自分に
問いかける

目覚めた朝の
ぬくもりにつつまれて
握った手と手を 離さないでねって
わたし うそつき

大切な子だって想われたくて
いっぱい背伸びしてきたよ

これでよかったのかな?
本当によかったのかなぁ?
見つめられるたびに自分に
問いかける

溶け合うような
肌ざわりうずもれて
抱きしめた腕を離さないでねって
わたし うそつき

いつの日か心の
鎧が朽ち果てて
裸の気持ちで抱き合えたらいいな
わたし うそつき


M3.らむね

揺れる影 淡い光
甘い匂い 透ける緑

魂が ゆらゆらと
漂うさま 眺めて

夏の影 寄り添って
汗ばむ腕が
触れる 触れる 触れる

長い時間 遠い記憶
つかの間に 溶ける意識

かげろうが ゆらゆらと
目の前を 歪めて

火照る肌 押し付けた
ラムネの泡が
消える 消える 消える

夏の風 焼けついた
うなじを撫でて
ぬける ぬける ぬける 




M4.ももいろ

風はまだ少しつめたいけど
日差しは明るくなったよね
そんな他愛のない会話さえも
交わせることがうれしい

今年は穏やかにこの季節
迎えることができてよかったな
悲しみにくれた去年のことが
少しだけ遠く感じられた

つぎの春もこの場所で
同じように桜の花見れるかな
あなたの袖つかむ指に
思わず力がこもって
握りしめた

淡く色づくももいろの花
せつなく染まるわたしの頬
同じ色だねってからかわれて
ふてくされたふりをした

自販機の前で立ち止まって
缶コーヒーを買ってくれた
温かい方と冷たいのと
決められなくて呆れられた

二人の未来この先は
どんな風に交わっていくのかな
あなたの視線追いかけても
ぼんやりもやがかかって見えなかった

甘く香るももいろの花
かたわら吹き抜ける春の風
いろんな匂いは混ざりあって
胸いっぱい吸い込んだ

淡く色づくももいろの花
せつなく染まるわたしの頬
いろんな想いが巡りながら
桜の空見上げてた



M5.アンインストール

あなたがここを出て行って
あしたでちょうど1週間
乾いた歯ブラシ見つけては
鼻歌まじり投げ捨てる

月曜日は100均で
資材工具買い揃え
火曜日からDIY
わたし好みの部屋になれ

甘い甘いお酒を飲んで
終わった事は上書きするの
過去になったデーターは
完全消去完了

あなたの顔を見なくなって
あしたでちょうど1週間
あなたが貼ったポスターを
笑顔うかべて引きちぎる

金曜日は100均で
新しい皿買い揃え
土曜日には大掃除
わたし好みのへやになる

甘い甘いケーキをたべて
終わった事をお祝いするの
過去になったデーターは
上書き保存完了

甘い甘いお酒を飲んで
終わった事は上書きするの
過去になったデーターは
完全消去完了
過去になったデーターは
上書き保存完了


M6.ねぇ、、

ねぇ あの時 
空を仰いで何を見ていたの
ねぇ あの時
どうして嘘をつかなかったの

二つの道を
行ったり来たり
何度繰り返しても
答えは出なかった

大粒の雨に わざと濡れながら
あなたを探してた
ずっと ずっと
ねぇ、わからないことが
多すぎたんだね
ねぇ 寒いよ

ねぇ あんなに
近くにいてもわからなかったの
ねぇ 分かれ道が
辿り着く先は同じだったのかなぁ

心の中に
しまったままで
色褪せてく写真
眺め続けた

大粒の雨が 降りしきる中で
あなたに叫んでた
抱いて 抱いて
ねぇ、いつになったら
忘れられるのかな
ねぇ 寒いよ

いつも何か いつも何か
探し続けて ずっと ずっと
いつの間にか 冷たい雨の中 


M7.カラフル

鏡の中のペルソナ
なんか今日は元気ない
誰かの言葉気にして
心の靄が晴れない

ペシミストな私は
いつも何か怯えてる
一度転んでしまうと
立ち直るのに手間取る

消えない傷跡があるけど
わたしのデザインだって
思ってもいいんじゃない?

モノクロの世界を塗り潰そう
いろんな色で彩っちゃおう
だってだってわたしいつだって
カラフルな自分でいたいから

誰の色にも染まらないよ
自分の色で彩っちゃおう
わたしはわたしを
愛していたいから

メソディカルな私は
いつも自分を許さない
心の中をのぞいて
黒い絵の具塗りつける

癒えないトラウマがあっても
シネマのヒロインだって
思ってもいいんじゃない?

モノクロの世界を塗り潰そう
いろんな色で彩っちゃおう
だってだってわたし本当は
カラフルな自分でいたいから

誰の色にも染まらないよ
自分の色で彩っちゃおう
いつも自分を
好きでいたいから

モノクロの世界を塗り潰そう
いろんな色で彩っちゃおう
カラフルな自分でいたいんだ!

誰の色にも染まらないよ
自分の色で彩っちゃおう
いつも自分を
好きでいたいから

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?