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ジャミル 窃盗 のサジェストについて

個人用。無断転載、スクショ禁止。

パソストで明かされた過去の行いが批難され、サジェストに乗るまで至った。主役イベでこんな不名誉な検索予測が出た理由は何故なのか、個人的にまとめたもの。


▼メロン無断持ち去り、後日支払い発言 
 ジャミル[ヤーサミーナシルク]パソスト2話。
 絹の街でも人気店が集まるザハブ市場で観光を楽しむ一行。
 その途中に出会ったアジーム家にも商品を納めている果物屋店主が、『立派になったな。店先のメロンをこっそりくすねてた悪タレが〜』とジャミルに向かって発言。ジャミルは慌てて『あの日は手持ちが無かっただけで代金は後日ちゃんと支払っただろ』と反論。
 店主は『ノートの切れっ端にメロン代を包んで黙って店先に置いていったよな、直接謝りに来りゃオレにどやされるって分かってたんだもんな?』と返す。
 『だから!余計なことをベラベラ喋らないでくれ!』と、昔話が気になる他のメンバーやその後詳しく話そうとする店主の話を遮り、ジャミルはその場から去ろうとする。
 店主は話を切り上げ、皆にパイナップルを振る舞う。そして、祭りを楽しんでくれ!と一行を送り出した。

前提
 →ジャミルがお金を支払わずに商品をくすね、後日こっそりと代金を支払ったことは事実としてあった様子。しかし、なぜ手持ちがない状態だったのかなどはエピソード内で語られない。
 そのため、窃盗の動機やそこに至る流れについては、現状良いようにも悪いようにも解釈できる状態である。ストーリーを読んだプレイヤーの意見が割れるのも仕方のないことだと思う。

5W1Hで状況を整理してみると、
 →When:ミドルスクールのころ
  Where:ラクダバザールで
  Who:ジャミルが
  What:メロンを
  Why:不明
  How:無断で持ち去った。後日ノートの切れ端にお金を包んで店先に置いていった。

  となります。なぜ?のところが語られないため、プレイヤーの中では以下のように意見が出ました。

肯定的意見
 →後から支払っているし、そもそもツケ払いの概念があるため、問題では無い。
 →店のおじさんがフレンドリーに対応しているため、ジャミルは許されている。そもそもヴィランの話なのだから正当性は必要では無い。
 →実写版のインスパイア元キャラの設定を持ってきただけ、過剰に反応することでは無い。
 →キャラが何やっても好きな人は好きなのだから、否定的意見をずっと言う方がどうかしている。
 →ラギーも手癖が悪い。ラギーはOK認識なのにジャミルだけを責めるのは間違っている。フェアリーガラでもスッてた。


否定的意見
 →後から支払いをしていようと窃盗である。ツケ払いの概念があったとして、店主に一言告げてから商品を持ち出すべきだ。
 →その後の関係で許してくれていたとして、ジャミルの後日支払っただろという発言が開き直りのようで印象が悪い。
 →インスパイア元でもスリなどは犯罪であり、それを行なった人物にかけられる言葉は『クズ、ドブネズミ』である。許されている行いでは無い。時代背景やキャラ設定が違うのに、インスパイア元から軽率にネタだけ持ってきていないか。
 →4章での『俺が何かしたら家族にも影響が〜』と言う発言に矛盾する。
 →ジャミルがアジーム家の従者であるということは絹の街でも知っている人が多いため、ジャミルやその家族のみでなく、アジーム家の評判も下げる行いである。
 →ラギーの行いも許されないものではあるが、物語の上で背景がきちんと説明されている。フェアリーガラでは元から学園にあったものを、学園長の依頼で取り返しているだけである。


個人的な感想
 →絹の街の世界観的には問題なかったという雰囲気でパソストは終わる。しかし、現代日本人であるプレイヤーの倫理観において、店先の商品をくすねる行為は、反発される表現だったと否めない。
 →また、ジャミル自身が店主が話すことを阻止する声かけを行なったり、その場を離れようとしたことから、バツの悪さ、罪悪感を覚えているように描写されている。ジャミルが昔やってはいけないことをした、というプレイヤー認識は間違っていない。
 →メロンが必要になった理由などは語られていないため、一度はお金を払わずに商品を持っていったという悪印象だけが残る。圧倒的にライターの説明不足。後から説明があるかもという意見があったが、パソスト内で完結させるべき。





※誰かの意見を変えようとかは思っていないので、これ自分に言われてる!傷ついた!とかすぐに思っちゃうタイプの人はこの先読まないでください。

愚痴込みの感想
 ジャミルの万引きの件、特にインスパイア元と絡めて、そこまで悪印象じゃない~って言ってる人、個人的に地雷。あれはちゃんと映画内で因果応報が成立してる。
 そもそも上にも書いたけど、インスパイア元であってもツイステとはキャラの立場も、時代背景も何もかも違う。インスパイア元の要素を取り入れるとしても、もうちょっと上手いことやれただろという感想しか湧かない。
 『ちょっと悪いくらいがいいんじゃない?』という倫理観でこのストーリーで通してしまったライターや運営の苦情を言ってます。

スリ、物盗りをした人の因果応報一覧
 アラジン→ジーニーの力でハリボテの王子様になるも、正体を暴かれてしまい、周りから失望され信頼を失う。その後、極寒の地に飛ばされてしまう。
 ジャスミン→飢えた子供に露天の商品を与えるが、料金を払う事を知らなかったため泥棒扱いされる。その後の過程で母親の形見である装身具を失くしかける。
 ジャファー→ジーニーの魔法を利用して国取り計画を行うが、周りの機転によりランプに半永久的に閉じ込められることに。


ジャミルの行いには情状酌量の余地があるのか
 →提示されたストーリー内のジャミルの行いを受け入れるかどうかはプレイヤー次第。
  個人的には下の不明部分をちゃんとパソスト内で説明及び完結させるべきだと思いました。不明なところが多すぎて、プレイヤーの意見が割れるのも仕方ない。本当に運営やライターの力不足。こんな中途半端に終わるような書き方じゃなく、丁寧にジャミルのカッコいいところを表現してくれませんか。
  

犯罪に関する情状
・故意であったか過失であったか
 →不明、手持ちがなかったとジャミルは言っているが無断で商品を持ち出しているのは事実
・単独か共犯か
 →不明
・犯罪を行った回数
 →不明、おそらく初犯
・武器等を使用したか
 →魔法などを使用したかも不明
・偶発的だったか計画性があったか
 →不明
・被害者に落ち度があるか
 →ない
・私利私欲のために行ったか
 →不明
・被害者が受けた被害はどの程度か
 →メロン一個分

一般的な情状
・被告人の年齢や性格
 →ミドルスクールのころ12〜15、面倒見のいい面倒くさがり
・被告人が反省しているかどうか
 →直接謝罪はしなかったとあるが、被害者とのその後の関係は良好な様子
・被害弁償や示談をしているかどうか
 →料金をノートの切れ端に包んで後日支払い
・被害者に処罰感情があるかどうか
 →悪いことをしたバツが悪いとは思っている様子
・更生や再犯可能性があるかどうか
 →盗みに関して更生している様子。が、4章では色々やってたし、5章では物騒な発言をしていた。

参考URL

https://keiji-pro.com/columns/198/

 


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